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ガンソルジャー マキノ
日時: 2016/03/28 23:09
名前: ワタル (ID: Pk4hF4gE)

ガンソルジャー マキノ

主題歌 ONE OK ROCK the beginning
ending Kis-My-Ft2 eternal mind

挿入歌 Acid Black Cherry ピストル
(事件発生時、戦闘、逃亡シーンなどに起用)

《目次》
第1話 刑事シュガーキヨ >>1 >>2

第2話 ブリッジワーカー >>5 >>6

第3話 ビヨンドホープ >>7 >>8

第4話 タイムポリス >>9 >>10

第5話 武装集団 >>11 >>12

第6話 『タイムリープして助けに来た俺らが捕まり……コッチの世界の俺らに助けて貰うってどいう事!?』前編 >>13 >>17

第7話 『タイムリープして助けに来た俺らが捕まり……コッチの世界の俺らに助けて貰うってどいう事!?』後編 >>18 >>19

第8話 ガンソルジャーマキノ登場 >>20 >>21



※〈小説挿絵〉イラスト投稿掲示板もご覧下さい。














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Re: ガンソルジャー マキノ ( No.7 )
日時: 2016/02/09 09:45
名前: ワタル (ID: VhCiudjX)

____タイムリープ……。

それは、時間を自由に移動する事………。

果たして?本当にそんな事が、起こりうるのか?

僕の名前は、竹倉カケル……。

………あの日……僕らは……決して踏み込んではいけない領域に触れてしまったのかも知れない……。



※OP曲流れまーす!
ONE OK ROCK で the beginning!



『……なんだアレ?……こっちへ来るぞ!逃げるぞ!カケル!』

『ちょ!松潤パイセン!写メ撮りましょうよ!』

『馬鹿!んな事してると!……物語の冒頭で宇宙人に殺害され!名前も覚えてもらえない登場人物扱いな末路を送る展開になるぞ!そして物語が佳境に入る頃にようやく回想シーンなんかで思い出されて「そういえば そんなヤツいたねぇーw」くらいしか視聴者に認識されない影の薄いキャラで幕を閉じる運命になるんだぞ!』

『ええ?wなんて?w早口で聞き取れなかったっすw』

『いいから走れ!w』

『待って!松潤パイセン!誰か降りてきたっす!見つかる!そこ隠れましょう!』

『おう!』

路地裏に隠れ身を潜めて様子を伺っていると、警官風の男達が3名降りてきた……何やら彼等はお互いを責め合い揉めているようだ。

「ミアタ!予定より遥かに時間を遡(さかのぼ)り過ぎたぞ!」だとか?

「ここは2019年6月9日のNEO TOKYO CITY ではないのか?ミアタ!?」とか?

「あれぇ……おっかしいなぁ……そんな怖い顔で責めないでよwフジガヤ君にタマモリ君……あはは……(汗)」などなど…。

それから彼らは通信を始めた……。

司令官風の男とやり取りをしている……。

フジガヤと呼ばれる男の腕時計?にホログラムが浮かび上がる。

そこには、偉そうにデスクに踏ん反り座り、地球儀を回しながら彼等に指示する司令官風の男が空間に投影され映し出される……。
その男は、彼らに"ヨコオ教官"と呼ばれている……。

ゴチャゴチャと滑舌が悪く、よく聞き取れないが、2班は時間差で到着するという……。

どうやら……1班である彼等は、到達日時を特定する為の、試験的な役目だったらしい。

さらに身を潜め、聞き耳を立てていると、「テロリストのリーダー マキノ・メイサ age:18 を確保セヨ!」と言うワードが耳に入り込んできた!


それから彼らはマシンに乗り込み、その場から移動した。
なにくわぬ顔で街の風景に溶け込み、何処かへ行ってしまった……。

唖然とする僕らだった……。

『……嘘だろ……牧野……』

『え?知ってるんすか?松潤パイセン!?』

『同級生の牧野明咲……色白美人……財閥令嬢だ!』

『ええ!……牧野……財閥?それって?マキノ public limited company (パブリック・リミテッド・カンパニー)の事ですか!?』

『そうだ……マキノPLC……俺の親父もそこに勤めている……』

『ちょっと待ってください!最近SNSで話題になってる武装テロリスト集団のリーダーって……もしかして!?牧野さん!?』

『そうさ!カケル!感がいいな!……ここ一年くらい学校にも来なくなったから不思議に思っていたんだが……牧野が失踪したって噂!本当だったんだ!?……メディアが 騒がない様に学校の校長教頭はおろか……教師全員とPTAを多額の金で口止めしてるんじゃないか?って……生徒達の間で噂も囁かれていた……』

『ままままままじっすか!!??』



一旦CMでーーーす。




Re: ガンソルジャー マキノ ( No.8 )
日時: 2016/02/09 19:44
名前: ワタル (ID: VhCiudjX)


__それから僕らは、これといった有力な情報も得られないまま、週末を迎える……。

あの日、起こった謎のマシンと彼らの話しは誰にも言うなと、松潤パイセンに念を押された……。

仮にヤバイ組織だとしたら秘密を知る者として、命を狙われかねないからだ…。
それに……誰が信じてくれようか……?

話すタイミングと時期はいずれ来る……ただ今はその時では無い……。

そして……

いつも通りの光景……そこは、血の繋がらない姉の経営するガールズバー。

[フリースタイル]だ。


僕らがまた姉貴の作る料理をカウンターで食べていると、8時ちょうどに奴が来るw

最近、馴れ馴れしくなってきたので、いない所では彼を奴と呼ぶ事にしたw。……刑事シュガーキヨの事だ……。


カランコロンカラン

『わかったぞ!!カケル君!……おや!?今日はオムライス……?』

『あげないっすよ!』

『……かな……?』

シュガーキヨが話し終わる前に、被せ気味に断るカケル。

シュガーキヨは、またしても松潤パイセンの方を見るが、既に完食していたw

『ちぇ……ウインちゃんビール(ボソッ)』

『ハイwキヨさんw』

シュポッ

コッコッコ…

ビールの栓を抜き、お洒落なグラスに注ぎ渡す……。

しかし、いつになくシリアスなシュガーキヨ、写真を落としていった男の話しを始めた。

ボトルキープの名前は"橋を渡る男"だった。

その男は、あれから店には来ていないらしい……。

※チビッ子読者の為にあえて説明しよう!ボトルキープとは……文字通り、ボトルに残った酒を次回来店する時までキープ出来るシステムの事だ。各自ネームを入れるのが一般的である。

『橋を渡る男……奴の名前はロイズ中岡……フリーの戦場ジャーナリストだ!』

『戦場ジャーナリストォ???』
『洗浄ジャーナリストォ???』

カケルとエレナ(姉貴)の声が重なる。

『洗浄ジャーナリストって何 洗うの?(ヒソヒソ)』

『何も洗わないと思う……姉貴それボケ?……戦う戦場ですけどwウォーズwウォーズw……WARだってばよw』

『あ?そw……ちょトイレ我慢してたからwつい発想がそっちにw』


『それでか…ところで……そのロイズ中岡はブラッディー・メアリーの集会所に入って行きましたよ……てっきり信者かと思ったぜw』

『ん?そうなのか?……えーとキミはカケル君の先輩のぉ……』

『あ…俺!松本潤です!一応 高校生探偵やってます!資格は持ってないので闇探偵ですけどねw』

『ほう?違法じゃないのか?……ジィーーーーー(ガン見)……逮捕しちゃうぞw』

『いやw勘弁して下さいよ!それにキモイっすw』

そんな感じで、

僕らは情報交換をしながら……

やんややんやと盛り上がり……

ピーチクパーチク……

時は流れて……

そして、シュガーキヨは小一時間ほど僕らに聞き込みをすると、パトロールに出かけた……。

すると入れ違いに客が1人来る……。

なんだか奇抜なスタイルだ。

何かのコスプレか?

胸にBEYOND HOPE (ビヨンド・ホープ)と書かれた制服を着ている。

落ち込んだ様にカウンターに座るなり、溜息をつく……。

姉貴も初顔合わせの様な接客態度だった…。

(でも待てよ……この顔?この未来感満載の制服……何処かで見たような……。)

と、その時!およそ同じ考えが浮かんでいた松潤パイセンが叫んだ!

『ミアタ!!!!』

『え??』秒速でコチラに振り向くミアタ!

カケルは慌てて松潤パイセンの口元を両手で塞いだ……つづく


※ED曲
Kis-My-Ft2でeternal mind流れまーすw


次回 【タイムポリス】

Re: ガンソルジャー マキノ ( No.9 )
日時: 2016/02/15 10:29
名前: ワタル (ID: WqtRIGcg)



ある日、
突如カケル達の前に現れた、謎の集団ビヨンド・ホープ。

果たして彼等は……どこから来たのか……?。

そして……あのペンギン野郎の正体は?

それに……秘密を握る男[ロイズ中岡]の狙いとは?


さらには……都市伝説の様な[邪教徒]の存在……。

加えて、武装集団リーダーの[牧野明咲]の目的は一体…何なのか!?

様々な謎が交錯していく!


※OP曲![the beginning]


____シュガーキヨと入れ替わりに入って来た男[ミアタ]。

僕らは、その怯え癖のついた表情で"愛想笑い"する顔に、見覚えがあった。


『ミアタ!』


『え!!?』


『!?わー!ちょちょちょ!ミアタ…ら無い……見当たらないなーー(汗)』


僕は、慌てて松潤パイセンを黙らせ、適当な言葉で誤魔化した……。


どうやら、ミアタは僕らがあの時、覗き見ていた事に気付いていないようだ。


この空気……とても長居は出来ない雰囲気だ。
ここはあえて何も知らない姉貴に任せて僕らは、店を逃げる様に出てきた。

後日、
姉貴から[すんごいネタばらし]を聞くことになろうとは、正直この時は知る由もなっかた……。


『おい!カケル!エレナさんを1人にして大丈夫なのか!?』


『え?大丈夫っすよwああ見えて姉貴[空手三段]で指導員の免許も取得してますからw』

『え?そうなの?』

『まあ……学生時代の話しですけどね……あ!この話し言うなって言われてたんだ(汗)』

『じゃw言うなよw』

『ははw……それに あのミアタとかいう人……悪い奴でも無さそうだし……』

『それもそうだ……w』


そんな感じで、

やんややんやと、

表通りに出ると……

ミアタ達が乗ってきたと思われる[マシン]が、大胆にも路駐されていた。

僕らが近ずくと、自動でドアが開く!

そこに乗組員の姿は無かった……。

僕らは周りを見渡した。


すると!

ちょうどその時、[フジガヤ]と[タマモリ]と思われる隊員風の男達が[タリーズ・カフェ]に入るのが見えた!

2人が完全に店内に入るのを確認した後に、マシンに乗り込む松潤パイセン!

『ちょ!松潤パイセン! 大胆不敵にも程があるっすよ!』

『カケル!お前も早く乗れ!』

『え?』

『早く!』

『てか!?松潤パイセン!?免許あるんすか!?』

『安心して下さい!仮免中ですよ!』

『あ?ハイ!……てかソレ?古wいたな昔wそういう芸人w』

でもって……「hey!!」バタン!

乗り込む僕ら……未来感満載の内装。

さながらコクピット。

内部は計器類だらけで、まるで宇宙船の様だった。

『……カケル君……コレ どうすんの?』

『……僕が知りたいっす………』

『そだな……コレなんだ?』

ポチ!

『ああー!!!!やたらに押したらヤバイっしよ!!!!!』

ピポパポパポ……
ビュン……ビュン…ビュン…ビュン!ビュン!ビュンビュンビュン!

『うううううううわあああああああああああああああああああああああ!!!』

『いいいいいいい!てか!何してくれてんすかぁああああああああああ!!!』


※BGM![ピストル]

一旦CMでーーーーす!

つづく!

Re: ガンソルジャー マキノ ( No.10 )
日時: 2016/02/16 08:27
名前: ワタル (ID: WqtRIGcg)

…………それは、船酔いなんてもんじゃない。

テーマパークの絶叫アトラクションとでも言うか?

この乗り物は、タイムマシンで……。
押したボタンはタイムリープの履歴の様で……。


少しばかり、時空を超えた旅に出ます。


編集された様な景色がグルグルと、断片的に車窓に現れる。


そこで僕らが目にしたのは……。


爆発跡地……陥没したオリンピック会場……。

僕らは、建設途中の首都高の上にいた……道は切断されている。

『『………えええええええええええ!!!???』』

驚愕していると、すぐに別の次元に移行するタイムマシン。

今度はビル街の上空に浮遊している……。

『……うう……頭いて……』

不思議な事に高層ビルのガラスに僕らの乗るマシンはうつらない……。

周りの背景と同化していた……。

『おい!カケル!……あれ!見ろ!』

『おえええええ』

気持ち悪くなっていた。

松潤パイセンが指さす方には、廃墟のようなビルの屋上に数人の人影が見えた。

縄で縛られ目隠しされている高校生風の2人と、取り囲む黒装束の集団……。

『……お……おい……あれって?俺とカケルか?』

『絶対そうっす!ありえないっすけど……』

黒装束のリーダーらしき者がコチラを見ている……。

『え?……見えてないよね?俺たち……』

『……だと思います……ガラスにも映って無いし……』

『……じゃあ……なんでアイツ コッチ見てるだよ?』

『……ほんとだ……後ろ?』

振り返ると……空を滑空するペンギン野郎の姿!

『ああ!!』

その時!またマシンは時空を旅する。

今度は真っ暗だ!

すると、音声だけが聞こえてきた!

ニュースのアナウンスの様だ……。

「……昨夜未明……死亡が確認されたのは シュガーキヨさん……」

途切れた……。


気がつくと人気の無い袋小路だ……。

『うう…気持ちわりい……』

『俺もっす!』

マシンを転がる様にして降りると、2人してすぐさまリバースw

お食事中の方はスミマセン……。

モザイクかけますw

マシンは何処かに消えてしまった。

すると……

ガチャン!

ガチャガチャ

物音に振り返ると、女性が1人走り去り、大通りに出て歩いていくのが見えた。

大きな黒いダストボックスに鍵が掛けてある……。

何だろう?

と、そこへ通りの方に誰か走って来た!

『……ハア!ハア!……くっそ!見失った!……』

下をを向いてしゃがみ込んだ。

『え!?松潤パイセン!?……』

向こうに1人……。

『…オロオロオロオロ……』

で、こっちにもw

『え!?2人!?』

僕はとっさの判断で、どういう理由か説明出来無いが、ヤバイ!隠れなきゃ!と思った……。

すると遅れてもう一人……。

やっぱり……僕だ!!

この後、自販機で缶ジュースを奢り……しばらくしてビヨンドホープが現れるはず……。

しかし……待てども暮らせど、そんなものは現れない。

僕らが隠れていると、2人は缶ジュースを飲みながら何処かへ行ってしまった!

『……マジかよ……これって?本当にタイムリープか!?』

『……そうですよ!松潤パイセン!……でも2人を止めないと!きっと僕ら妙な事件に巻き込まれて行きますよ!』

『……深入りしすぎて御陀仏って事か……でも?どうやって助ける!?』

『……2人で行ったら おかしな事になりますよね?……ここは僕がコッチの世界の松潤パイセンと接触して……松潤パイセンが僕を説得して下さい!邪教徒に近づくなって!』

『よよよよよし!よし!わかった!……それで行こう!俺がお前をお前が俺を!だな!』

ひとまず松潤パイセンのお婆ちゃんの家を拠点にして、翌日、行動に移る事にした……。

僕は、走り去った女性と、鍵の掛かった黒いダスト・ボックスの事が妙に気に掛かかり夜も眠れなかった……。

つづく

※ED曲 Kis-My-Ft2 eternal mind!!


次回 【武装集団】



Re: ガンソルジャー マキノ ( No.11 )
日時: 2016/02/23 10:24
名前: ワタル (ID: WqtRIGcg)


気がつくと僕は、フラフラと夜道を歩いていた。

あのペンギン野郎を見失った袋小路だ。

そこには僕1人。

他には誰もいない。

黒いダストボックス……。

僕は辺りを見渡すと、地面に転がった大きな[バール]を見つけた。
※バール:建設道具(大小様々)主に解体作業に用いる。

その黒い鉄のダストボックスをこじ開けると……
中にあのペンギン野郎が折り畳まれて入っていた!

『うそ!死体!?』

僕は慌てて引きづりだすと、それは着ぐるみ?の様なスーツ?

『何これ?ユルキャラ?』

ダン!

背中を何者かに撃たれた!

※OP曲流れまーす。








『うわ!……って…変な夢みたーーー(汗)』

夢だった……。
すると、ほのかに、味噌汁のいい匂いがしてきた。

と同時に松潤パイセンが、隣の部屋から呼びに来た……。

『よう!カケル!起きてたか?』

歯磨きしながら現れた。
寝起きに歯磨きするらしい……。

『あ……おはようございます』

眠い目を擦りながら階段を降りると、テレビのニュースを見ていたお婆ちゃんが手を合わせて拝んでいた。

『あーナンマンダブ ナンマンダブ……恐ろしやー』

聞けば、全国各地に怪文書が届いたらしい。ソレは、爆破予告だった!

全て同月同時刻。

でも、僕はピンときた……。

第六感とも言うべきか?

メディアや群衆をこの爆破予告に注目させておいて、裏で何かを起こそうとしている輩がいるに違いないと……。

実際、
連続して起こった大型バス事故の背景では、事故に巻き込まれたIQ160の少女がその後、行方不明、遺体は発見されていない。
どこかの組織に誘拐されたのか?
不思議とその事実は公けの場所では、公表されていない……。

この話は、姉貴が刑事シュガーキヨ(47歳)さんから聞いた極秘情報だ。
シュガーキヨさんは、姉貴にゾッコンで何でも話してるらしい……。
童貞喪失の年齢が34歳だったとか……w
そんな要らない情報までも事細かに説明するキヨさんw
姉貴も姉貴で面白がって、根掘り葉掘り聞いたらしい。

僕は姉貴に誰にも言うなと、念を押されてるから、この話はまだ誰にも話していない。松潤パイセンも知らない事だ……。

歯を磨き終わるとソッコーで飯を食う松潤パイセン。

『いただきまーす!ガツガツムシャムシャ……ズズズーーー……なんか物騒な事件ばかりだな……モグモグ婆ちゃん飯お代わり!』

『はやw……いただきます!ズズズ……うま!この味噌汁旨いっすねェ!』

やんややんやと雑談しながら、たまにお婆ちゃんに行儀が悪いと怒られながらも朝飯を食べ終わると学校へ行く。

というより学校へ行くフリをした。

そして僕らは、黒いダストボックスの中身を確かめる為に、あの袋小路に向かった……。

すれ違うチャリンコ。(自転車)

行き交うチャリンコ。

またチャリンコ。

たまにバイク便。

『なんだか今日はメッセンジャーが多いなぁ?』

『え?そうっすか?……』

言われてみれば……いつもの3倍〜4倍はいる。

ソレは何処か機械的で不気味な光景だった……。

つづく

一旦CMでーすw







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