コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 2人の王子の恋バトル
- 日時: 2016/08/29 15:48
- 名前: 天野 (ID: 6/JY12oM)
親の都合で転校してきた如月柚乃。
そこで出会ったのは2人のかっこいい王子様。
なぜかその2人に目をつけられてしまって…!?
「お前が好きなのは、俺だろ?」
「…可愛い。ますます好きになっちゃうね♪」
2人に迫られる毎日。
どっちかなんて選べないよ!!
- Re: 2人の王子の恋バトル ( No.10 )
- 日時: 2016/09/03 22:06
- 名前: 天野 (ID: ec7C5mAV)
「ねえねえ!どーだった?」
「…ど、どーだったって?」
私は席についてすぐ、後ろの席の女の子に話しかけられた。ふわふわしたミディアムヘアにくりくりとした目が印象的な可愛い女の子だ。
「ほら〜、王子に案内されてたじゃん!」
「王子って、永瀬くんと真田くんのこと?」
「そう!この学校ではみんなの王子様みたいなもんだよ〜」
そう言って目を輝かせる。
永瀬くんと真田くんってそんなにすごいんだ。
2人とも人気だもんね。
「あっ!私、椎名あかり!よろしくね」
「うん、よろしくね」
おひさまみたいなまぶしい笑顔に、私もつられて笑顔になる。明るくていい子そうだなぁ。
するとあかりちゃんは、また目を輝かせて私のほうを見た。
「柚乃ちゃん羨ましい!あの2人にお近づきになれるなんて!ほんとすごいよ!!」
興奮気味にそう言うあかりちゃん。
そんなにかけ離れた存在なのかな?
そう思うと、なんだか2人が遠く感じた。
- Re: 2人の王子の恋バトル ( No.11 )
- 日時: 2016/09/01 23:25
- 名前: 立山桜 (ID: ???)
いいなぁ笑笑青春だー…笑笑こんばんは!立山桜です!絶賛失恋中。オチコミッ←笑笑《気にしないで〜ください〜》続き楽しみにしてます!
- Re: 2人の王子の恋バトル ( No.12 )
- 日時: 2016/09/03 22:09
- 名前: 天野 (ID: ec7C5mAV)
こんばんは〜!失恋は辛いですよね!!私も失恋してすっごい落ち込んだことあるのでわかります笑 続きもがんばりますね(*´▽`*)
- Re: 2人の王子の恋バトル ( No.13 )
- 日時: 2016/09/03 22:34
- 名前: 天野 (ID: ec7C5mAV)
「も〜、ほんとかっこいい!!」
あかりちゃんはさっきからずっと永瀬くんと真田くんのほうを見ている。あかりちゃん以外の女子もだけど。
今は体育の授業中でバレーをやっている。隣のコートでは男子がバスケの試合をやっているようだ。
「あ、シュート入った!」
そう言ってうれしそうに手を叩くあかりちゃん。
隣のコートを見ると、永瀬くんと真田くんがハイタッチしている。
やっぱり2人とも仲が良いんだなぁ。
ふと真田くんのほうを見ていると、真田くんはTシャツをめくり上げ、滴り落ちる汗を拭った。
あ、腹筋……。
Tシャツからチラリと見えた腹筋に思わずドキッとする。
「うわぁ!真田くんの腹筋やばい!!」
「ほんとすごいねっ!」
バスケをしている姿がキラキラして見える。そんな2人の姿に見とれていると……
「危ないっ!!」
声のほうに顔を向けると、もう目の前にはバレーボールがあって。顔面に勢いよくボールが当たり、私はそのまま後方に倒れた。
- Re: 2人の王子の恋バトル ( No.14 )
- 日時: 2016/09/03 22:49
- 名前: 天野 (ID: ec7C5mAV)
「柚乃ちゃん大丈夫!?」
目を開くとそこには心配そうなあかりちゃんの顔があった。
「…ん、大丈夫」
ちょっとおでこが痛いけど…。
ゆっくりと起き上がろうとしたそのとき______
「柚乃ちゃん大丈夫?」
いつのまにか私のそばには永瀬くんがいた。その後ろには真田くんもいる。
2人とも隣のコートでバスケしてたんじゃ…。
「えっ、あ、大丈夫だよっ」
びっくりして慌ててそう答えると、突然身体がふわっと浮いた。
その瞬間、周りの女子がキャー!!と黄色い声をあげる。
「一応保健室行こうか」
永瀬くんはそう言って優しく微笑んだ。
み、みんな見てるのに、お姫様だっこするなんて…!!!
私は恥ずかしくて顔が熱くなるのを感じた。
「いや、あのほんと、大丈夫だよ!」
「藍斗、試合続けてて」
「了解」
私の言葉を無視して真田くんにそう言うと、そのまま体育館から出て行く。
「あのっ、永瀬くん!」
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