コメディ・ライト小説(新)
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- 枝垂れ桜-想い-[コメ・オリキャラ募集中☆*]
- 日時: 2017/02/11 17:24
- 名前: ましゅ ◆um86M6N5/c (ID: QYM4d7FG)
☆*・:・*☆
こんにちはこんばんは、ましゅです。
開いていただき有り難うございます。
駄作ですが、温かい目で見てくださると光栄です!!
タイトルは仮です。よく変わるかもです汗
--☆*・:Episode:・*☆--
*Character*…>>1
*prologue*…>>9
―――*
『第1章』広報と再会
>>10-12、>>15、>>19-21、>>23
『第2章』
―――*
--お客様--
*てるてる522様
*茶色のブロック様
*モズ様
*みかんさいだーくろーばー様
*氷詠様
>>17にコメントあります(・・*)
こんな小説に足を運んでいただき本当に有り難うございました!
よろしければまた来ていただけると嬉しいです←
―――*
作者プロフィールです。
中学生女子です。
半年……よりか短いくらいのまだまだ新参で未熟者です!
友達になってくださる方募集しています!←
良かったら友達になってください!!(・・*)
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- Re: 桜色の想い[コメ・オリキャラ募集中☆*] ( No.18 )
- 日時: 2017/01/31 21:45
- 名前: ましゅ ◆um86M6N5/c (ID: QYM4d7FG)
>>16
いえいえいえ!私なんか…ペーパーじゃないとしたら、「髪(hair)」です!!
モズさんこそ「神」です!
テストに出るんですかw
いえいえ、こちらこそいつも暖かいコメント本当に有り難うございます!
こんな小説にいつも足を運んでくださってもう…()
受験の季節ですね~。
私にはまだ少しあるので、勉強もほどほどに頑張ろうと思います(
コメント有り難うございました♪
- Re: 枝垂れ桜-想い-[コメ・オリキャラ募集中☆*] ( No.19 )
- 日時: 2017/01/31 23:08
- 名前: ましゅ ◆um86M6N5/c (ID: QYM4d7FG)
―
全員が集まり、広報委員会担当と思われる教師が入ってきた。女教師……町野先生。
「じゃあ皆、空いてる席に座って~。活動始めますよー」
中々ゆるい教師が担当で、私は少し嬉しくなった。
「1年生は、先輩たちの名前が分からないと思うので……自己紹介しましょうか~」
教師の言葉に、「えー」という小さな声が聞こえる。
すると3年生の女子生徒がいきなり立って、
「田中明里です。1年生、2年生の皆、よろしく。皆、自己紹介してください」
田中先輩が言ったのを聞いて、3年生が次々と立ち始めた。それにつられて、2年生も立ち始めたので――私もそれに合わせてすごすごと立つ。
私は3年生や、私以外の2年生が自己紹介をするのをボーッと突っ立って聞いていた。
すると近くの2年生の子から「次お願い」と囁かれたので、
「奥田ここのです。皆さん、よろしくお願いします」
愛想もなく、淡々と自己紹介をした。
すると次に言った――男子生徒が、
「神楽夏弥。よろしくお願いしまーす」
神楽……夏弥?
それって、もしかして、もしかして……――。
- Re: 枝垂れ桜-想い-[コメ・オリキャラ募集中☆*] ( No.20 )
- 日時: 2017/02/01 18:26
- 名前: ましゅ ◆um86M6N5/c (ID: QYM4d7FG)
―
「双葉彩芽です。よろしくお願いします」
私は次々と言われる名前にも全く耳を傾けず、「神楽夏弥」…その名前について考えていた。何だろう、どこかで聞いたような聞いていないような名前なのだ。さっきから頭の中に何かがひっかかったような感じで、もやもやする。
私が考えている間にも、自己紹介はスムーズに進んでいって短時間で終わったみたいで、町野先生が全員を見渡した後、
「じゃあ今日は、部長と副部長を決めて終わりだから。部長は3年生から、副部長は2年生から出てください。じゃ、あとはよろしくね」
そう投げやりに言って、先生は教室を出た。
……決めるところは見ないのか。私はそう思わず突っ込みそうになったが、奥歯を噛みしめて止めておいた。
「えっと、皆」
無意識に入れていた力が急に抜ける。
さっきの……田中先輩が前に出て、真剣な目で皆を見ていた。
「部長、やりたいです。異義はありますか?」
……そう言われても、今日知り合ったばかりだから分からない。
他の3年生女子――おそらく友達なんだろう。その人が「いいと思うよ~」と言ったので、
「じゃあとりあえず、私が部長とみなして話を進めます。それでは…2年生から、副部長の希望はありますか?」
田中先輩が2年生が固まっている方を向いていった。けれど、誰も手を挙げる雰囲気はない――。
副部長か。
どうせ誰もやらないのなら、やっても良いかな…良い印象を抱いてくれるかもしれないし。
私はそう思って、静かに、でも真っ直ぐと挙手した。
それに気付いた田中先輩は私に向かって微笑んで、
「それじゃ、奥田さん…奥田ここのさんが副部長、異義はありませんか?」
2年生数人が「いいと思います」と言ってくれた。
……多分、私の印象は悪くない方向に向かったと思う。今の一言で少し自信がついた。
「では部長は私――田中明里。副部長は、2年生の奥田ここのさんに決定しました。皆さん、よろしくお願いします!」
と、部長が頭を下げる。それにつられて私も「よろしくお願いします」と言って、軽く頭を下げた――。
/
「奥田さん。副部長、よろしくね」
部長が私に微笑んで、それだけ言った。はい、と聞こえるように返事をして、私は視聴覚室の隅に置いた鞄を取ろうとする。
「なぁ」
不意に声をかけられて、私は持ちかけていた鞄を落としてしまった。小さく悲鳴を上げた後、ゆっくりと振り向く。
すると、私の前には――神楽夏弥が居た。
「――俺のこと分かる?」
と、口元を緩めながら神楽夏弥は言った――。
- Re: 枝垂れ桜-想い-[コメ・オリキャラ募集中☆*] ( No.21 )
- 日時: 2017/02/01 21:19
- 名前: ましゅ ◆um86M6N5/c (ID: QYM4d7FG)
―
「俺のこと分かる?」――という文脈から見て、多分私はこの男にあったことがあることに確信を持った。
誰だっけ、ともう一度神楽夏弥の顔を見る。
『なつ、お前スポーツは全然駄目だよな』
『お前のその勉強できる能力だけ欲しいわ』
顔を見ると、少しだけ分かった気がした。
この男は、私の幼馴染みだ。多分、小学校からだろう。
見覚えのある青が入ったような黒髪、この男の特徴とも取れる薄い紫色の目。
ぱっと見、身長も少し小さめで髪も長めだから、「高身長の女子」ともとれる男……。
『なつ、なんで泣いてんだよ』
そうか。こいつ、中学の卒業式でぼろぼろ泣いてたやつだ。
声まで上げて泣いてたやつだ。
私が泣き顔を見て笑ったら、突然涙を拭って人懐っこい笑みを私に向け――その後ずっと笑っていたことを思い出した。
中学校の卒業式の記憶が私の頭の中で蘇る。そこには、今目の前にいるやつと完全に見た目が変わらない……長めの髪で、青が入った黒髪。
「なつ」。私の記憶に出てくる名前…。
「神楽夏弥」の「なつ」だと見たら、私のもやもやもすっきり取れた。
「……なつ?」
「…思い出してくれた?」
卒業式の時のような人懐っこい笑みを私に向ける。
それを見た後、私もかすかに笑った。
- Re: 枝垂れ桜-想い-[コメ・オリキャラ募集中☆*] ( No.22 )
- 日時: 2017/02/01 23:45
- 名前: ましゅ ◆um86M6N5/c (ID: QYM4d7FG)
夏弥の身長に誤りがあったので訂正します
「166㎝」→「162㎝」
だいぶ小さくなりましたがね汗
身長高い人って良いですよね…←
自身「平均身長よりちょっと下」っていうのを保っている人なので(苦笑)