コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 「好き」まであと1cm
- 日時: 2016/03/21 09:11
- 名前: もりりん (ID: ECK/13Kg)
昔小説カキコをやっていて久しぶりにやりたくなってまた始めようかなと思います。
恋愛小説は初めてですが頑張ります(^-^)
コメントなど気軽にしてくれると嬉しいです…( ; ; )
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- Re: 「好き」まであと1cm ( No.1 )
- 日時: 2016/03/21 09:14
- 名前: もりりん (ID: ECK/13Kg)
プロローグ
好き
とはなんだろう
難しく考えれば考えるほど前には進めなくて
でも私は考えずに前に進めるほど不器用ではない
だからごめんなさい。
あなたを好きになるのにあと少し時間がかかりそうです。
- Re: 「好き」まであと1cm ( No.2 )
- 日時: 2016/03/21 11:05
- 名前: もりりん (ID: ECK/13Kg)
登場人物
中川 奈々美(なかがわ ななみ)
主人公
明るい性格とは裏腹にサバサバしているところもある。
だけど恋愛に対してかなり不器用で臆病。
坂田に対しては恐怖しかない。
坂田 裕翔(さかだ ゆうと)
桜子と同じクラス。 リーダーシップがありクラスの盛り上げ役でもある。
学年でも顔が知られていて性格が悪いと噂されている。 バスケ部主将
小夏 玲花(こなつ れいか)
桜子と同じクラスで桜子と仲が良い。
恋多き乙女。恋には積極的だがあまり報われない。 テニス部
鈴木 穂花(すずき ほのか)
桜子とは隣のクラス。
桜子とは中学時代からの友達で、中学の部活も同じだった。
桜子が本音で話せる数少ない人
- Re: 「好き」まであと1cm ( No.3 )
- 日時: 2016/03/21 09:48
- 名前: もりりん (ID: ECK/13Kg)
1話
昼はまだまだ暑く夜が涼しくなってきた夏の終わりに
長かった髪をばっさり切った。
胸ぐらいまであった鬱陶しい髪の毛を肩につかない長さまで切った。 特に意味はない。失恋もしていないし浮いた話もない。 鬱陶しかった髪の毛を切りたかっただけだ。
今日は髪を切ってから初めて学校に行く。ついでに夏休みが明けてから初めて学校に行く。 今まで長い髪のイメージがあった為にかなり恥ずかしかった。
案の定学校に行くとみんなにびっくりされた
ちなみに何人かの友達は朝すれ違っても私に気づいてくれなかった笑。
夏休みの話とかで盛り上がるのもつかの間、ホームルームが始まった。
「えー…今日は夏休み明けてみんな早く帰りたいだろうが、文化祭のことについて決めるぞ みんな真剣に考えろよ」
もう文化祭の時期か
どうしようかなとぼんやり考えていた。
窓から入ってくる風が、私の鬱陶しい髪がなくなった肩に吹き微妙に涼しかった。
- Re: 「好き」まであと1cm ( No.4 )
- 日時: 2016/03/25 15:06
- 名前: もりりん (ID: RNmRe6F2)
2話
うちのクラスは劇をやる
高校生で劇……って内心思っていたが仕方ない。
朝に弱く久しぶりに学校行く為に早起きしたからとても眠い。 私がぼーっとしている間に脚本や監督を誰がやるかなどがとんとん拍子で進んでいった。
だが、問題は主役を誰がやるか。
私はもともと裏方希望で出していたから役をやりたい人たちが集まって決めていた。 役はやっても良いけど主役を自らやりたいって手を挙げる人はうちのクラスにいなかった。
ちなみに私のクラスはとあるドラマのパロディをやり、そのドラマの主役は女の子である。
人気の女優さんが演じるドジな女の人が社会で奮闘する物語でかなり高視聴率だった。
「女子主役決まったー??」
ぼんやりしていると背後から声がした その声は文化祭の委員である坂田 裕翔だった。 この人、最近やっと話せるようになったが最初は本当に怖かった。
学年でも顔が知られているだけあって、面白いしリーダーシップもあるけど、友達に奈々実のクラスは坂田に嫌われなければやっていけるから頑張れ。
と言われて、実際いろんな人から裏で性格悪いらしい という噂を聞いたから不安でしかなかった。
顔は……一旦置いておこう。
「そっか、まだ決まってないか… てかお前めっちゃ髪切ったよな」
「え!?ああ、うん。」
確かに坂田はフレンドリーだけど、そんなに仲良くなった覚えないから突然話を振られてびっくりした。
のもつかの間
「てかお前主役やれば良いじゃん。 」
「中川ならあのキャラ素でいけるじゃん(笑) 演じなくてもそのまんまでいけるって笑笑」
ちなみに主役の性格は元気でどじでいわゆるポンコツで………
「ねえ、喧嘩売ってるでしょ」
「いやいやいや、いいんじゃない(笑)いいと思う(笑)」
坂田はけたけた笑いながら言って明らかに馬鹿にしている。
そんなことよりもっと困ったことが
「あ、奈々美!いいと思う!!」
「奈々美お願い!」
周りの女子が乗り気になってしまったことだ。
結局成り行きで主役になってしまった。全部彼のせいだと思い坂田を睨んだがなにも解決はしなかった。
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