コメディ・ライト小説(新)
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- 未定
- 日時: 2020/02/21 23:00
- 名前: 朱代 玄々 (ID: AwgGnLCM)
初めまして。ではないですが、朱代 玄々です。
ルール
誹謗中傷は禁止。まあ、したらもう、管理人掲示板に報告及び無視。
・スレ主が居ないときはロック
目次 >>01
別ハンで書いているもの大方他のサイトに移動終わりました。なので此処は他のサイトで書いているものの続きをある程度の長さになるまで書いていき、充分な長さになったら他のサイトへ投稿して消し、また繰り返す作業用に致します。皆さん、宜しくお願い致します。
別サイトでは、逢葵 秋琉(あき あきる)と云うハンネで此処に載せていた小説擬きの続きを書いてます。そちらも宜しくお願い致しますね。
- Re: 人生終了と思ったら、第2の人生が来てしまった。 ( No.7 )
- 日時: 2019/09/09 23:03
- 名前: 朱代 玄々 ◆YYkGnvovR2 (ID: hVaFVRO5)
序章 04
「死んだらね。魂くれるように契約しようとしたんだけど......あの子、途中で私の事想像の産物って云って夢から追い出されちゃったぁ」
だから、あの方になる魂取り損ねて~。と短い真っ直ぐな赤髪に色白な肌、紅いつり目で赤い紅を差し胸元と肩を大胆に見せている着物の着方をして大柄の男に報告しているのは。
「分かっている、李亜。手前の手にねえなら、そうだろうと.....彼奴の魂が、あんな脆弱な人間に何度もなるなんてよ」
男も女の時もあんなんじゃ妖のままでいりゃ良かったのに。と大柄の男は、あの方と共に居た遠き日々を思い出しているのか。琥珀色の切れ長の瞳を細めてつつも、憐れむような蔑んだような口調で云うも、云った後の表情は何処か寂しそうでつまらなそうで。そんな表情に李亜は、扇子を口許へ持っていき
「あらあら、天の邪鬼よりも素直じゃないんだから~。そんな事云ってて、一番あの方に戻ってきて欲しいのは、来刃でしょ~」
くすくすと笑いながらからかうような口調で、何処か楽しそうにする李亜は真っ直ぐに来刃を見て云えば続けざまに口を開いて
「...まあ、他の魂も死にたくなる時があるみたいでね~。 だから、悲鳴を上げている魂ちょっとだけお持ち帰りして来ちゃった。 これで、魂酒しましょうよ~」
契約に失敗しても~、あの方になる人間が死んで魂になったら直接脳に呼び掛ければ昔のようにきっと居られるわ~。と小瓶に入った白く淡く光っている人魂複数を来刃に見せてから、来刃が今杯に継ぎ足している酒瓶を空いている手で指しながらゆるい口調で云う李亜は、来刃にゆったりと近付く。
「手前は、調子の良い奴だな。んなんじゃねえ.....ただ」
天の邪鬼、会いたいのは。を云われたら思わず違うと来刃は云いそうになるも、続けざまに云われた魂酒の誘いに怒鳴る気も失せて苦笑いを浮かべて口にすれば、さっき云われた言葉に対して否定するように。会いたいとかんな易い感情じゃねえ。会いたいだけなら、魂だけ見りゃ済む話だ。とわざわざ引き込んだりしねえ。と色々云いたいことはあった。あったが、来刃は何故動いているか。何故、彼奴に戻したいか。その理由だけ李亜に云えば良い。そんな考えと数秒経ってもなかなか続きを云わない来刃に李亜が聞き返すように「ただ?」とさっきとは違い聞き手に回っているのか柔らかな声で続きを云うよう促す。
「ただ......彼奴に掛けられた呪縛を解きてえだけだ。 あれがある限り、彼奴に自由はねえ」
充分、償った筈だ。俺らの分まで。と掛けれた時。死んだ時も彼奴は一人だった。否、彼奴が俺らに黙って行ってしまった。だから、間に合わなかった......助けることが出来なかった。彼奴の魂は、何千年重ねても幸せになるなんて一切なかった。生まれ変わることを何度も本人の意思関係なく強制されてどの人間に生まれ変わったのか分からなかったが、繰り返される内に段々掛けれた効力が徐々に薄れてきたのか彼奴の存在を、気配を感じていって。
それが今、強く感じる。これならば、呪縛を解くことが出来るだろうと来刃は思う。
「解く。もう二度と陰陽師の奴等に、人間に呉れてやるかよ。......今の世なら陰陽師は居ねえ。ましては、妖刀もだ」
第一俺らが居る常世に来れば人間に会うことも、人間に自由を奪われることもねえ。とつらつらと理由だけを伝える筈が想いが募りに募って強く固い決意、何れ程この時を待っていたか。そして、二度と失わないと云う現れが表に出て吐露していく。
「あらあら、良いわねえ。 そうよ、あの方には常世に。二度と人間に会わせないようにしなきゃ縛れちゃうもの......私たちの所でまたあの時のようになれば......楽しいわ」
ふふふっ。と賛同するように深く頷けば、満面の笑みで心底楽しそうにしつつも、その日を待ちわびるような何処か恍惚で、狂喜染みた目をしてゆるい口調で云う李亜は、来刃の隣にふわりと座ると来刃に魂酒を杯に注ぎ、自分も酒に口をつければ来刃と同じように明日を見つめる。そう、またあの時のようになる日を。誓って。否、正しくは仕向けるのだが、きっとそれが良いことだと確信しているから二人は敢えて口にしない。
- Re: 人生終了と思ったら、第2の人生が来てしまった。 ( No.8 )
- 日時: 2019/09/29 20:40
- 名前: 朱代 玄々 ◆YYkGnvovR2 (ID: e.VqsKX6)
第一章~人生終了まで、後一ヶ月。カウントされてました。~
第00夜「出会い」
紗英王の返答に直ぐ様行動に移す。先ずは現世へ行かないと主に会えない。主になりえる魂に、出会わないと始まらない。会えるだろうか?本当に分かるのだろうか?俺に。と暗羅は思う。しゃら様じゃなかった。主に相応しい強き者、上に立つ者としてこの上なく主になれる。仕えても良いとさえ思っていたが、仕えたいとはならなかった。この人だと思えなかった自分が居たのだ。
心が動かなかった。しゃら様を目の前にした時、俺の主はしゃら様じゃない。と言っていた。だか、それはその人の目を見たからはっきりと分かった。しかし、現世では何もかも違う。
まず、自分の姿は見鬼
一時保存。
- Reアヤソウ ( No.9 )
- 日時: 2020/07/04 12:35
- 名前: 朱代 玄々 ◆YYkGnvovR2 (ID: UIQja7kt)
春零の言葉に、即座に反応し返事をした蒼真は異形擬きに飛び掛かる。
おどおどしい見た目。巨大な鬼の影絵のような異形擬きは泥泥と肉体が腐って液体化しているかのようにボタボタと地に落ちては地についている体から戻っていくを繰り返している
一時保存。
- Re: 未定 ( No.10 )
- 日時: 2020/02/23 22:13
- 名前: 朱代 玄々 ◆nI0A1IA1oU (ID: jtELVqQb)
とり忘れました。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
--雨が絶えまなく降り続け、地面を濡らしていく。
地上では雨を凌ぐレインコート。様々な色の傘を広げ家路に急ぐ者。仕事に行く者。遊びに行く者で溢れている。
高層ビルと高層ビルが立ち上る街中を平等に雨は濡らす。
--この瞬間だけは皆平等に雨に濡れ、触れて、見る事が出来る。
天の恵みと呼ばれている雨と傘を差している人々を屋上から見ている青年が居た。
「花みたいだ......」
柵を越えて下を見下ろす形で眺めながら、ぽつりと呟く。コンクリで固められたアスファルトには咲かない花や草木..灰色で、色と云う色がない地上に傘と云う花が咲いた。
屋上から見た景色。この景色は......こんなにも綺麗と思えるのに、な。と先程よりも大きい声で言うなり、かしゃんと柵に体が触れる音が軋み始めてやがて、音が止む
青年は暫し花と比喩した傘の群れを見飽きたのか柵に寄り掛かると今度は空を見上げた。
--携帯は......溝に棄てた。これでもう何も無いだ、ろ? 俺の手元には
確認するように空に何も持っていない手を翳す動作を何度も何度も繰り返す。
以前にも、この青年は同じ事をこの屋上でやっていた。だが、あの時とは違い日の光がない雨雲が漂い今だに止まない雨が容赦なく濡らし続けていた。
「..........」
--期待していたんだ。俺は誰かが来るのを。誰も、俺を期待してない事は最初っから分かっていた。
口に出すと虚しくなるのは知っていても、青年は口を開き、言の葉を紡ぎ始める。確かに居るのだと訴えるように、青年は確認していた行為を止め、片手を柵に食い込むほど掴み、ギギィと鈍く軋む音を上げ続ける最中
「それでも......望みたいって期待したって良いだろ?俺だって......」
弱々しく雨音にも消される声音だが、紡ぐ言葉ははっきりと
「お前らと同じ人間なんだからよ......」
確かに青年が此処に存在している事を伝えていた。この直後彼は、フェンスを乗り越えて屋上から飛び降りる何の躊躇いもなく
否。青年は生きている間、散散躊躇った。散散悩み苦しんだ。もう青年は限界だった、もう生きてられないと生きていても楽しくないと生きていても生きてなくってもどうせ変わらないと。
一時保存
- Re: 未定 ( No.11 )
- 日時: 2020/05/09 07:42
- 名前: 朱代 玄々 ◆hqbnPC3Y7o (ID: eldbtQ7Y)
陽光と会ったのは、元服した日だった。
陰陽師と云う職は師と弟子の一対一形式か、陰陽道。所謂寺子屋
一時保存。