コメディ・ライト小説(新)
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- 23歳の小学生
- 日時: 2019/11/17 12:30
- 名前: ロティ (ID: 2gJpuHi8)
ストーリー
「大人ってやなもの。子供の時と比べて自由がなくなってきてる気がする。
わがままも言えなくなっちゃうしお仕事とかめんどくさ。
もし子供に戻れるなら小学6年生ぐらいになってみたい。
この願い。叶えてくれるか?彦星さん。織姫さん。
無理なことぐらいわかってるよ。ぜひその短冊を見て雲の上で笑ってくれ。
7月7日の午前六時。自分の運命は変わった。
織姫さん。彦星さん。すごいな。あんたら。
子供の頃叶えてくれなかったのは前触れだったのか?
まあいいや。恩に着るぜ!お二人さん!!
自分は今日から小学生だぜ!
- Re: 23歳の小学生 ( No.6 )
- 日時: 2019/12/06 17:06
- 名前: ロティ (ID: 2gJpuHi8)
プツッ。
ゆうきに「サンキュー!!」とだけ言うとあっちから電話を切ってくれた。
いやー、、。何回も言うけどあいつには感謝しなきゃな、。こっちに来たら
きちんと何らかで恩を返さなきゃな!流石に子供になったとはいえあまえんぞ!
サーーってとっと。あいつが来るまで何してよ。取り敢えず飯食うか。
今日の飯は何にしよっかな、、。冷蔵庫何あったっけ、、、、、、、、。
台所の仕切りを通り冷蔵庫に手を伸ばす。ギリギリで手が届き勢いで
冷蔵庫を開ける。がたんっ。
えーっと何作ろっかな、、。TKG[卵かけご飯]でも食うか。
昨日器に移しておいたごはんの残りを取り出しレンジに向かう。いつもより遠く感じる、、。
レンジに手を伸ばす。んんー、、、、。背伸びしても、ジャンプしても取っ手に手が届かない。
あ~じれったい!いつもなら当たり前のように簡単に開けてるっつうのに!うざぃ!
誰も答えてくれないのにただ腹いせに叫ぶ。
つーかこれが届かなかったら冷蔵庫の卵ポケットにも届かないじゃん!ただの白飯じゃん!
あーもうTKG制作作戦ヤメヤメ!カップ麺、、、。ポットに手が届かないか。
仕方ないから飯を作るのを諦めて布団の中に入った。あー腹減った。
早く服屋開かないかな、、。と言うより早くあいつ来ないかな、、。
布団の中から塗るっと手を出し目覚まし時計を手に取る。時刻は【9時】。
今ちょうど開いたのか。それからあいつが服買ってあいつもゆっくりしたいだろうから
二時間ぐらいかかって、、、。そんだけ待たなきゃいけないのか、、、、。はぁ、、。
思わずため息が溢れる。ゆうきがこっちに来たら飯も作ってもらおっと。
- Re: 23歳の小学生 ( No.7 )
- 日時: 2019/12/08 14:19
- 名前: ロティ (ID: 2gJpuHi8)
その頃勇気は服屋でえるなの服を選んでいた。うーん、、、、、、、。
あいつにはどんな服が似合うのか、、、、、。とりあえずフリフリは
合わねぇな。あいつ昔からそういうの似合わないし。かと言って男物?
違うよな、、。一応あいつも女なんだし、、。ん!んんんのん!
これあいつに似合うんじゃねえか!男女どちらにでも似合うっつうのが
あいつにはベストかもな!いよぉーし!まずこれはお買い上げーっと♪
えっと後々、、。パジャマも買ってやらなきゃな、、、。せっかくだから
パジャマはこれにしてみるか!アイツに合うかは疑問だけど、、、。
後いろいろ買って、、、、。ァ、、。シャツとかも買わなきゃな、、、。
こ、これって女の子専用のシャツとかを男が買うのってNG?ダメかな?
こ、これは直々アイツに自分で買わせるか?いやダメだよな、、、、、。
それまで下着なしは不味い、。よし!かくなる上は姉だより!綾香に
電話してみるか!
勇気はスマホを片手に持ち大きな手で操作する。片手操作ってすごい。
プルルルル、プルルルル、、。カチャ。勇気の姉、綾香が電話に出た。
綾香「もっしー勇気?なんかよう?」
勇気「綾香ー。お前の子供(綾音)いんじゃん?んでさー新品のシャツとか下着
くれない?」勇気がそう言うと綾香は顔を赤らめた。←大体声でわかった。
綾香「なっ、、!?あんたそんな趣味なの?!ヤダロリコン!?」
勇気「バーか。んな訳ねぇだろ。エルナが使うんだよ。」次は引いたような声で
綾香「え、、!?エルナちゃんが使うってどういうこと!?」まあ、そうなるわな。
勇気「いや信じられねぇかもしれねぇけどさ、、。エルナなんかしらんけど
子供になっちゃって。ま、彩音のシャツとかを譲ってもらってそれ着せようかなー
思ってさ。信じられねぇなら直接エルナ見に行くか?」
綾香「( ,,>з<)ブッ ww嘘でしょ(笑)嘘つくの下手かお前はWWW」
だから!DAKARA!ほんとなんだって!あ~めんどくせぇ、、、、。
- Re: 23歳の小学生 ( No.8 )
- 日時: 2019/12/11 17:29
- 名前: ロティ (ID: 2gJpuHi8)
その後何度もうまく説明しようとするが綾香は一向に信じてくれない。
ゆうき「モーめんどくせぇ!!じゃあお前俺と今からエルナの家に行く。
そこでエルナを見てこれで信じてくれ。
綾香「wwwいいよ(笑)もしものためにあやねの新品の下着も持ってくね(笑)」
あーあいつ完全に馬鹿にしてる。まあでもあいつにその事を分かってもらえれば
これからあいつにもエルナのことで頼れるからな。えるなんちであいつを見返して
やる。待ってろよえるな!!今から行くぞ!!
俺は服屋を出てエルナの家に向かう。エルナの家は服屋の前のほどうを少し行って
スーパーの角を曲がってすぐのボロアパート。こんな俺でもちゃんとマンション
住んでるんだからあいつも引っ越ししろよ。いくら安いからって住心地を
考えなきゃダメだろ。あいつがそれでいいなら俺は何も言わないが、、。
そんなことを思ってる間にもうエルナの家についた。反対側の道には彩音を手につなぐ
綾香がいた。
ゆうき「よぉ。じゃあ家に入るぞ。」
綾香「はいはい(笑)」俺はアパートの階段をキシキシと音を立てて登ってエルナの家
の前に立つ。どあの横に付いているインターホンを鳴らす。ピーンポーンと音が鳴って
3秒後。ちっちゃい女の子が部屋から出てきた。
エルナ「ゆうき!!思ったより早かったなー!」エルナは勇気の腰に抱きつく。
ユウキ「おーえるな。ツーかお前カメラで見た時よりちっちゃく見えるな。何cm
なんだ?測ってみるか。
エルナ「うん!」まるで心も子供になったような、そんなことを語らせてくる声だった。
綾香「え、、、嘘、、、、、!?」あ、そういえば綾香いたのか。わすれてたわすれてた。
エルナ「おう!綾さんもいたのか!一応言っとく。エルナだよ!」エルナはニコッと
笑う。綾香は顔を赤らめた。
綾香「あ、、、久しぶり、、。」綾香はそう言うと俺の胸ぐらを掴んで、
綾香「おいお前!!これほんとじゃねぇか!」だからそう言っただろう、、。
まあそう思う気持ちもわかるっちゃわかるけど、、。
綾香「はぁ、、、。そうじゃなくて、疑ってごめんね。あんたは本気だったのね。」
と言って俺に向かって笑みを見せる。、、、、何だ、。案外正直じゃねえか。
- Re: 23歳の小学生 ( No.9 )
- 日時: 2019/12/20 19:45
- 名前: ロティ (ID: 2gJpuHi8)
綾香はだいぶ速く信じてくれたな。なら話は早い。
ゆうき「と、言う訳で、なんだか知らんがエルナが子供になった。んでさーお前に
言ったよな?彩音の新品下着持って来いって。」綾香に電話で頼んだ事を催促する。
えるな「それより綾さんもゆうきも中入って!お客さんなんだから!」エルナはゆうき
の背中を包んでいた手を離し右手にゆうき、左手に綾香と手を掴み部屋の中に案内する。綾香の子供、彩音はエルナの部屋の中に向かい狭い部屋の真ん中にある机の
周りを走り回る。それを止めに前にいた勇気を押しのけて部屋の中に向かう綾香。
ユウキはため息をつくとふっと笑いながら部屋の中に向かう。
えるな「はい、お茶、って言いたい所なんだかポットに手が届かなくてさ。
お願いなんだがゆうき、ぽっと取って!」いつものエルナなら「取ってくれ!」って
言ってるところなんだが何故か今日は口調が違う。心も子供になったか?可愛いから
いいが、、、、。ゆうきは席を立ちポットを手に取る。お湯を沸かしティーバッグ
を取っ手付のカップに入れ綾香とエルナに差し出す。
エルナ「ありがと、なんか悪いな、ゆうきに茶ぁ出させて、、、、。」えるなは
下を向きつぶやく。やっべーかわいっ!?あぁーそうじゃないそうじゃない。
勇気は我に返りメジャーを手に取る。
ユウキ「えーーっとー119cm。」綾音と同じぐらいじゃねぇかよ。」ユウキが
そう言うと彩音がえるなノ隣に並び、
彩音「わぁー!えるさんと彩、同じだぁー!」小学一年生と同類!?!?
いや待て、彩音がでかいだけだ。そうだ。きっと120cmの六年だって他にもいるさ。
気にするな、自分、、、、。
ゆうき「ちっちゃ(笑)」このくそ勇気め、、。ちったぁ気にしろよ、、、。
ゆうき「処でえるなって何歳なんだろうな、、。その身長からして彩音と同い年?」
エルな「11歳。小学六年だ!」
ユウキ「っ、、、、、、、小さくね?」
- Re: 23歳の小学生 ( No.10 )
- 日時: 2019/12/28 10:17
- 名前: ロティ (ID: 2gJpuHi8)
、、、、、、、、、かなしっ!?
えるな「ちょいお前!いっていいことと悪い事があるよ!きっと自分と同い年で
これぐらいの身長の子他にもいるって!」自分は自分を励ましてみた。一人で何
自己満足してんだか自分、、、。
ゆうき「ま、まぁそうだよな!小さいからってからかうもんじゃねぇよな!」
あーやっぱなんだかんだ言ってこいつ優しいな、、、、。ただ一言余計なだけなんだよ
こいつは、、、。
綾香「えっとエルナちゃん?今まで疑ってた奴が何言うかって思うかも知れない
けど、なんで小学生になっちゃったの?原因はわからないの?」
原因、、、。この事を言ったら笑われるかゆうきに真面目に答えろって言われる
だろうな、、、。
えるな「ううん。綾さんにはそんなこと思ってないよ!んで、原因なんだけど
、、、、。」
ユウキ「なんだよ?早く言ってみろよ?」
綾香「どうしたのえるなちゃん?」
彩音「えるしゃぁん?どーしたのー?」
エーイもういっちゃえ!
えるな「、、、、短冊に、、、。」
3人「ん?」
えるな「短冊に、、、書いて、、織姫と彦星に、、、お願いした、、、」
ゆうき(えちょ待てよ織姫さんと彦星さんにお願いしただって!?!?
嫌駄目だ、、。こらえろ、、。堪えるんだ俺、、、、、、!あーもう無理だよ!?)
ゆうき「ふ、ふふ、。ꉂꉂ(థꈊథ)੭ु⁾⁾ ギャハハハハ!」
綾香「ちょっと勇気!?エルナちゃんに悪いでしょっ!?ふ、くす(笑)」
はい、予想通りの結果ですっ!普通に笑われましたっ!