コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました！使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例）鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 僕の隣にはいつも君がいた。 本文
- 日時： 2016/07/30 13:30
- 名前： 火野カフカ （ID: MCLZRdAH）
お待たせしました！（待たれてねーよ！）
火野カフカ復活です(｀・∀・)ノイェ-イ！
今回はリア友にこってり絞らゲフンゲフン、しっかり見てもらって書けました!!
更新スピードは相変わらずの亀ですが、よろしくお願いします(*- -)(*_ _)ペコリ
ちなみに、コメントをくださる神様は、コメントコーナーによろしくお願いします！
Page:1 2
- Re: 僕の隣にはいつも君がいた。 ( No.3 )
- 日時： 2016/07/22 11:52
- 名前： 火野カフカ （ID: EHM01iHp）
目の前がぼんやりとして、自分が何故ここにいるのか分からない。
「あっ起きた？」
ブロンドのロングヘアをポニーテールでまとめている女の子が、顔を覗き額に手を当てた。
「うーん...微妙な感じ...」
と呟く。おおよそ、体温の事だろう。
「...」
ベットから起き上がるとフラッと眩暈はあるものの、風邪特有の頭痛は引いていた。
「私、あなたのクラスに転校してきた木城桃奈！よろしくね！」
テキパキと、ベットの周りにある看病の道具を片付けながらに自己紹介をする。
「...ぇ、あぁ、よろしく...」
うーんと、えっとーとかいいながら、僕に対して何かを待っている。
「...なっ名前きいていい？」
「.......ら」
「おぉ？」
おじさんかよ、と思いながらも先程より大きな声で
「天羽宇宙」
と言う。
「おお！宇宙...宇宙ね...！」
そう連呼されると恥ずかしいと思いながら、僕の招待を知らないのかよく接してくれる桃奈を、少し嬉しく思った。
- Re: 僕の隣にはいつも君がいた。 ( No.4 )
- 日時： 2016/06/12 01:29
- 名前： 火野カフカ （ID: EHM01iHp）
バサッ
頭から布団を被る。こういうのは嫌い。最初は仲間のくせに、僕が××だってことを知ったら、皆同じ。
「ちょっと〜人がせっかく友達になろうってのに、つれないわね〜」
「...」
「まぁいいや、よろしくね！天羽宇宙くん!!」
「何で知ってんの...！？」
すると、
「私ね、宇宙くんのクラスの転校生なの！で、クラスで係決めて保険係になったから来たの!!」
「...どうせ、僕の事で何か聞いたんでしょ...」
「うん、聞いたよ」
「あっそう...」
「××何でしょ？でも、そんなふうに見えないから、私信じないよ」
「見えないからって」
自傷気味に嘲笑うと、
「少しは人を信じなよっ!!」
校庭から差す光に染まった桃奈は美しく輝く僕の光みたいだった。
- Re: 僕の隣にはいつも君がいた。 ( No.5 )
- 日時： 2016/07/22 11:43
- 名前： 火野カフカ （ID: EHM01iHp）
「おなかすいたー」
保健室で僕以外にも病人はいるかもしれないのにお構い無しというような声量で空腹を訴える桃奈。
「アホだ...」
つい思っていることが口に出てしまい、こらー！と怒られる。
「早く帰りなよ。教室では君はお姫様扱いだよ」
転校生とはそういうものだろう。
新しい仲間ができて、それからの楽しみを倍増させる。
転校生と友達というのも昔心ながらに嬉しいものだろう。
そんな、ドキドキを抱えているクラスの人を置いて、よもや僕のようなお荷物と一緒にいるのは許せないだろう。
「お姫様？私はお金持ちじゃないよ？」
「やっぱり...アホだ...」
今日何度目かのため息を吐いた。
「ねぇねぇ、宇宙って日本人？」
「名前から推測しなよ、純日本人だよ。」
「じゃあじゃあ、なんで金髪なの？」
「知らないよ、たまたまじゃないの？」
「ふーん...不思議」
君に言われたくないと、毒づいて話題を変えた。
なんとなく、この話題は嫌だったから。
「それでねー、私と仲のいいエパルっていう子がいてねー。」
「...ん？」
「どうしたの？」
「エパルの上の名前は...？」
「白雪だよ？」
ピンときた。
白雪エパル。彼女は唯一と言っていいほどの友人の少なさを誇る僕の友達であった。
「黒髪で、肩くらいまである綺麗な髪に、白くて見入っちゃう肌！もう、絶世の美女だね！」
桃奈が言ってることも、当てはまる。
「そう...」
桃奈とは、少しくらいなら仲良くしてもいいと思えた。
- Re: 僕の隣にはいつも君がいた。 ( No.6 )
- 日時： 2016/07/30 13:28
- 名前： 火野カフカ （ID: MCLZRdAH）
たまに考えることがある。
もしも、普通に生きる事を許されていたら、この世界をどんなに楽しめただろう。
普通でいけないのは、僕だけでいいなら...
僕だけなら...
- Re: 僕の隣にはいつも君がいた。 本文 ( No.7 )
- 日時： 2016/08/21 00:13
- 名前： 火野カフカ （ID: EHM01iHp）
申し訳ございません！
ただ今『あの日願った事』という話を書いていてこちらの完結が遅れそうです...
見てくだってる方々にはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします!!
Page:1 2
この掲示板は過去ログ化されています。