コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- マジックワールド 西遊記
- 日時: 2016/06/18 16:30
- 名前: ダークネス (ID: n7Gkh7Ku)
この作品は、前作『マジックワールド西遊記』の訂正版となっております。
訂正版というか・・・まぁ、作者が気に食わないところとかを消して勝手な作品に仕上げたやつです。
前作よりもクオリティが下がっているかもしれませんが、その辺は無視してください。
それでは、キャラ紹介(名前のみ)と参りましょう。
・三蔵法師【さんぞうほうし】
・孫悟空【そんごくう】
・沙悟浄【さごじょう】
・猪八戒【ちょはっかい】(女です)
これがメインキャラクターです。
ちなみにこの作品では、猪八戒が主人公となっております。ご了承ください。
あと、これ書いてるのが中二なので文才能力は求めないでください。
そして、ここに出てくる妖怪は、ほとんどが日本の妖怪です。なので、『西遊記のキャラクターが出てこない!!』とか、『西遊記と全然話が違う!!』などといったコメントはやめてください。お願いします。
それでは、『マジックワールド西遊記』の世界をご堪能くださいませ。
基本スロー更新です。
あと、なんかグダグダな話です。
一応、転生物です。
№1>>プロローグ
№2>>第一話
№3>>キャラ設定
№4>>第二話
№5>>第三話
№6>>キャラ設定
№7>>第四話
№8>>第五話
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- Re: 第三話 ( No.5 )
- 日時: 2016/06/18 16:37
- 名前: ダークネス (ID: n7Gkh7Ku)
さて。大蝦蟇が出てきてから三日がたった。
あれから皆との距離は縮まり、前みたいに気軽に話せるようになった。
あ、言い忘れてたけど、これでも私は平成の日本からの転生者なんです。
私、実は西遊記とか三国志とか、中国の話が大好きなんです!!中国は嫌いだけど。
え?何で転生したかって?そんなの死んだからに決まってんじゃん。何言ってんの?そんなねぇ、千〇桜みたいな、もう一人の自分と入れ替わるなんてことがある分けないの!!わかる?!
まぁ、それはいいとして。今私たちはそこそこ危険な状態にいます。
何が起こってるのかって?それを今から教えませう。
実は今、私たち(私とお師匠様だけだけど)閉じ込められてるんです。
なんかよくわかんないけど、たぶん糸とかでぐるぐる巻きにされた個室みたいなところです。
んで、なんか金属音みたいなのとか、声とかが聞こえてきます。
悟空と悟浄でしょうか?なんか熱かったり、水の音がしたりしています。
さっさとしてほしいのです。こっちは泣きそうになっているお師匠様の気を何とか紛らわそうとしているのですから。
と、そんなことを考えていると、ドーンッという爆発音が聞こえてきた。どうやら終わったようだ。
「姉者(あねじゃ)!!お師匠様!!今助けます!!」
おぉ、沙悟浄の声だ。どうやら戦いは終わったらしい。って、さっきも言ったか。
ザシュッザシュッという、何か(たぶん糸)を切る音が聞こえてくる。そしてしばらくすると、光が差し込んでくる。
「姉者!!お師匠様!!大丈夫ですか!!」
沙悟浄が、こちらに手を差し出してくる。
・・・うん。さっきも思ったけどあんた、何でお師匠様よりも先に私を心配するの?もしかしてあんた、シスコン?
いや、私は別にいいけどさ。でも、お師匠様がなんか悲しそうな顔してこっち見てくるんだよ。頼むから、先にお師匠様を心配してやって?
まぁ、何はともあれ助かったんだし、よしとするか。
終わりよければすべてよしってね。
あれ・・・?っていうか私、何もしてなくね?ただただ愚痴ってただけじゃん。
これ、私が主役なのに、これじゃダメじゃん・・・
ま、別にいいけどさ。
ちなみに、今回我々を連れ去っていったのは土蜘蛛(つちぐも)でした。また日本の妖怪かよ!!いいかげんにしろ!!
【本日の出来事】
土蜘蛛にさらわれて監禁された。後は何もしませんでした。以上!!
〜第三話 完〜
- Re: キャラ設定 ( No.6 )
- 日時: 2016/06/19 13:24
- 名前: ダークネス (ID: n7Gkh7Ku)
【名前】沙悟浄(さごじょう)
【性別】男
【性格】・クール・甘味好き・シスコン(?)・本大好き
【属性】水・氷
【容姿】・濡れたように艶やかな漆黒の髪・長髪・右目が隠れている・悟空と似たような服になんか腰に巻いてる(?)・斧みたいな武器を持っている
【作者からの説明】沙悟浄はかつて、天界にいたが、『はりの杯』を壊したせいで下界に落とされた河童の妖怪です。
- Re: 第四話 ( No.7 )
- 日時: 2016/06/18 15:13
- 名前: ダークネス (ID: n7Gkh7Ku)
土蜘蛛に誘拐されてから数日がたった。
えーっと・・・まぁ、今までバトルシーンかっ飛ばしてきたので、今回はちゃんとバトルシーンを入れようかと。
えー、今回の敵は覚(さとり)という妖怪で、相手の考えていることが分かってしまうんです。厄介ですねー。だって、私たちが何をしようとしているか、分かっちゃうんですもん。そのせいで、私たちの攻撃が当たんないんですよねー。うん。
まぁ、私には関係ないね。私はただお師匠様を守るだけ。やることと言ったら、たまにこっちに飛んでくる攻撃を払うだけ。ただそれだけです。
「おい沙悟浄!!そっち行ったぞ!!」
「分かっている!!くらえ、アイス・アロー!!」
沙悟浄が氷の矢を飛ばす。が、例によってよけられる。何してんだよ。
「今度は俺が!!伸びろ、棒!!」
今度は悟空が如意棒を伸ばす。が、これもまたよけられる。マジで何してんだよお前ら。
何で演唱魔法なんだよ。何で無演唱魔法じゃねーんだよ。それだと覚じゃなくてもよけれるわアホ。
あー、暇だ。すげー暇。することねー。お師匠様なんか、暇すぎて寝てるよ。いいなー。私も寝たーい。
まぁ、そんなことできるわけがないので。とりあえずこの戦いに終止符を打とうかと思って。
「ストーン・アロー。」
石の矢を打ってみた。すると、さすがの覚でもこれは見抜けなかったらしい。
「ぷぎゃ!!」
無様すぎる声をあげて、気を失った。
つか、これで終わりかよ。もっとつえーのかと思ったよ。うわー、よっわー。弱すぎだろ。ありえねぇ。こんなんに苦戦してたのかよ、あいつら。あいつらも弱すぎだろー。
と、いうわけで。今回もまた日本の妖怪でしたが、無事に倒すことができましたー。イエーイ。
あ、ちなみのこの後、余計なことをすんじゃねーとか言って悟空に追いかけ回されました。なぜだ。
【今日の出来事】
覚が出た。ストーン・アローで倒した。猿に追いかけ回された。以上。
- Re: 第五話 ( No.8 )
- 日時: 2016/06/19 13:10
- 名前: ダークネス (ID: n7Gkh7Ku)
覚と戦ってから、数日がたった。私たちはいま、山を登っている。
「おい八戒。ちょっとそっちの道に行って、危険がないか確かめて来いよ。」
悟空がそう私に言ってきた。なぜだ・・・なぜ私が行かなくてはならないんだ・・・!
まぁ、頼まれたし?行かなきゃなーっていうのはあるけどさー。めんどくさいじゃん?まぁ、行くよー?行くけどさー。嫌な予感しかしないんだもん。
「さっさとしろよー。」
「はいはい。んじゃ、行ってくるねー。」
そう言って私は一人で道を進んでいった。するとすぐに、何者かの気配を感じる。一人じゃない。四人…いや、五人か。
たぶん、私よりも弱い。そして小さい。誰かの配下の奴だろう。とりあえず、どこかに行くのを待つとするか。
しかし、そいつらは一向に立ち去る気配はない。それどころか、私のことをジッ・・・と観察するような視線を感じる。
これはやばいぞ。なんかスゲー強そうな気を持ったやつまで来たよ。やだなー。私、あんまり戦うのは好きじゃないんだけどなー。仕方ない。もしもただの村人だったら謝ろう。
「ストーン・フランス。」
土で槍を作ると、それを気配のするところへ打ってみる。もちろん、足元を狙って。
突然の攻撃に驚いたのか、小さい奴らは悲鳴を上げる。しかし、大きな奴は何の反応もしない。それどころか、私の攻撃を合図に、ゆっくりと私に近づいてくる。
「君が、猪八戒だね?」
「っ?!」
なぜだ。なぜこいつは、私の名前を知っている!!
私は慌ててそいつと距離をとる。そうしなくてはならない気がしたのだ。
「その反応からすると、正解のようだね。たしか、三蔵法師と一緒に旅をしているはずだけど・・・三蔵法師はどこだい?・・・おっと。」
私は、手にしていたまぐわをそいつに向ける。
「なぜ、お師匠様を知っている。なぜ、私を知っている!!」
「うーん・・・その人を食べると、不老不死になれるから、狙ってるんだ。」
「なっ!!」
お師匠様を食べたら、不老不死になれる・・・か。なるほど。最近やたらと妖怪に絡まれる理由が、やっとわかった。
「君には特に用はないし、ほんとは帰してあげたいけど・・・帰したら兄者に怒られるからなぁ。悪いけど、君を連れて行かせてもらうよ。」
そう言ってそいつは一瞬で私の背後に回ると、首元を強くたたいた。
次第に景色が暗くなってゆく。私が最後に目にしたのは・・・微笑みを浮かべる、男の顔だった。
〜第五話 完〜
- Re: 第六話 ( No.9 )
- 日時: 2016/06/19 15:20
- 名前: ダークネス (ID: n7Gkh7Ku)
「うっ・・・うぅ〜ん・・・んぅ?」
あぁ、よく寝た。なんかあった気がするけど・・・まぁ、気のせいだろう。
そう思って起き上がろつと、地面に手をついた・・・はずなのだが、なぜか地面はなく、どこかから落ちてしまう。
「いった〜・・・って、ここ、どこ?」
きょろきょろとあたりを見回してみると、露出した岩肌には不釣り合いすぎるかわいらしい家具の数々が置いてある。
また私の服を見てみると、さっきまでの地味な服ではなく、女の子らしいきれいな服を着ている。
・・・うん。かわいい。いいな、こういうの。
「起きたみたいだね。」
「っ?!」
突然、あの男の声がかかる。
・・・うん。さっきまで姿がはっきり見えていなかったから気づかなかった。こいつ、かなりの美形だわ。銀の髪がよく似合うよ。殴りたい。
ってか、ここどこ?なんで私こんなとこにいるの?
「僕が君をここに運んだんだよ。内装は手下に頼んでかわいくしてもらった。服も手下に頼んで買ってきてもらったんだ。あ、着せたのは僕だからね。」
「あ・・・そう・・・って、着せたの?あんたが?」
「ん?うん。そだよ?どうして?」
「・・・・・」
うん。ちょっと待って。今私、下着つ行けてないんだけど。つかこの時代に、ブラとかシャツとかは存在しないし・・・ってか、私の服を着替えさせるときって、私の服を脱がせるよね?つまり・・・
「・・・ねぇ。あんたさ、私の胸とか見たの?」
「うん?みたよ?なんで?」
「・・・」
うん。殴っていいよね?こいつ、殺していいよね?
なんで?なんで乙女の胸とか見ちゃうの?馬鹿なの?ねぇ、馬鹿なの?
「・・・」
「ん?どうしたの?」
「し・・・死にさらせやおらぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ロック・オーガぁぁぁぁ!!」
「え、ちょ、なんでぇ?!」
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねしねぇぇぇぇぇ!!
このむしけらがぁぁぁぁぁぁぁ!!
【今日の出来事】
銀閣に胸見られた。ロック・オーガで追いかけ回した。以上。
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