コメディ・ライト小説(新)

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【導かれし石たち】
日時: 2020/05/05 23:51
名前: cinnamon (ID: 69bzu.rx)

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この世界の人々は皆、心に宝石を宿している。

有名なものでなくても、形が不恰好でも、それはしっかりとした一人一人の魂。

これは、そんな世界で生きる少年少女が宝石と共に生きる、大切な物語。

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【目次】

>>1 プロローグ/私の旅の始まり

>>3-5 1.歌で寄り合う船どうし



【登場人物紹介】
>>2 メインキャラクター

Re: 【導かれし石たち】 ( No.2 )
日時: 2019/03/12 15:21
名前: cinnamon (ID: 6FfG2jNs)

【登場人物紹介】


花乃 優奈 / ハナノ ユナ

金髪のツインテールで、瞳は淡い青。
身長が150センチ台と低めなのが悩み。


翠 柚樹 / ミドリ ユズキ

艶やかな濃い灰色の髪を後ろで一つに束ねている。(下ろすと腰くらいの長さ)
右横辺りの髪に少し青い髪が混ざっているが、染めてはおらず地毛。
瞳の色は青。


日ノ丸 正人 / ヒノマル セイト

背が高い。とんでもなく高い。(180センチ台後半だとか、某○ノビックの大量摂取故だとか。)
黒髪に黒目。平凡。


蛇燈 竜鬼 / ジャトウ タツキ

前髪が長めの黒髪。瞳は赤がかった紫。
身長は低めで何なら童顔でもあるが、纏う雰囲気が大人っぽい故かよく成人扱いされる。
常にパーカーのフードを被って、顔を見せない。

(なお年齢に関しては、本作品内では具体的には触れませんので、適当に中学生くらいだと思っておいて下さい。ちなみに全員同い年です。)



メインとなるのはこの4名です。
なお外見設定に関しては文章だと些か伝わりにくいところがございますので、私のTwitterにて後日画像の方を上げようと思いますので、よろしければそちらをご覧下さい。


Re: 【導かれし石たち】 ( No.3 )
日時: 2020/05/01 00:17
名前: cinnamon (ID: 69bzu.rx)



そもそも、私が旅に出るに至ったのは数年前のあの出来事だった。
それを話すには、この世界の根本から説明しないといけない。

私達は、皆生まれながらに宝石を持っている。
内臓に埋め込まれているとか、そんな具体的なものではないけれど、けれど確かに私達の胸には自分だけの宝石が宿っている。

生まれてきた時には既にあって、死んだ時には骨と共に残る。死んだ宝石は生きている頃の輝きを失って、灰色の塊と化す。そしてそれは思い出の具現化__その人の最期の感情までもを詰め込んだ、どこまでも鮮明な記憶の記録。
私達にとって、宝石は触れたことがなくてもそこにあるもの。心臓と同じだ。

宝石の種類は人それぞれで、同じ宝石でも色や形、能力が全く同じものは一つもないらしい。
そしてさらに不思議なことに、この宝石の数というのも、ごく稀に二個宿っている者がいるのだと。

まあ、私もその一人だけど。

私の宝石は、ダイヤモンドとハーキマーダイヤモンドの二つ。どちらも名の知れた宝石なだけに、親からは色々な護身法を教わってきた。柔道やら剣道やら、あとは格闘技をちょこっと。


「まあ本当は護身なんて、宝石の能力を使えばいい話なんだけどねー……」


花に花言葉があるよう、宝石にも様々な言葉が込められている。宝石言葉は能力とイコールで、例えばダイヤモンドは世界一の硬度を活かして戦える。訓練次第で、幾らでも宝石を力に変えることが出来る。
でも、私は極力宝石の力に頼りたくなかった。

初対面の人には、相手の宝石言葉が予知や透視の系統じゃない限り、宝石がバレることはほぼない。なのに宝石の力をを出して私がダイヤモンドを持っていると知られれば、捕られる可能性は何倍にも膨れ上がる。その当たり前のことに気がついてからは、私がすすんで宝石技を使うことはなくなった。

それに、純粋に自分の力で強くなりたいという思いもあるし。


「……宝石、かぁ」


風がそよぐ。
旅に出て早一週間、場所を確保して生活を送れるようになるまでにかかった今日までの日々の中で、ずっと頭をぐるぐる回るのはまとまりのないこの思考だった。


宝石__


それも、私の場合は二つ。
この二つは紛れもなく私の中にあるけれど、宝石の能力が100%自分の力かと言われれば正直微妙な気がするから。この宝石は私が掴みとったものじゃない、神様が偶然割り振った人間は、私だっただけ。


「……レオは一個って聞いたけどな。何の宝石なんだろうな……」


最後まで教えてくれなかった。
私の旅の原因である彼は、自分の宝石がなにか、幼なじみの私にも絶対に言わなかった。
それがどうしてなのか。それすらもわからないまま。

レオはいなくなった。

亡くなってはいない、そう村の長老は断言した。昔ながらの方法で信じるには覚束無いものもあったけれど、長年を生きてきた彼の言葉の重みは私たちに伝わった。

何より、私がレオに生きていてほしかった。

だから亡くなっていないという希望の綱を1本だけ持って、私は旅に出た。


「………………」


風がそよぐ。
でもその風の心地は、さっきみたいによくはない。

嘘をつくと、自然は咎めてくる。
おばあちゃんのその言葉は、まだ子供の私でも身をもって体感できる。


「これが嘘なのか、本当なのかは私が決めるけどね。おばあちゃん」


これを嘘だと思いたくはない。
私のなかでは、レオのことも同じくらい大切なんだ。【もうひとつの理由】以上だとは言わない、本当に、同じくらい。

まあけれど、村のみんなに話してきた理由を本当とするなら、私のこれは嘘だ。


「本当の理由__」


口に出そうとした、すると何かを感じてやめた。

歌が聞こえてくる。

こんな林の中なのに。











Re: 【導かれし石たち】 ( No.4 )
日時: 2020/05/01 01:07
名前: しなもん。 (ID: 69bzu.rx)



「~~……~~……」
「……まだ聴こえる……女の子かな」


だんだん近くなる歌声に、気づけば引き寄せられるみたいに迷うことなく近づいていく。
かなり近くまで来て、どこだろうと声の出処を探すと、上に、いた。

落ちたらちょっとの怪我じゃ済まなそうな高さでも、リラックスしたようにのびのびと歌う彼女はグレーの綺麗な髪をしていて、木の間から射し込む光で天使みたいに優しい輝きに包まれていた。


「綺麗……優しい人なんだろうなぁ」


歌が終わってもずっと、ぼーっと眺めてしまっていたらしい、彼女は歌を終えて一息ついた……ところまでは見ていたはずなのに、


「大丈夫、ですか?」
「へぁ!??って、いった……」


気づけば、目の前にいた。
びっくりした衝撃で半歩後ろに下がったらそこに待ち構えていたみたいに小石が足に突っかかる。見事に尻もちをついた私を見て、笑うこともなくちょっと目を見開いてから手を差し伸べてくれた。


「ありがとうございます……やっぱり優しい人ですね、」
「やっぱり?」
「あ、いやその……さっき歌ってるところ勝手に聴いちゃってごめんなさい。あなたが歌ってるところを見てて、なんかこう、優しそうな人だなと思って」


言葉がぐちゃぐちゃになってしまったけど、とにかく優しそうに見えたのは本当だったから、と伝えると至極不思議そうな顔をされた。



「ああ……優しそう、なんて初対面で言われたこと無いからな。寧ろ、その逆しかない」
「なんでかなあ、キラキラ輝いてて優しい雰囲気だったのに。
……あ、私の名前、花乃優奈っていいます!」


よろしくね、という気持ちを込めて右手を差し出せば、戸惑いながらも目を合わせて握ってくれた。綺麗で深い青色の瞳。前髪も一部分だけ同じ色で、女性らしくないカッコ良さと優しい一面が素敵だな、とぼんやり思う。


「俺は……翠柚樹」
「柚樹ちゃん、よろしくね。なんか柚樹ちゃんの歌に引き寄せられるみたいにここに来たけど、来れてよかったあ」


自己紹介をするとなんとなく、赤の他人から友だちに昇格した気持ちになれる。安心から思わず笑顔になると、宝石というワードに反応したらしい柚樹ちゃんは私の目を見てきた。


「宝石が、反応した?」
「あいや、理由も現象も何も無いけど……なんとなく。そんな気がしただけで」
「教えてもらってもいいか?優奈の、宝石」
「ん?……ああ、ダイヤモンドとハーキマーダイアモンドだよ」


戸惑ったのは、一瞬だけだった。
自分でもびっくりしたけど、どこか柚樹ちゃんになら、言ってもいいような安心感と信頼があった。出会って数分の関係なのに。
でも彼女の方はそんな私の心境にすら心当たりが出来たらしい。私の宝石の名前を聞くと、会ってから一番目を大きくさせた。


「二個の宝石……凄いな、古い言葉は信じてみるもんなんかもな」
「へ?どういう……」
「昔、本で読んだことがある。
【二つの宝石を持つ者、同じ境遇の者に惹かれ合い力を高める】【宝石には相性がある】【互いに切磋琢磨し宝石の力を増幅させることの出来る種がある】」
「つまり……?」
「一点目は確実に、当たっていると思う」


その言葉は確信した。彼女も、二個宿しているんだ、宝石を。
聞けばメテオナイトとカヤナイトの二つだそうで、能力は【心身を浄化し、強い精神力が宿る】【従順・適応・清浄を表し、感情のバランスを保つ】という聞いただけでも彼女らしいと思えるかっこいい能力。

運命なんておとぎ話みたいなもの、あったら素敵だとは思っていたけれど。これはもしかして、立派な運命というものでは……?

勝手にテンションの上がる中、柚樹ちゃんが突然腰に手を当てた。


「なに、どうし」
「……何かが、いる」


何かしら気配を感じたらしい、私はといえば何もまだ分からずにいるものの、とにかく彼女に倣ってそっと気配を消した。

雰囲気がうって変わって静まり、葉が落ちる音も聴こえそうな静寂の中、

何かが、こちらに向かってきた。






Re: 【導かれし石たち】 ( No.5 )
日時: 2020/05/01 03:04
名前: しなもん。 (ID: 69bzu.rx)



「っ、!」


キィン、と金属同士のぶつかるこの穏やかな林には不釣り合いな音が響く。
柚樹ちゃんが、例の気配からの攻撃を受け止めたらしい。こっちの抵抗をみて、一旦相手は身を引いた。
ダイビングの時に着るような体に密着した黒いスーツ姿。目元も黒いサングラスで、はっきりと分かるのは口元と手だけ。
いかにも不審者って感じの男に、私は、


「……あ……」


見覚えがある、というか、
私が追っていた人物だった。


「知り合いか?」
「……私が一方的に知ってるだけ、味方じゃない」


あまりこっちの素性も知られたくないからぼかして伝えると、柚樹ちゃんの敵認識は消えずに残ってくれたみたいで鋭い目線はそのままだった。男の方は二対一のこの状況でも余裕らしい。


「宝石を二つ宿す者……カヤナイトは入手済みだがそれ以外の三つはまだだ……」
「何を言ってる?俺たちの宝石を取ろうってあんた、立派な犯罪行為だが」
「それがどうした!こんな法で縛られた世界なんざ消えるのも時間の問題……新たな世界の創造力として、お前たちの宝石は使われなければならないのだ!」


宝石を執拗に奪いたがるこの感じ。
間違いない。
私が旅をする、最初の理由。


「話通じねえな、っ、」
「話など要らん、大人しく宝石を奪われろ!」


柚樹ちゃんの話もそこそこにまた斬りかかってきた男に、柚樹ちゃんは槍で受け合い私は男の背後に回る。


「背中がら空きですよっ、!」
「なっ、に…」
「柚樹ちゃん今!」


蹴りを入れて男を柚樹ちゃんから引き離す。絶対この金髪娘は大した戦闘も出来ずに守られるポジションだと思ってたでしょ、ってのが手に取るように分かるリアクションは意外にも柚樹ちゃんも同じだった。ちょっと傷つく。
そんな間に柚樹ちゃんは体制を崩して地面に倒れた男の鼻先に槍を突きつけた。勝負は着いた、と思われたその時。


「やはり二つの宝石を持つ者は皆、ある程度の力を持つのか……良い人材だ……」
「な、おい!」
「やっぱり……消えた……」


男は、消えた。溶け込むみたいに。

静かな静かな木々の中、まるで最初からいなかったみたいな平穏が戻ってきそうな沈黙がしばらく続いて、柚樹ちゃんがため息でそれを破った。


「あんな奴、俺は初めて出会ったが。
優奈はあるんだろ」


その言葉で私もため息をついた。質問が嫌な訳じゃない、でもあの男達の事については旅の目的ではあるけれど、思い出しただけでいい気はしない。


「うん。私の、旅の理由があの男達の組織を潰すことだから……」
「聞いてもいいか?」
「乗りかかった船、ってことだしね。私も聞いてもらおうと思ってた」


私の故郷____香埜こうの村。

都会でもなく田舎すぎる訳でもない、小さいながらに程よく充実していたこの村で過ごしていた私に、私にとっては大きな一つの出来事があった。

私の先を歩いていたお婆さんが、男に拘束されている姿を見てしまった。
男の格好は黒いスーツにサングラス。

明らかに不審者だと思った私は、当時少し習っていた魔法術でお婆さんを瞬間移動させた。
その時、男は言った____彼奴の宝石はまだ、保存されていない種の物だったのに何故邪魔をした____って。

私は、『宝石の能力は宿し主である人間しか使えないのに、何故そうまでして奪おうとするの』って尋ねた。男がお婆さんから宝石を取る意味が、私には売ってお金を稼ぐことくらいしかないと思ったから。

でも男は____


いずれこの世界を変える存在となるお方、我らの頂点に立つお方こそ、この世の全ての宝石を使い、正しく世界を創られるお方だ____


そう、言った。
意味が分からなかったし、それは私の村の長老さんが伝説として語っていたのと全く同じ能力で、そんな人間が実在するとも思えなかった。

聞き馴染みのある伝説と同じ存在が急に真実のように語られて、私自身混乱した。
結局私も襲われかけて、ダメだと思った時にまた別の人物に助けられたけど。


「……たった一日の、数十分の出来事だけど、私が旅に出るには十分な衝撃を受けたの。

この世の全ての宝石がいるのかは分からない、けど他人から宝石を奪って造られる国で暮らしたいとも思えない。自分も危険な身に遭いかけたし、あの時感じた怖い思いを誰かにさせたいとも思えない。

だから、私は旅に出たの。いずれこの世界を変える存在となる男やらを倒そうって決めて」
「……なるほどな」


静かに答えた柚樹ちゃんは、何か思うことがあるのか、どこか一点を見つめて考え込んでいた。


「野暮な質問かもしれないが、その時優奈を助けた男は誰だったんだ?」
「名前は聞いたけど、名前以外の情報は何も……蛇燈竜鬼、さんっていうことだけしか知らなくて」
「蛇燈……知らないな。いやまあ、ふと気になっただけで大した意味は無いからいいけど」


でも、この旅の途中で、蛇燈さんにもまた会えたなら。その時は、助けてもらったお礼を言いたい。

『アニメの主人公キャラみたいな真似して、死ぬような事すんなよ』

お兄ちゃんが実際にいたらこんな感じならいいなと思うような人懐っこい笑顔。
そして、その笑顔とは真反対に強く、黒い魔法。
あとは、蛇燈竜鬼という名前。
たったそれだけの条件だけど、また、会えたらいいな。


「よし、決めた」
「……ん、?あごめんぼーっとしてて、何か話してた……?」


過去に思いを馳せてたら、凛々しい柚樹ちゃんの声で現実に引き戻された。やばい、かなり過去に飛んでいってた。何も聞いてなかった。勝手に焦っていると、くすりと柚樹ちゃんが笑う。笑った顔、可愛いなあ。


「まだ何も言ってない。優奈、お前の旅に俺も着いていかせてほしい」
「え、柚樹ちゃんを?私は大歓迎だけど、柚樹ちゃんの旅の目的とかいろいろと……いいの?」
「俺が旅……というかこの生活してるのも、自己鍛錬の意味合いしかねえし。優奈みたいな強い意志のある人に着いて支えるのも悪くない。それに」
「それに?」


こっちを向く柚樹ちゃんの視線は、迷いなんてなくて。強くて、真っ直ぐ。


「これも、乗りかかった船、じゃないか?」

「ふふ、確かに。そうかもね!」


これから、よろしくね。

二人の旅が、始まる。


Re: 【導かれし石たち】 ( No.6 )
日時: 2020/05/06 00:09
名前: しなもん。 (ID: 69bzu.rx)




「ほんとに大乱島なんだね……」
「随分と物騒な名前を付けたもんだな……」


私たちの旅の目的は(柚樹ちゃんは私に合わせてくれるようだし、必要に応じて自己鍛錬に励むみたいなので)一致している。
あの組織を潰す、その為にまずは目撃情報を新聞やら聞き込みやらで地道に集めてようやく辿り着いたのがこの“大乱島”。


「とりあえず2ヶ月前に目撃情報があった場所辺りに行くか、これで彼奴らが来たら2ヶ月ペースで同じ場所に来ることが分かるし」
「そうだね……って、柚樹ちゃん見てあれ!」


先導してくれる柚樹ちゃんに着いていこうとしてふと目に入ったポスターに思わず足を止める。柚樹ちゃんもそれに目をやると少なからず驚いたようで。


「これ……まさかこの為に島の名前大乱島にしてるのか?」
「いやそんな事ないでしょ、って言いたいけど気持ちは分かるよ柚樹ちゃん……このゲーム知ってる?」
「流石に有名だしな。まあ、やった事は少ないけど」


この島の名前と同じ読みの、世界的に有名なゲームの大会を知らせるポスター。あまりにも単純というか……流石に笑っちゃった。
日付を見ると、なんと明日。今日はどのみち寝泊まりできる場所を探すのに一日を使うし、これはちょっと気になる。


「柚樹ちゃん、これ行かない?」
「優奈興味あるのか?……まあ、人も集まるしここを狙う可能性も無きにしも非ず、か」


ということで、明日。

私は、また大事な出会いを経験することになる。





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