コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 初恋パステル。(短編集)(合作)(コメ募集)
- 日時: 2016/04/05 15:13
- 名前: 湯呑もも (ID: HT/LCIMm)
はーい、こんにちは!
湯呑ゆざめと、ももたんの合作作品です。
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theme*
「上がる心拍数と色づく景色にキミ思ふ。」
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attention*
・誹謗中傷禁止ですよ〜
・コメント大歓迎
・速度は色々。←
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last*
お互い他の作品もありますが、是非よろしくお願い致します。
皆様をキュンキュンさせられるよう頑張ります^^
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目次*
>>4
「映る夏、恋咲く。」
- Re: 初恋パステル。(短編集)(合作)(コメ募集) ( No.1 )
- 日時: 2016/04/05 14:06
- 名前: ももたん ◆hjAE94JkIU (ID: ENhMY21N)
どうもーももたんです☆
ついにゆーちゃんと合作の日々が!
年齢と表現などの違いはあれど、頑張っていこうと思ってます(笑)
私はゆーちゃんが書いたら書こうかな。
では、皆さんに見てもらえたらうれしいです。
ももたんでした!(何このテンション 笑)
- Re: 初恋パステル。(短編集)(合作)(コメ募集) ( No.2 )
- 日時: 2016/04/05 14:28
- 名前: 夏目 織 ◆blHsRWSqAs (ID: Ib5HX0ru)
- 参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織、リザ、桜里
湯呑さんは初めまして、ももたんはやっほー!
初恋パステル……素敵な題名ですね、凄く私好みです(笑)
短編集っていうことは……いろんな作品が読めるんですよね!
更新楽しみに待ってます! 頑張ってくださいっ(`・ω・´)
またお邪魔させてもらいます♪
- Re: 初恋パステル。(短編集)(合作)(コメ募集) ( No.3 )
- 日時: 2016/04/05 14:39
- 名前: ももたん ◆hjAE94JkIU (ID: ENhMY21N)
ちほ!
久しぶりだね、来てくれてありがとう!
題名は湯呑ちゃんが考えてくれましたー!
素敵な題名だよねぇ。
期待に応えられるようにももたんも頑張るよ…。
- Re: 初恋パステル。(短編集)(合作)(コメ募集) ( No.4 )
- 日時: 2016/04/05 15:09
- 名前: 湯呑ゆざめ (ID: HT/LCIMm)
≫夏映る、恋が咲く。
くん、と鼻を鳴らせばうららかで柔らかなヴェールのような春の
匂いがほぼ、つんとした夏の香りに変わってて、授業中ながら
私は目を見開く。季節が、変わったと。
ノートには難解な数式がつらつらと書いており私は小さく呻いて
外に目を向けた。そこには、どこまでも抜ける青が広がっていて、
何だか少し胸が騒いだ。
後ろを向けば気だるげな君が頬杖をついていた。
ちょっと不器用に「なに。」と言う。まるでそれが猫みたいで
ちょっと笑えた。でも、その後にちょっと切なくなる。
もう少しで夏休み、そして明日は席替え。なんでかな、君と話してる
だけで、最近胸が締め付けられるの。
1人悶々と考えてると、君は微かに小さく微笑んで呟く。
「悩んでるなら聞くけど。まあ、一応友達?だし。」
最後に付け足された言葉に素直に喜べなくて。
少しごつごつした手に目をそっと拭われる。私、泣いてた?
このままだと、気づきかけた想いを口に出してしまいそうで、臆病な私
には、不格好な泣き笑いしかできない。
どこかで、声がする。このままじゃダメだって。
気づいてしまいそう、私の恋に。
それは、甘酸っぱくて、切なくて、くすぐったいくらい幸せ。
気温のせいか熱くなった頬を押えて窓を見れば、嬉しそうで
幸せそうな恋する少女が映ってた。
始まる恋に、上がる心拍数。少し悪戯な夏の一幕。
end
- Re: 初恋パステル。(短編集)(合作)(コメ募集) ( No.5 )
- 日時: 2016/04/05 18:06
- 名前: ももたん ◆hjAE94JkIU (ID: ENhMY21N)
≫夏色に色づく日のhappybirthday
私の誕生日は6月27日。
ちょうど季節が夏色に色づいていく頃。
私は今日で17歳。
祝ってくれる人は、いない。
親は私にあきれている。
私が感情を全く表に出さないから、私に構うなんてこと、しない。
いつの間にか誕生日さえも祝ってくれなくなった。
友達は、私なんかより人気の子の誕生日パーティーに参加している。
別に、その人気の子に罪はない。
だって、高校の友達に誰一人として誕生日を教えていない私が悪いから。
今年は彼氏ができた。
けれど、誕生日なんて教えていないから、祝うなんてない。
つまり今年も悲しい誕生日だ。
sad birthdayと言ったところか。
ピンポーン
落ち込んでいると、インターホンが鳴った。
「はーい」
宅急便だと思って出ると、そこにいたのは
「…悠」
彼氏だった。
にこっと笑った彼は、
「happybirthday、陽菜」
ただ、うれしかった。
涙がぽろぽろとこぼれ落ちて来て、私の服の袖を濡らして行く。
なんで彼が私の誕生日を知っていたか聞きたい。
けれど、感極まってしまって声が出ない。ありがとうも言えない。
夏色に色づく日。
最悪な日だと思っていたけれど、最高の日になった。
end
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