コメディ・ライト小説（新）
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- 枝垂れ桜-想い-[コメ・オリキャラ募集中☆*]
- 日時： 2017/02/11 17:24
- 名前： ましゅ ◆um86M6N5/c （ID: QYM4d7FG）
☆*･:･*☆
こんにちはこんばんは、ましゅです。
開いていただき有り難うございます。
駄作ですが、温かい目で見てくださると光栄です！！
タイトルは仮です。よく変わるかもです汗
--☆*･:Episode:･*☆--
*Character*…>>1
*prologue*…>>9
―――*
『第1章』広報と再会
>>10-12、>>15、>>19-21、>>23
『第2章』
―――*
--お客様--
*てるてる522様
*茶色のブロック様
*モズ様
*みかんさいだーくろーばー様
*氷詠様
>>17にコメントあります(・・*)
こんな小説に足を運んでいただき本当に有り難うございました！
よろしければまた来ていただけると嬉しいです←
―――*
作者プロフィールです。
中学生女子です。
半年……よりか短いくらいのまだまだ新参で未熟者です！
友達になってくださる方募集しています！←
良かったら友達になってください！！(・・*)
―――*
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- Re: 枝垂れ桜-想い-[コメ・オリキャラ募集中☆*] ( No.23 )
- 日時： 2017/02/02 00:12
- 名前： ましゅ ◆um86M6N5/c （ID: QYM4d7FG）
―
「にしても…なんか性格変わったよな」
そうか、こいつは私の「元の性格」を知っているのか。
幼馴染みが居ない、と言う理由でこの学校に入ったわけだけど、まさか居たとは――。
「もっと昔は、サバサバしてて男勝りだったのに」
「んだよ、悪い？」
……この際はっきり言う。
そう、神楽が言うように、私はもともと男勝りな性格だったのだ。特に話し方…「お前」とか「～～だろ？」とかよく使ったりしていて、女子の友達によく注意された気がする……。
そんな性格を知られたくないから、この遠い高校にわざわざ電車1時間で来ているのに――どうしてこの学校にこの男が居るんだろう。
やっと少し女っぽい感じになってきた気がするのに………。これじゃあ、台無しな気がする。
「てか何お前、何でこの学校に居るわけ？」
「居ちゃ駄目なのかよ」
「違うよ、この学校遠いでしょ？」
「それを言えばそっちだってそうなるだろ」
理由は言いたくないの？
そう言いたいほどの必死の否定だった。
まあ、いいか。どうせろくな理由じゃない。私は好奇心を抑えて自分に何度も繰り返し告げる。
「なつ、あんまり見た目変わってないよね。改めて見ると」
「お前も全然変わってねーだろ、ここの」
……なんだろう、久しぶりに男子に名前で呼ばれた気がする。
私の胸が一瞬だけ、高い音を出した気がした。
幼馴染みとの再会――それはあっけなく終わるものだ。
この再会は、私の人生の大きな機転に――――…。
――☆
第1章終了です。
第2章はちらっと名前が出てきた双葉彩芽と他の人たち。
明日明後日は多分更新できないです。
- Re: 枝垂れ桜-想い-[コメ・オリキャラ募集中☆*] ( No.24 )
- 日時： 2017/02/03 23:55
- 名前： ましゅ ◆um86M6N5/c （ID: QYM4d7FG）
『第2章』
―
朝。私は、桃色に染まった地面を歩いている。
木の枝に少しだけ残った花弁が私の前をひらひらと舞っている。
「ここちゃん！おはよ」
「なっちゃんおはよー」
後ろからなっちゃんに声をかけられた。なっちゃんのスクールバッグには桜の花弁が沢山付いていて、不思議と笑みがこぼれる――。
「え、どうしたの？」
「なっちゃんのスクバ、桜付いてるよ」
「わっ、ほんとだ！すごいピンクになってるー！」
頬を赤色に染めながら、驚きの表情をする。
すると、少し先から――
「彩芽！おはよ」
「おはよう」
元気な女の子と、少し静かそうな女の子も登校する途中だったみたい。正反対の性格のような2人だが、2人とも笑顔で喋っている……。
……静かそうな女の子―――あの子は、もしかしたら広報委員の双葉さん？かろうじて聞こえた名前だったけど、何だか顔と名前が印象に残っていた。
今日も委員会の仕事があったはずだ。そのとき、声をかけてみようかな。
そう私は思いながらスクールバッグを肩にかけ直して、学校までなっちゃんの腕を引っ張って進んだ。
/
今日は短縮授業だった上、午前中しか授業が無く――昼から2時間弱ほど、委員会の時間が取られた。
「――では今日は、春休み中の部活動についての新聞を作ろうと思います……皆さん、頑張ってください」
部長が淡々と述べる。一礼してから自分の席へと戻った。
副部長である私は特に何の仕事もしていないんだけど、良いのかな…？
そんな不安を感じる暇もなく、作業がスタートする。
分担された仕事がパソコンを通じて回ってきたけれど――私の仕事は2時間弱ではまだ終わらず、しばらくの間居残りだ。
「面倒だな」と思いながらも決して口に出すことはない。だから眠たくて閉じそうな目をこすって開ける。
左隣を見ると、――双葉さんも同じように居残りしていた。
双葉さんのも難しい仕事だったのかな。
私はそう思って声をかけた。
「あの、双葉さん」
「なに」
間髪入れずに返事が返ってきて私は少し驚いたけれど、続ける。
「双葉さんに回ってきた仕事も難しかった？」
「――それ聞いてどうするのよ、あんた」
初対面であんた呼ばわりか。私は少しむっとして、それ以降の会話を途切れさせた。
……ツンデレか。朝に見た彼女と今の彼女を比較して私はそう思った。
- Re: 枝垂れ桜-想い-[コメ・オリキャラ募集中☆*] ( No.25 )
- 日時： 2017/02/04 11:50
- 名前： ましゅ ◆um86M6N5/c （ID: QYM4d7FG）
―
「……」
先ほどの一言もあって、私と双葉さんの空間ではキーボードを打つ「タン、タンッ」という音だけが響く。妙な居心地の悪さが少しだけ気味悪い……。
とはいっても話すこともなく、話しかけても先ほどのようにあしらわれると思ってあえて話しかけなかった。
私は居残りから40分ほどかかって仕事が終わり――隅っこに置いてあった鞄を背負う。
一応同じ委員だから……と思い、「失礼します」とだけ一言言って私は視聴覚室を去った。
「…誰か居るかな…」
ぽつりと呟き、私は自分の教室をドアのガラス部分から覗く。
すると不意に後ろから、
「ここの？」
と聞こえ、ぱっと振り向く。
「かぐ――なつ…か。って何で」
「部活で体育館の掃除。今日は掃除だけだからって」
へー、と適当に返す。神楽はバトミントン部か何かだったはず。
やっぱり、1年間ずっと幼馴染みがいない空間で過ごしてきた私にとって――幼馴染み、というのは新鮮だ。
慣れないなぁ…と、心の隅で思う。
掃除だけなのにわざわざ行くなんて、バトミントン部に執着してるんだな……と、ふと思う。
私は部活、中学の頃はやっていたけれど――途中で心が重くなるのを感じ、やめてしまった。だから正直、ずっと続けられるなんて心の底からすごいと思う――。
「じゃーね」と、なっちゃんや有紀ちゃんに言う声よりかずっとずっと低い声で神楽に告げた後、下駄箱へ行く。
するとそこには、双葉彩芽さんが待ちかまえるようにしていた―――。
- Re: 枝垂れ桜-想い-[コメ・オリキャラ募集中☆*] ( No.26 )
- 日時： 2017/02/04 12:28
- 名前： ましゅ ◆um86M6N5/c （ID: QYM4d7FG）
―
「……双葉さん？」
私がそう呼びかけると、早く靴を履き替えろとでも言うように視線を私に靴箱に向ける。
ビクッと肩を振るわせた後、よそよそしい態度で靴を履き替えた。
私何かやったかな……と、肩をすぼめて双葉さんのすぐ後ろを歩き始めた。
「あのさ」
今日の朝登校してきた桃色に染まった道を歩いて数分経った頃、双葉さんが口を開く。
聞き逃さないようにと神経を耳に集めるようにした。
「必要事項伝える以外は話しかけないで」
と、私を突き放すようにして私の先を早足で歩いていった。
「……んだよ、何のキャラのつもりだよ」
私は聞こえないようにそっと、彼女の背中を見ながら言った。
/
理科の先生に頼まれた実験の用意を理科室に運んでいる最中。
「重たそうだね、手伝おうか？」
「…じゃ、お願い」
同クラスの男子――成田司くん。成田くんが、私の持っている荷物の半分を受け取る。
そのとき、一瞬私たちの指先が触れた。
私はそんなこと気にする暇もないんだけど、――どこからか私の体に視線が突き刺さった気がした。
ちらっと周りを見ながら理科室までの道を歩いていると、物陰に…双葉さんが居た。
嫉妬深そうな暗い目をして私を見つめている。彼女の顔を気付かれないように横目で見ながら教室に入った。
―――
少し複雑な関係(？)
- Re: 枝垂れ桜-想い-[コメ・オリキャラ募集中☆*] ( No.27 )
- 日時： 2017/02/04 23:20
- 名前： ましゅ ◆um86M6N5/c （ID: QYM4d7FG）
サブタイ(？)の「想い」というのは多分変わらないと思うんですが、
「枝垂れ桜」のほうのタイトルをリク掲示板で絶賛募集しています！！
よろしければコメントください<(_ _)>