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マジックワールド 西遊記
日時: 2016/06/18 16:30
名前: ダークネス (ID: n7Gkh7Ku)

 この作品は、前作『マジックワールド西遊記』の訂正版となっております。
 訂正版というか・・・まぁ、作者が気に食わないところとかを消して勝手な作品に仕上げたやつです。
 前作よりもクオリティが下がっているかもしれませんが、その辺は無視してください。
 それでは、キャラ紹介(名前のみ)と参りましょう。
・三蔵法師【さんぞうほうし】
・孫悟空【そんごくう】
・沙悟浄【さごじょう】
・猪八戒【ちょはっかい】(女です)


 これがメインキャラクターです。
 ちなみにこの作品では、猪八戒が主人公となっております。ご了承ください。
 あと、これ書いてるのが中二なので文才能力は求めないでください。
 そして、ここに出てくる妖怪は、ほとんどが日本の妖怪です。なので、『西遊記のキャラクターが出てこない!!』とか、『西遊記と全然話が違う!!』などといったコメントはやめてください。お願いします。
 それでは、『マジックワールド西遊記』の世界をご堪能くださいませ。

 基本スロー更新です。
 あと、なんかグダグダな話です。
 一応、転生物です。

№1>>プロローグ
№2>>第一話
№3>>キャラ設定
№4>>第二話
№5>>第三話
№6>>キャラ設定
№7>>第四話
№8>>第五話

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Re: プロローグ ( No.1 )
日時: 2016/06/11 13:43
名前: ダークネス (ID: n7Gkh7Ku)

 ごうごうと燃え盛る炎と、四つの影。そして、その影に怯える小鬼たちの姿。
「畜生・・・こいつらに手を出すんじゃなかった・・・」
「なんなんだよ、こいつら。人間じゃねぇ・・・」
 小鬼たちの悔しげな声。それを聞いたひとつの影が、小鬼たちに近づいてゆく。
「人間じゃねぇ・・・?当たり前だろ。俺らはあやかし、人間じゃねぇ。人間なのはこの『三蔵法師』だけだ。」
 影は、小鬼たちの目の前で止まると、その紅い瞳で見下ろした。その瞳には、歪んだ笑みが浮かんでいる。
「さ、三蔵法師だと?!じゃぁ、お前は・・・」
「そうさ。俺は『孫悟空』。天と同じ・・・いや、それ以上の力を持つ者だ!!」
 そして、子鬼たちが最後に見たのは・・・
 金の髪をなびかせる、紅い瞳をもったあやかしの姿だった。
〜プロローグ 完〜

Re: 第1話 ( No.2 )
日時: 2016/06/12 13:03
名前: ダークネス (ID: n7Gkh7Ku)

「天と同じ・・・いや、それ以上の力を持つ者だ!!」
 金の髪をなびかせながら、男はそう言った。
 そして、それを聞いた小鬼たちは・・・失神した。
 たぶん、この男の名前を聞いたからだろう。うん。絶対そうだ。
 たぶんほとんどのあやかしがこいつのことを知ってるよ。最悪の意味でさ。
 確かにこいつは強い。でも、かなりの乱暴者。しかも俺様。最悪。
 ってか、天よりも強い力を持つ者とか言ってるけど、そんなわけ無いじゃん。
 そんなに強いんだったらさ、何で今お師匠様にしかられてるの?そして何で頭かかえて悶絶してるの?痛いんでしょ?天よりも強い力持ってるやつが、何やってんの?
 ほんと、『天よりも強き者(笑)』だよ。
 そんなことを考えていると、凛とした声が聞こえてくる。
「お師匠様。兄者(あにじゃ)も反省しているようですし、そろそろ許してやってはどうですか。」
「うぅむ・・・まぁ、悟浄が言うのならそうしよう・・・」
「兄者も、今度からは加減をしてください。」
「わ、わかったよ・・・」
「そう。それで良いのです。」
 うん。なんか、この中で一番まともなのって沙悟浄だけだね。ほかのやつは私含めて異常だわ。
 ってか、一番最初のかっこよさはどこに言ったよ。なんかもうこれ、グダグダダメダメ話になってるよ。収集つかなくなるぞ、これ。
「ところで八戒、お前、その髪どうしたんだ?」
「え?どうしたって・・・何が?」
「いや、なんか所々焦げてるぞ?」
「うそっ!!」
 私は、あわてて髪の毛をチェックしてみた。すると、彼の言ったとおり髪が所々焦げていた。
 ・・・うん。これ、絶対にこの男のせいだよね?さっきの炎のせいでこうなったんだよね?
「・・・・・・・」
「ん?おい、どうした?」
「どうしたもこうしたも・・・無いわぼけぇぇぇぇぇぇぇ!!!ロック・オーガ!!」
 私は、土で鬼を作り出すと、アホ猿を追い掛け回す。
「うわぁぁぁぁっ!!」
「待たんかいぼけぇぇぇ!!どうすんじゃこの髪!!ふざけんなよぉぉぉ!!」
「た、たすけてぇぇぇ!!ぎゃぁぁぁぁ!!」
 そして、孫悟空が最後に見たのは般若の顔をした私の姿なのであった。

【本日の出来事】
 猿に髪を燃やされました。
〜第一話 完〜

Re: キャラ設定 ( No.3 )
日時: 2016/06/12 12:58
名前: ダークネス (ID: n7Gkh7Ku)

【名前】孫悟空(そんごくう)
【性別】男
【性格】・俺様・わがまま・自分勝手・傍若無人・中二病的な感じ
【属性】炎
【容姿】・金色の髪・短髪・紅い瞳・赤い着物(?)みたいなのを着ている・金の輪を頭につけている・如意棒という赤い棒を持っている・一応美形
【作者からの説明】金の輪は、三蔵法師にきんこじゅ(漢字は忘れた)を唱えられるとしまる。そのため、こいつは三蔵法師の言うことを聞かなくてはならないのです。

Re: 第二話 ( No.4 )
日時: 2016/06/12 13:01
名前: ダークネス (ID: n7Gkh7Ku)

 髪の毛燃やされ事件(第一話参照)から数日がたった。
 あれ以来男は、派手に炎を出すのをやめた。そして、皆が私と距離を置くようになった。なぜだ。なぜ皆私を避ける。私は何かやらかしてしまったのだろうか・・・
 そんなことを考えていると、視界の端に小さな女の子がいるのが見えた。
「すいません!止まってください!」
 私は、やや先に行っていたお師匠様たちに声をかける。
 するとお師匠様と孫悟空はびくりと反応し、沙悟浄は無表情でこちらを振り返る。
「ど、どうしたのでしゅか?八戒。」
 うん。噛んだね今。あと、めちゃくちゃ声が震えてますよ、お師匠様。
「いえ、あそこに小さな女の子がいまして。少し様子を見てきますので、少々お待ちください。」
 私はそういって、女の子に近づいていった。
 よく見るとその少女は泣いているようで、下を向いてしまっている。
「どうしたの?何かあったの?」
 私がそうたずねると、少女は首を横に振った。そして・・・
「おい!!そいつから離れろ!!」
 とつぜん、悟空の声がかかる。
 その声に驚いてしまい、私はその少女から離れる形となった。
 その直後だった。私が立っていた場所が、どろどろに溶けてしまったのは。
「なっ?!」
 いったい、何が起こったんだ・・・私がそう考えていると、少女が口を開いた。
「あーあ、残念。もう少しでこいつを殺すことができたのに。」
 少女は顔を上げると紫の煙を噴出した。そして、そこから出てきたのは・・・
 巨大な蛙だった。正確に言うと、ヒキガエル。
「お前、名はなんと言う。」
 いつの間に来たのか、私の右隣には孫悟空が。そして、左隣には沙悟浄が立っていた。
 うん。お前ら、いつここに来た?気配なさすぎだろ。
 そんなことを考えていると、蛙が口を開く。
「私?私は大蝦蟇(おおがま)。蛙の妖怪さ。」
 ・・・うん。知ってる。ってか、その姿で『馬の妖怪です』とかはいえないよね?
 あと大蝦蟇って・・・日本の妖怪じゃないすか。これ西遊記でしょ?何で日本の妖怪でてくんのさ。
 そんな私の心の声に気づくものはおらず、そのまま会話は進んでゆく。
 んまぁ、そこんとこはめんどいんで、結果だけ言います。
 孫悟空と沙悟浄の活躍により、大蝦蟇を倒せましたー。ぱちぱちぱち。
 え?私?私は何もしてないよ?ただお師匠様を守ってただけ。なんか文句ある?
 無いなら何も言うな。

【本日の出来事】
 大蝦蟇がでてきた。勝った。以上。
〜第二話 完〜


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