コメディ・ライト小説(新)

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北海道地方の憂鬱【短編小説】※気軽にリクしてね♪
日時: 2017/10/20 14:33
名前: 黒蝶 (ID: l.IjPRNe)

これは都道府県(時々世界)の擬人化のコメディ短編小説。リクエストも受付中です

主人公は北海道が擬人化した少女(?)でその仲間たちとワイワイ騒ぎますよ

Re: 北海道地方の憂鬱【短編小説】※気軽にリクしてね♪ ( No.31 )
日時: 2017/12/22 19:45
名前: 黒蝶 (ID: l.IjPRNe)

【宮城さんが北日本のリーダー?】




モチモチモチモチモチ。そんな効果音が聞こえてしまうような感覚に陥る北日本勢。

福島は自身の近くに座る宮城擬人化・古田昭平ふるたしょうへいを睨むように見る。

だがそんな福島に宮城は気付かぬまま。


「…そのずんだうめぇべか?」

「おう!皆もく?」

「いらないわよ。ていうか貴方、それで何個目?…岩手と山形が沢山、作っているのだけれど」

「20個目?」

「残念。30個目です。」

「数えてたんだべか…北海道」

「ずんだなら何個でもいける!!」


宮城の言葉に南部は呆れて何も言えないような表情になるが双子の津軽は「彼奴きっとスゲェ太るかも」と、ニヤニヤしながら思う。

ゴクン。宮城は最後のずんだ餅を飲み込むと立ち上がった。


「北日本のリーダーは都会の俺だー!!」

「…お前がリーダーじゃねぇし、腐った腐った林檎みたいにヘニョヘニョしてる癖にな」


津軽は小声で嫌味を言うと福島も「お前も田舎だべ」溜め息をついた。

Re: 北海道地方の憂鬱【短編小説】※気軽にリクしてね♪ ( No.32 )
日時: 2017/12/24 22:52
名前: 黒蝶 (ID: l.IjPRNe)

【クリスマス企画 第壱段(ラジオ風)】




クリス「北海道地方のスタジオからお送りいたします。クリスマス企画第壱段!!
こんばんは、北海道の冬は除雪が面倒ですよね!最近風邪が流行っているそうなので皆様もちゃんと手洗いうがいをしっかりと!
えと、挨拶は此処まででゲストを紹介致します」


北海道「日本国領北海道擬人化・荒井千里と申します」

津軽「津軽の佐々木神。」

福島「…福島県擬人化・荒井真人、だべ」

京都「京都擬人化の藤原玉藻前よ!」


クリス「…宜しくお願い致します!(あれ?)」

津軽「ぷぷっ」

京都「津軽。何に対して笑っているのかしら?」

津軽「だって、おま…「言わせませんよ!?」…北海道…とりま俺は林檎食う!」

京都「……」

福島「…つまり藤原はこの中でボッチだど言うごとだなぃ」

京都「はァ??」

クリス「やめて!喧嘩しないで!ちょっとぉ!?神さんは林檎を食べてないで止めてぇぇぇ…!!」

北海道「取り合えず皆さん落ち着いて下さい。聖夜の夜に争いをするのは頂けぬ行為」

クリス「北海道さん…。さて、今日は募集してあった北海道地方の憂鬱のキャラ宛にお手紙が届いています。
全部で…五通ですね!」

福島「リア友も読者もあんがと」

津軽「んじゃ俺はこれ読む」

京都「私はこれね!」

北海道「……(あらら…)」

福島「………ん、そうけ」

クリス「うえぇぇぇぇ勝手にぃぃぃぃ!!!」


津軽「俺が最初な。んー?タッピーさんからだな。
暗号好きor暗号というのが分かる方へ
『誰も手紙を送ってないし、みんなのも暗号で手紙を送ってみたら?』…暗号で手紙かぁ」

京都「確か九州組でやってた、そう聞いた事があるけど…」

北海道「というか神さん、一昨日に誰かに手紙出してませんでしたか?」

クリス「あぁ!それなら勝手ながら宮城さんから写真を貰っています!」

津軽「ちっ」

福島「これな」



宮城の野郎へ
なはかちゃまし
津軽から愛を込めて(笑)


クリス「津軽弁じゃん…何処が暗号なのさ!」

京都「ある意味で暗号」

北海道「…ね」

福島「…ん」

クリス「ていうかこの内容がスゲェ幼稚だべ!?」



"お前はうるさい"



津軽「ざまぁ」

Re: 北海道地方の憂鬱【短編小説】※気軽にリクしてね♪ ( No.33 )
日時: 2017/12/24 23:56
名前: 黒蝶 (ID: l.IjPRNe)

クリス「…ボクが居る意味ある?」

北海道「大丈夫です。貴方が居る意味は必ずありますよ」

クリス「北海道さん今日も穏やかだなぁ。よし、次の手紙をボクが読みます!えっと…世界の勇者さんからのお手紙ですね。
我が北海道様へ
『凄い勢いで怒った場面は何処ですか?お酒や煙草はしますか?』
これはリア友からですねぇ…では、北海道さんお答えください!!」

福島「…出だ」

津軽「おー」

北海道「密漁のせいで色々な海の生き物が激減した時とか?…お酒も煙草もしますよ。
ただ見た目が未成年に見えるらしく、警察の方々や周りの人が大騒ぎするので外出する時は控えております。

…成人済みなんですがね…」

クリス「えぇー!!凄い意外!?」

京都「だから外ではしなかったんだね。若く見られるのは嬉しいけど見られ過ぎもまた悩むわよねぇ」

福島「酒はともかくすげぇ吸うべ」


京都「じゃあ次!エレンさんからのお手紙よ。
親馬鹿真人さんへ
『わたくしの父上はとても背が高いのですがわたくしは低いです。どうしたら高くなれますか?ちなみに母上は背が低いです』
…今の時代じゃあ珍しい言葉遣いだわ」

福島「…遺伝にもよる。上手く伝わるかわかんねぇべが原因が猫背なら直すと多少は身長伸びんべさ。一番はヒールさ履いて誤魔化したりしたら…いんでね?」

津軽「何か真面目に答えてるんだけど」

北海道「お茶飲みます?」

京都「私も飲むわ」

クリス「誰も親馬鹿の単語に対して突っ込まないのか…(汗)」

福島「次、俺さ読むべ」

クリス「あ、はい、どうぞ」

福島「……………みったぐね」

京都「何があったの!?」

津軽「おーい。変なもん出すな。」

北海道「何が書いてあるのでしょうか…?」


福島「イケメン(笑)さんからだべな。
北日本組へ
『みんなって集まるとギャグ・ほのぼの系だよね』
……………………んだな」

京都「何処に顔が赤くなる要素が!?そういうのいらないから!!」

クリス「ギャグとほのぼのが合わさった北日本組…」

津軽「……何処にそんなんあった?」

北海道「知らぬが仏という言葉があるように知らない方が言いと思いますし其処はスルーしましょう」




福島「まあ。いんでね?」

Re: 北海道地方の憂鬱【短編小説】※気軽にリクしてね♪ ( No.34 )
日時: 2017/12/25 00:19
名前: 黒蝶 (ID: l.IjPRNe)

津軽「これで最後。フィンさんからだが…。
この手紙を見ている君へ
『目が覚めたら君は顔と手足のあるものだらけの世界にいた。最初に目があったものは?』
目って普通は顔なんじゃないか?」

クリス「心理テストみたいです!」

京都「みたいじゃなくてそうなのよ」

クリス「あれ?福島さんその神は一体なんですか?」

北海道「…いつの間に」

福島「そのテストの結果だべ。読んでみんべか?…津軽」

津軽「…いや良いし。」

福島「……」

津軽「……」

福島「……」

津軽「……」

福島「……」

津軽「……」

クリス「何ですかこの沈黙」

京都「ほんとにねぇー」

北海道「…というかそろそろお時間ですよ」

クリス「あ、本当だ!?ボクこれから良い子にプレゼント配らなきゃ!」

福島「…悪い子には?」

クリス「悪夢のプレゼントさ!!」

津軽「意外と楽しかった。宮城はあとで覚悟しろ」

北海道「手紙の件を忘れていなかったんですか…御愁傷様です。」

福島「あとは任せろ」

京都「物騒なことはやめてよね!」

津軽「大丈夫だ問題ない!」

クリス「あはは…。ではこれでクリスマス企画はこれにて終了致します!最後まで見てくださって誠にありがとうございました。」



津軽「帰ったら寝よう。疲れたし朝には宮城県に向かってやろうか」
京都「はいはい」
福島「北海道は一緒に帰っぞ。」
北海道「分かりました」




クリス「__では皆さん!」





全員「メリークリスマス!!」

Re: 北海道地方の憂鬱【短編小説】※気軽にリクしてね♪ ( No.35 )
日時: 2017/12/25 14:04
名前: 黒蝶 (ID: l.IjPRNe)

【久しぶりの市町村ネタ】




「わぁー!!」


苫小牧は自転車が置いてあった場所を見て歓声を上げる。その足元には苫小牧が篭に置いていて白い鞄が転がっていた。

苫小牧は比較的治安が良いのだが自転車の盗難率が高い。

鞄の中身は財布・ノート・筆箱・音楽プレイヤーの五つ。


「久し振りに盗難にあっちゃったなー。でも鞄が置き去りにされているのが不思議~」


「でもあの自転車って高かったんだよー」と、苫小牧は悔しがる。しかし目元は笑っていた


「また買わなきゃ」


何処からか「いや、警察に通報しろよ!!」と、札幌の声が聞こえた気がしたのだった


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