コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ガンソルジャー マキノ
日時: 2016/03/28 23:09
名前: ワタル (ID: Pk4hF4gE)

ガンソルジャー マキノ

主題歌 ONE OK ROCK the beginning
ending Kis-My-Ft2 eternal mind

挿入歌 Acid Black Cherry ピストル
(事件発生時、戦闘、逃亡シーンなどに起用)

《目次》
第1話 刑事シュガーキヨ >>1 >>2

第2話 ブリッジワーカー >>5 >>6

第3話 ビヨンドホープ >>7 >>8

第4話 タイムポリス >>9 >>10

第5話 武装集団 >>11 >>12

第6話 『タイムリープして助けに来た俺らが捕まり……コッチの世界の俺らに助けて貰うってどいう事!?』前編 >>13 >>17

第7話 『タイムリープして助けに来た俺らが捕まり……コッチの世界の俺らに助けて貰うってどいう事!?』後編 >>18 >>19

第8話 ガンソルジャーマキノ登場 >>20 >>21



※〈小説挿絵〉イラスト投稿掲示板もご覧下さい。














Page:1 2 3 4 5



Re: ガンソルジャー マキノ ( No.2 )
日時: 2016/01/24 23:05
名前: ワタル (ID: HLTL9ZJI)

えーと引き続きBGMはピストルでーすw

でもって本編開始w


謎のペンギン野郎に不意打ちをくらい悶絶する、シュガーキヨ!

『ぐは!……アバラが!2,3本折れたみたいだ!?くうう……イテテ……奴だ!謎のペンギン野郎だ!追うんだ!カケル君!』

『え!?おれが!?……やれやれ……走るの苦手だなぁー……よいしょっと……待てコラァー!!てかアイツちっちゃw』

逃げるペンギン野郎は推定143㎝程だ。

『ちょっとカケル!大丈夫なのぉ!てかキヨさん早く追ってよ!』

『オッケー!ウインちゃん!イテテ……君がそう言うのなら僕は這いつくばってでも行く!』

シュガーキヨは立ち上がり、札を1枚カウンターに置くと走っていく。

『ちょ!キヨさん!』

『釣りはいらねーぜ!』

『てか!千円ぢゃん!!全然足りねーよ!』

廊下に出ると直ぐにエレベーターがある。
既に誰かが乗り移動中だ!
階数を示すメーターは屋上で止まる。

『屋上か!』

すぐ脇にある階段を駆け上がる若い足音が聞こえる。
覗き込むと上に登るカケルの姿。

『カケル君!私は非常口を抑える!挟み撃ちにするぞ!』

((了解っす!))

叫ぶシュガーキヨ!それに答えるカケル!声は遠い。

振り向き誰かとぶつかりそうになるシュガーキヨ。

『ちょっとキヨさん!』

ジュエルだ!追いかけてきたのだ!

『おっと!お喋りは後回しだ!ウインちゃん!エレベーターを見張ってくれ!』

『ちょっとぉ!もー!』

拳銃を抜き走るシュガーキヨ!

その様子は、まるで"あ◯ない刑事"のユージ(柴田◯兵)だ。
無駄な動きが多いw走る途中でジャンプしたりw

『関係ないね!wake up!』
ノリノリのシュガーキヨ……酔っているのか……?
モノマネしているようだが、元ネタを知らないジュエルは反応が薄い、無関心だ。

非常口の前に立つとジュエルに振り向きウインクした。

一応お客様なので笑顔で見送るジュエル。
しかし笑顔がひきつるw



シュガーキヨは扉を開け外に出る、どこかの厨房から出る生暖かい風と、食欲をそそる匂い、街のネオンがその目に飛び込んでくる。
そして、螺旋状の非常階段を屋上に向かい駆け上がる!

その時、凶悪犯と対峙する素人高校生の最悪な展開を想像した映像が思い浮かぶ!
シュガーキヨに一抹の不安がよぎる!

『カケル君!!まさかな……ハアハア!間に合ってくれーい!!あれだけ顔を隠している所を見ると……ハァハァ……かなりの凶悪犯に違いない!!』

カンカンカンカン!
シュガーキヨの革靴の音が鳴り響く!

時折、鉄の手摺と手に持つ拳銃が擦れる金属音。

チィィィン!

カンカンカンカン!

『ハアハア』

屋上に辿り着いた!
拳銃を構えカケルを探すシュガーキヨ!

『カケル君!無事かぁーーー!?』

その時、揉み合う二人の姿が!!

怪しいペンギン野郎を抑え付けるカケル!
しかし、急に手を離した!

逃げるペンギン野郎!

追うシュガーキヨ!

『ああー!もうー!なんで?離すかなぁーーッ!』

そのペンギン野郎は、手摺を乗り越え屋上から跳んだ!

『待て!早まるな!!』


落ちる容疑者!!

『バカヤローーー!』

追いかけ手摺に乗りかかり身を乗り出すシュガーキヨ!

次の瞬間!

バサッ!

背中に担いだバックパックが開き、折りたたまれ収納されていた大きな翼が羽根を広げる!!

『ええーー!?なんだアイツは!?飛べるのか!?』

やがて姿を消す。

シュガーキヨには、瞬間移動でもしたように見えた……。

『消えた!?』

『消えてなんかいない……アソコ……よく見て』

呆然と、まるで魂が抜けたように腑抜けた感じのカケルが呟く。

『カケル君!?』

シュガーキヨがカケルに言われ目を凝らすと、確かにまだ何かが羽ばたき移動している!

周りの景色と同化しながら!

まるでカメレオンのように風景に溶け込む!!

『まぢか!?……プレデターかよ……』

呆然と立ちすくむシュガーキヨ……映画プレデターを思い出す……。

※プレデター(地球外生物)戦闘力は非常に高い。姿を背景と同化する能力を持つ。注意:謎のペンギン野郎はプレデターではありません。

すると、

背後から誰かが近づいてきた。

『カケル……無事で良かった』

ぎゅぅ

『……姉貴』

無事を喜び、背中からカケルを抱きしめるジュエル……つづく

次回 【ブリッジワーカー】

※ending流れまーすw
Kis-My-Ft2 eternal mind!


Re: ガンソルジャー マキノ ( No.3 )
日時: 2016/01/25 12:24
名前: 名無(なむ) (ID: 3w9Tjbf7)

あまり見たことが無い
斬新な作品ですね

単純なバトルものとは
違うみたいですが

Re: ガンソルジャー マキノ ( No.4 )
日時: 2016/01/25 12:56
名前: ワタル (ID: WVWOtXoZ)

名無(なむ)さんコメントありがとうございます!

亀更新気味の、きまぐれ更新なので宜しくです。

あ、斬新ですか?嬉しいですねー!

でわ、次回もお楽しみにw

Re: ガンソルジャー マキノ ( No.5 )
日時: 2016/02/24 20:37
名前: ワタル (ID: WqtRIGcg)

世の中には……
僕らが目で見たり、聞いたこと以外にもまだ……

何処にも公表されていない出来事があったりする……。

あの不思議な事件から一週間が過ぎ……。

謎のペンギン野郎は……僕らの前から姿を眩ませた……。

※ここで主題歌w
ONE OK ROCK で the beginning!



____僕の名前は竹倉カケル……今日もまた……

姉貴の経営するガールズバー[フリースタイル]にいた……。

先週末とは違い店には僕以外にもう一人、2個学年上の先輩。

松本潤が来ていた。(通称:松潤パイセン)

先輩は超常現象に詳しく、この間起こった不可解な出来事にも真剣に付き合ってくれた……。

因みにこの人、僕の姉貴にゾッコンw
寝ても覚めても姉貴LOVEだw

『お姉さん!いやエレナさん!今日も一段とお美しい!ジュレーーーム!』

先輩は早速プレゼント攻撃だw

『ウフフw……何これ?シャンプー?ありがとぉw』

すると、お決まりの時間に彼が来た。

8時ちょうどに現れる刑事シュガーキヨ。

カランコロンカラン

『腑に落ちない!どーにも腑に落ちないぞーー!ウインちゃんビール……やあカケル君!旨そうなパスタだなあ……ジュル』

『あげないっすよ』

一つ席を移動するカケル。壁際に座る。

すると、キヨさんはさっきまで僕の座っていた場所に座り、今度は松潤パイセンのパスタを物欲しそうに覗き見る。

『じぃーーーーーー』ガン見w

『あ?よかったらどうぞw』

『ホント?いや 悪いねぇ〜〜……モグモグガツガツ……ウんメェっw』(美味いw)

『松潤パイセンいいんすか?あげちゃって?』

『だって カケルお前 こんな至近距離で物欲しそうに指咥えてしかも あんな濃い顔のオッサンに見つめられたら w怖くてwやるしかないだろ?w』

『たしかにw』

『モグモグ……ウインちゃん……モグモグ……カケル君の友達に何か一杯やってくれ!……モグモグ』

『だから高校生だっつーのw……代わりに私が一杯頂きまーすwキヨさんゴチw』

カンパーイw

『この光景前も見た様なw……毎週末デジャブ……』

それから僕らは小1時間程、謎のペンギン野郎について討論していた……。

あーでもない

こーでもないと

やんややんや

ピーチクパーチク

ペンギンペンギンと……。

ガガガ

椅子の引きずる音。

『ご馳走様でした……』

カウンターの隅っこで静かに飲んでいた男が、会計を済ませ、時間を気にして出て行く。

『わっ 僕ら以外にもお客いたんだw』

キヨさんのキャラが濃すぎて、僕らはカウンターの隅っこの男に気づかなかった。

『ありがとぉ!橋を渡る男さんw明日もお願いねw』

姉貴に見送られ、照れた顔で去っていく。

店の常連客らしい。

カランコロンカラン

それから数分後。

『ちょっとトイレ……ん?なんか落ちてる……写真……』

さっきの男が落として行ったのだろうか?

『これっ!!??』

『どーした!?カケル君!大きな声出して!?』

ビールグラスを持ち飲みながら、写真を奪い驚愕するシュガーキヨ!!

『ブーーーーッ!!』吐き出す霧状のビールw

『わっとw』

『ちょ!キヨさん!(怒)』

『ゴホッ!ゴホッ!』

胸を叩き、指差すジェスチャーw

その写真には空飛ぶペンギン野郎がバッチリ捉えられていた!!

『これって!カケルの話してた!……エレナさん!さっきの人が落として行ったんじゃないですか!?』

興奮気味の松潤パイセン!

『姉貴!あの人は!?』

僕も気になり詰め寄る!

『ちょちょ!待って!私もお客さんってだけでよく知らないしw……松潤君……顔近いw……あ?そうそう……ブリッジワーカーとかいう会社の社員って言ってた様な?』

『ブリッジワーカー!?……ゴハッゴホッ……あの24時間体制 三勤交代の派遣型!建設会社か!?……ゴホッ!』

『キヨさん大丈夫?そう言えば?先週蹴られて骨折したんじゃないの?』

駆け寄り手を添える姉貴。
その手を握るキヨさん。

『ああ…ウインちゃん……お気遣いありがとう……でも大丈夫さ……診断の結果ただの打身だった打撲までも至らない……へへw』

『え?なんだ……』

スッ(だったら触んなや……)

そそくさ手を引くエレナw

『あれ?カケル君達は!?』

『とっくに追いかけて行ったわよw』

『誰を!?』

『だからwブリッジワーカーの!』

『いつ!?』

『今!さっき!w』

『ぬぅわぁーにぃいいい!?やっちまったなぁ!……カケル君!早まるな!』

ダッシュ!

※ここでBGM流れまーすw
Acid Black Cherry で ピストル。

『ちょっ!キヨさん!!』

『おっと!釣りはいらねーぜ!』

パン!

カウンターに札を置き走り去るシュガーキヨ!

『……だから足りないっつーの……千円ぢゃん……』

走るシュガーキヨ。

『ハァハァ!ところでアイツら!?どっち行ったぁああ!???』

一旦CMでーすw……つづく

Re: ガンソルジャー マキノ ( No.6 )
日時: 2016/02/04 09:34
名前: ワタル (ID: VhCiudjX)

※引き続きBGMはピストルでーす。


シュガーキヨは、必死に繁華街を探し回るもカケル達を見失っていた。

『きゃぁーーー!』

女性の悲鳴だ!!

事件が起こる!

シュガーキヨは、引ったくり犯と遭遇した!

すれ違い様に確保!

急な展開とはいえ、見事な逮捕劇だ!

だが、今はそれどころじゃない。

パトロール中の警官に任せると、シュガーキヨは感を頼りに街を駆けずり回る……。


カケル達はというと、まだ完成途中の橋の工事現場に来ていた。

そこで、写真を落とした男を見つけた。

隠れて様子を伺う松潤パイセン……。

少し遅れてカケルも登場。

『ゼェハァ……松潤パイセン……やっと追いついた……走るのダメっすてば……』

『遅かったな?カケル!……いたぞ……』

『ハァハァ……え?でも何者っすかね?まさかペンギン野郎の仲間とか?』

『さぁな……でも見てみろ……面白い事が起こりそうだ……』

『え?……あれは!?』

見た目はまるで霊柩車。

邪教徒ブラッディーメアリーの教祖様のお出ましだ。

噂には聞いたことがある。

初めて目にした。

なんでも未来が見えると言うその教祖の名は、預言者レッドアイ……。

『そう言えば 昔 俺の同級生の家族が失踪した事があって……噂に寄ると あの邪教徒の信者になったって聞いたけど……』

『マヂっすか!?……でもその話し……昔 姉貴も言ってた様な……』

連中は、橋に隣接する、既に廃墟と思われていたビルの中に、入っていく。

姉貴に"橋を渡る男"と呼ばれる男もそこへ入って行った……。

『行くか?カケル!』

『ももももち!っす!』(もち。勿論の意味)

と、その時!上空を何かが飛んだ!

黒い大きな翼の影!

ゾクッ!

『まさか!?』

『カケル!あれを見ろ!』


上空を指差す松潤パイセン!

僕はそれが何なのか、見る前から解った気がした……。

そう!

謎のペンギン野郎が再び、その姿を晒し出した!!

そして消えた!

『消えた?いや見える!!アソコだ!追うぞカケル!』

『え?橋を渡る男さんの行方は!?』

『そんなの後だ!』

僕らは見失わない様に必死で追いかけた。

未知なる生命体か?

はたまた軍事機密か?

とにかく好奇心だけが行動を駆り立てた。


……。


……。


だが……結局、見失う。

追い詰めたと思った場所は袋小路で行き止まりだった……。

『あれーーー?おかしいな?確かにこっちに曲がるのが見えたんだけどなーー……』

『ゼェ……ゼェ…ハァハァ……松潤パイセン…オレもう無理っす……』

ヘナヘナ……ペタン。

座り込むカケル。

『ああーチックショーー……カケル?大丈夫か?』

『ハァハァ…松潤パイセンなんか飲みますか?喉渇いて……たまには奢りますよ……』

タッチパネルの自動販売機だ。

『サンキューwカケル!いいのか?おいおい?今月の小遣い大丈夫か?』

松潤パイセンは嬉しそうだw

ピッ!ガコン!

プシュ!

『ええwどうぞどうぞ w次回ラーメン奢って下さいw』

『ん!…ゲホッ!でたよw結局それかw』

ピッ!ガコン!

プシュ!

『ゴクゴク……プハーーwやっぱアンバサっすねぇw』

『俺 マウンテンデューw』

『なんすか!?ソレ?てか ここの自販機レアなの多くないっすか?』

タッチパネルをスライドするカケル。

『……あ……ホットミルク……』

その時、突然!空がヒビ割れ、イナズマを帯びたマシンが降りてきた!

ビビビ!

バチッ!バチッ!

『嘘だろ!なんだよ!まさか!UFO!?』

『松潤パイセン!何か来る!』

一台のマシンが、空から現れると、3人の隊員風の人影が降りてきた。

何やら名前を呼び合い状況確認をする彼等……。

聞き取れたのは……フジガヤ、タマモリ、そしてミアタ……。

彼らの名前らしい……。


それが未来から来た、タイムポリスだという事を、僕らはまだ知る由も無かった……。つづく


※エンディング流れまーすw
Kis-My-Ft2 で eternal mind!

次回 【ビヨンドホープ】




Page:1 2 3 4 5



この掲示板は過去ログ化されています。