コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 外の世界?なにそれおいしいの?状態の引きこもりが恋をした
- 日時: 2016/04/14 17:43
- 名前: ようかん (ID: EyrVLEam)
皆様こんにちは
ようかんですm(__)m
小説を書くのはこれで4回目です^_^;
(しかし、まだまだですね…)
1回目は完結しましたが2回目の方と同時に更新してますのでかなり更新遅くなると思います。すみません…
そして、この物語の主な内容は
ある1人の引きこもり女子がヤンキー男子に恋をするというお話です( ´ ▽ ` )ノ
私の突然の思いつきで書こうと思ったものなので、あまり詳しい内容は決まっていませんが、なんとか完結させようと思いますのでどうぞよろしくお願いしますm(__)m
そして、誤字脱字等ございましたらご指摘、または温かい目で見逃してくださいましたらありがたいです^ ^
これからよろしくお願いします!(o^^o)
- Re: 外の世界?なにそれおいしいの?状態の引きこもりが恋をした ( No.7 )
- 日時: 2016/02/18 09:52
- 名前: ようかん (ID: 4pC6k30f)
次の日の朝、目を覚ますと電話が鳴っていた。
急いで由来が出ると、その相手は龍夜だった。すると、
「もしもし?今日どっか行かね?」
と、突然出掛けることに誘われた。
しかし、由来はとっさに
「うん…」
と答えてしまった。
しまったと思いながら、今更無理とも言えず1時に由来の家に来ると言って電話は切れてしまった。
(待てよ…今何時だ…)
由来が恐る恐る確認すると、時計はもう12時を回っていた。
(ヤバイ!急がなければ!)
そう思い急いで支度をすると、なんとか間に合った。
すると、すぐさま携帯がなった。
「もしもし?今お前の家の前。早く出てこい。」
その言葉で、由来が飛び出してみるとバイクにもたれかかって待っている龍夜の姿があった。
バイクはピカピカ光っていて、由来のような引きこもりには太陽も全て眩しかった。
「やっと来た。早く乗れ。」
由来は言われるがままにバイクに乗った。
すると、
「しっかりつかまっとけよ。」
と龍夜が言った。由来はその言葉に少しドキドキした。
- Re: 外の世界?なにそれおいしいの?状態の引きこもりが恋をした ( No.8 )
- 日時: 2016/02/18 18:34
- 名前: ようかん (ID: JjNmRcbN)
(つ、捕まる?…どうやって?)
そんな事を考えていると、
「あ?何してんだ。振り落とされんぞ。」
と、怒られてしまった。
「えっ…う、うん」
由来は腰に捕まった。すると、
「あっッッッwwこしょばいwwや、やめろw」
笑いながらそう言う龍夜を見て、由来は急いで手を離すと、思わず
(こんなところもあるんだ…)
と、感心してしまった。
「おい。何見てんだよ。」
恥ずかしそうに言う龍夜の顔をみると、真っ赤だった。
「ご、ごめん!ちゃんと捕まる。」
そうして由来が謝ると、龍夜はバイクを走らせた。
(風が気持ちいなぁ…)
由来はなんだか懐かしいような風に吹かれながら龍夜の温かい背中にぎゅっと捕まり直した。
- Re: 外の世界?なにそれおいしいの?状態の引きこもりが恋をした ( No.9 )
- 日時: 2016/02/18 19:17
- 名前: ようかん (ID: JjNmRcbN)
「なぁ。バイク、怖いの?」
突然龍夜が質問した。
「えっ…そんな事は…」
「さっきから、腹苦しんだけど。」
由来が強く捕まりすぎていたため、彼のジャケットにシワが入っていた。
そこで由来が直ぐに謝ろうとすると
「ほんと。もっと笑えよ。せっかく連れてきてやってんのに。意味ねーじゃん。」
怒られた。
(そういえば、まだこの人の前で笑った事なかった。)
そう思い、由来はコクっと小さく頷いた。
- Re: 外の世界?なにそれおいしいの?状態の引きこもりが恋をした ( No.10 )
- 日時: 2016/02/20 19:11
- 名前: ようかん (ID: JjNmRcbN)
「着いたぞ」
懐かしい風がやんだ。
「わぁ…綺麗…」
海の水平線に浮かぶ美しすぎる夕日に由来は言葉が出なかった。
「ここ、俺の1番好きな場所。」
そういうと、今までずっとキリッとしていた龍夜の目が少し緩んだ。
「そうなんだ…ふふ…」
「やっと笑ったな。」
由来はその言葉にドキッとして、思わず顔をそらしてしまった。
「さっきからなんでドキドキするんだろ。」
由来は、不意にこんなことを自分に問い詰めた。
(もしかして…恋…)
- Re: 外の世界?なにそれおいしいの?状態の引きこもりが恋をした ( No.11 )
- 日時: 2016/02/20 19:35
- 名前: ようかん (ID: JjNmRcbN)
(いやいや、私に限ってそんな事…)
嘘だ。私はこの瞬間、初恋をした。
龍夜のいう事をする事全てにドキドキした。
「……おい!」
「……えっ!」
(いけない…ボーッとしてた。)
「なんだ…具合悪いのか?」
龍夜がそっと私の額に手を当てた。
(えっ…ちょっと…)
由来の顔は真っ赤になってしまった。
「熱でもあるんじゃないのか?なんか熱いぞ?」
そう言われ否定したかったが、恥ずかしいからなどと言えるはずもなく、そのまま帰ってしまった。
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