コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 知らなくて、よかった
- 日時: 2016/04/08 17:23
- 名前: hinn (ID: q6B8cvef)
一つ上の凌也とは幼馴染の間柄だ。
家が近所だったため小さい頃から一緒にいて、それが普通だった。
よくケンカもしたし、その度に擦り傷をつくったものだけれど翌日には何事もなかったかのようにまた遊んで。
当時は身長なんて大差なかったけど、気づけば凌也はグングン背が伸びていて、いつまでも小さいままの私は不公平だ!とよく文句を言ったものだ。
そんな彼ももうすぐ受験間近。
同じ小学校、中学校、高校と凌也を追いかけてきた私はこの時期になるとひどく落ち込んだものだった。
また凌也はこうやって私より一歩先を行ってしまう。
それはしょうがないことだと分かっていても落ち込んだ気持ちは簡単に浮き上がってはこなかった。
- Re: 知らなくて、よかった ( No.1 )
- 日時: 2016/04/08 17:26
- 名前: こん (ID: q6B8cvef)
わー!!
hinnの小説だ!
楽しみだー!!!!!
更新頑張ってね!
- Re: 知らなくて、よかった ( No.2 )
- 日時: 2016/04/08 17:35
- 名前: どみの (ID: 9yNBfouf)
おー。
ついに連載開始!
期待大ですな(^^)
更新、首を長くして待ってますw
頑張ってね!
- Re: 知らなくて、よかった ( No.3 )
- 日時: 2016/04/08 18:09
- 名前: hinn (ID: q6B8cvef)
「本田」
「わっ!」
考え事をしていたからか後ろからの気配に全く気付くことができなかった。
突然ポン、と肩をたたかれ体をビクリとさせてしまった。
「あ、海斗」
「なんだよ、俺じゃ不満かよ」
「いや別に」
ムスッと口を曲げるのはこの高校の生徒会長である須田海斗だ。
以前、私も生徒会に属していたことがあるため彼とは生徒会を抜けた今もこうして関わりがあった。
海斗とは高校で知り合った。
生徒会長という名誉ある地位についているにも関わらず校則違反の髪色で堂々と校内を徘徊し、反発する者は誰だろうと暴力で抑え付ける言うなれば成績優秀の超絶問題児だった。
不良の手本のような海斗がなぜ生徒会長になれたのかは謎だが、そのギャップに萌えた一部のコアなファンである女子生徒たちが関係しているのは何となく察している。
本来ならば小心者の私とはもはや住む世界が違う人間なのだが、生徒会で一緒に活動するうちに自然と普通に会話ができるようになった。
それでも生徒会を辞めた理由なんてのは部活に専念したいとか、そんな理由だった。
しかしその後海斗の傍若無人な振る舞いは落ち着きを見せ、平和な学校生活を送りたい生徒たちからは賛美の声が振る舞われた。
その話を聞いた凌也はいい顔をしなかったが。
- Re: 知らなくて、よかった ( No.4 )
- 日時: 2016/04/08 23:23
- 名前: hinn (ID: IpxDtp3C)
こんちゃん、どみの氏コメThanks
最後まで書き上げられる気が余裕でしないけどとりあえず頑張ってみるわ笑
二人の作品も見にいく!!
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