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愛するもの
日時: 2016/03/11 23:00
名前: 侑磨 (ID: j24nS2D/)

私はあの時なんで逃げてしまったんだろう・・・。

後悔なんてしてる暇があったら国を救わなきゃ・・。

必ず、必ず助けてみせるから・・・。

だから、もう少しだけ待っててね?

設定
朱松沙緒(高2)
本名 サオ・ユリュイシ・サファリネス
・少々、天然な所もあるがお姉さん的存在。
・死者を生き返らせる・氷の能力を持っている。
・女神の国からやって来た。
・高杉・依藤・松高と共に国を取り戻そうとする。
・女神族の時期王女
高杉一織(高2)
本名 イオリ・シュノゼ・グフォネス
・クール系男子で首にヘッドフォンをかけている。
・風・炎の能力を持っている。
・沙緒の側近
依藤瀧(高1)
・ナイフ術がとてもうまい。
・沙緒の親友
・人間界の子ども
・国を取り戻そうとしている
松高優樹(高1)
・人間界の子供
・一織の大切な親友
・拳銃がうまい
・国を取り戻そうとしている。

お客様
こん もーこ

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Re: 愛するもの ( No.1 )
日時: 2016/03/11 15:30
名前: 侑磨 (ID: j24nS2D/)

****
第1話 人間界
—お嬢様!お逃げください!——に行きなさい!—
—サオ!早く逃げよう!誰もいないところへ—
そう言えば、あの事件から人間界へ来て3年という月日が経ってる。
国を捨てて3年か・・・。早く取り戻さなきゃ!
ガンッ
「ったぁ〜・・・一織、こんなところに木箱なんて置いとかないでよ!」
「あぁ。悪いな。それに、木箱ではないぞ?」
この男は、私の側近で幼馴染でもある高杉一織。ま、偽装だけどね。私たちは、国を乗っ取られて、取り戻すために人間界の2人と私たち2人で修行をしている。
「じゃあ、これは一体なんなの?」
「本だ。沙緒があまりにも点数が良くならないからな。勉強だ」
「出来てるわよ!ただ、早くしないと国が滅んでしまうかもしれないって考えると・・」
嘘を言っているわけでもない。ただ単に、早くお母様とお父様に早く会いたいだけでもある。

Re: 愛するもの ( No.2 )
日時: 2016/03/11 15:43
名前: 侑磨 (ID: j24nS2D/)

「大丈夫だよ。王と女王は捕まっててても生きているということは分かってるんだ」
「それは分かってるのに・・・。どうしてか、怖くて仕方がないのよ!寝てしまえばあの時のことが蘇ってくる・・」
私は、ベットに寝転んだままオデコの上に自分の腕を置いた。どうしてもどうしても、あの時のことが頭から離れることはなかった。すると、一織が、ベットの脇に座り込んだ。
「沙緒はさ?時期王女なんだぞ?・・・それに、お前には人々の命を守れる力があることを忘れちゃいけない」
「私に、人々を守る力?」
そうだよ。私には、みんなを守れる力がある。お母様から教えてもらったあの力があるから。でも、その為には、もっと力をつけなきゃ。私は、必ずや一織や瀧や優樹を守れるように頑張るんだ。
「と言うより、よくこんな時間まで寝てられるな・・・」
「・・嘘っ!?もう12時だったんだ。まだ暗かったから5時くらいかと思ってた」
私は、ベットから降りるとブラッシングをしていた。すると、私の髪の色はどんどん変わっていく。

Re: 愛するもの ( No.3 )
日時: 2016/03/11 15:58
名前: 侑磨 (ID: j24nS2D/)

****
第2話 髪の色
私の髪の色は、元々はサフランイエローという色だった。私はお母様に昔からそっくりだと言われていた。
「沙緒。どうして、色なんて変えなくちゃいけないんだ?このまんまの方が俺的には好きだけどな・・」
「私は・・・どっちでもいいけど。学校があるでしょう?」
本音では言わないけど、本当はこの色なんて嫌いだった。だって、私は人間のような綺麗な黒や黒のかかった茶色って言うのが好きだったから。だから、瀧や優樹には憧れてる。
「女王が、こんな髪の色を見たら悲しむだろうな。愛娘がこんな髪色して帰ってきたら」
「別にいいでしょう?・・・だって、こっちのほうが私の髪の毛に合ってるんだもの!」
「「ただいま〜」」
すると、瀧と優樹が帰ってきた。2人の手には大きな買い物袋があった。一織を見るとVサインをして私を見ていた。
「沙緒ちゃん。髪の色変えちゃったんだ・・・。私、沙緒ちゃんの髪の色みてみたかった」
瀧は、買い物袋を机に置きながら私を見ながらうるうるした瞳で見つめてきた。でも、ごめんね?今は見せることはできないの

Re: 愛するもの ( No.4 )
日時: 2016/03/11 16:11
名前: 侑磨 (ID: j24nS2D/)

「瀧、優樹!買い物有難うな」
「大丈夫だよ。僕たちに出来る事があったらなんでも言ってもらって構わないから」
優樹はいつもそう言ってくれるけど、心の中でも本当は怖かったんだと私的には思ってた。戦うということは自分の命を落とすかもしれないのに私たちについてきてくれた。
「皆!・・私ね?瀧と優樹と一織を守れるように頑張るから!・・・絶対に死なせる様なことにはさせないから!」
「うん!!だったら、私も沙緒ちゃんと共に戦っていけるようにもっとナイフ術を磨くよ!」
瀧も一織も優樹も頑張れって励ましてくれた。皆が私を信じてくれるなら私もみんなを絶対に信じるから。
「おーい。昼食の準備が出来たから食べていいぞ」
「さっすが!・・・いおりんのご飯って世界一美味しいよね」
「確かにね〜一織のご飯は美味しいよね」
私も、キッチンへ行き椅子に座って一織の作ってくれた暖かいご飯を食べると頬がとろけそうになった。


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