コメディ・ライト小説(新)

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不良部長と私の空想科学部
日時: 2020/03/30 16:47
名前: 蒼星 (ID: 0llm6aBT)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12738

「そこまでいうならさ...お前が俺んとこの部活に入ればいいじゃないか。その方が俺を監視しやすいだろうさ、風紀委員さん」

「解りました。今回は貴方の話に乗りましょう。で...この部活は何をする部活ですか?」

「空想科学...『存在しないとされてる』モノ。つまり魔法。魔法を研究する部活だ!」


...................................

現代ファンタジー×学園ラブコメ

閲覧、ありがとうございます。
この板では初めましてですかね?普段はなりきり板にいる蒼星と言います。

初小説、という事で色々至らない点があるかと思いますが宜しくおねがいします。大筋は決まってるのですが、行き当たりばったりに近いかと。更新も不定期になるだろうなぁ...

略称は『空想科学』にしようかと考えています。いい案があればコメントしてくれると嬉しいです!

目次 >>1
キャラクター説明&用語集 >>2

3/30 作家プロフィール作りました。URLからどうぞ

Re: 不良部長と私の空想科学部 ( No.1 )
日時: 2020/04/01 15:02
名前: 蒼星 (ID: J1W6A8bP)

#目次

始めから最新まで
>>0-

キャラクター説明&用語集
>>2

1章 始まりと進級の空想科学
>>3-8 (#1-#6)

幕間 アタシと雪花の報告会議1
>>10

2章 部長と新入部員の空想科学
>>11- (#7-)

Re: 不良部長と私の空想科学部 ( No.2 )
日時: 2020/03/30 16:10
名前: 蒼星 (ID: 0llm6aBT)

#キャラクター説明

黒木くろき雪花せっか
今作の主人公で中学2年生の少女。
黒髪のストレートロングで顔立ちは大人っぽい。身長は159cm。胸は悲しい事につるぺたである。
生真面目な風紀委員。何を言っても校則を守らない響の事を知り、彼を監視(補正)する事に...


青井あおいひびき
空想科学部部長で中学3年生の青年。
全体的にボサついた紺色の髪は長く、男でありながらポニーテール。顔や身体は中性的。身長175cm。
一見ガサツで人の言う事を聞かないタイプだが...


赤嶺あかみね美沙みさ
空想科学部顧問で響の従姉の新人(今年で2年目)女性教師。
茶髪のサイドテールで、モデルのようにスラッとした体つきのかなり美人な25歳。身長は172cm。
しかし性格は姉御肌タイプ。担当教科は社会(歴史公民より地理が得意らしい)。




#用語集

・空想科学部
魔法を研究する部活。周りからは『部活もどき』と称される。
本編の前の年までは部員が廃部にならないギリギリの人数は居たが、その人達は全員卒業し、今年は響一人になり、今年いっぱいで廃部する予定。その為部費は出ないが、そもそも大規模にやらなければお金はかからないし大会に出たりしないので平気

・魔法
一般的には空想の産物とされているが、実在する。ここでの魔法は、「空気中に存在する『魔素』を体内で改変し発火の為の有機物や水等を起こす」という一連の動作のこと。魔法の威力等は『イメージの強さ』と『魔素を操作する精密さ』が重要になる。響がこの名前をつけた

・魔素
空気中に含まれる成分。普段は安定しているが、人の手が加わる事で不安定になり、他の物質に限りなく近い構造となる。その為、魔法で発生させた物質は厳密には本来の物質とは異なるが、発生させた水などを摂取しても人体には害はない。こちらも響命名
*>>6の下の方に捕捉あり

・桜木中学
雪花達が通う中学。部活動と生徒会(委員会)は別扱い。響は生徒会無所属。美沙も担当してる委員会はない。制服だが、紺のブレザーとスカート(orズボン)にリボン(orネクタイ)。リボンは学年によって異なり、1年は青、2年は緑、3年は赤である

Re: 不良部長と私の空想科学部 ( No.3 )
日時: 2020/03/29 19:39
名前: 蒼星 (ID: UruhQZnK)

1章『始まりと進級の空想科学』

#1


雨降る校庭の隅にて。教師と思われる男性と、1人の生徒の姿が。

「おい青井!またサボりやがったな!今すぐ教室に戻れ!」

「誰があんたなんかの言う事聞くかよ。俺はお前ら教師に従う気は無い」

教師は生徒にきつい言葉で指示するも、青井と呼ばれた生徒は威厳な顔をしては、当然のようにこの場から立ち去ろうとする。

「こら!まだ話の途中だ!」

「ちっ、うるさいな。...『黒霧』」

大声を出す教師に対し、生徒は舌打ちをしては、何かを呟く。すると、驚く事に瞬く間に人1人の視界を奪うには十分の煙が立ち込める。

煙が雨により掻き消された時には、既に生徒の姿はなかった。



.....................................


4月某日のこと。

私、黒木雪花は2年生へと進級し、前年入ってた風紀委員会を継続する事になった。

そして、今日は委員会会議の日。

「なんかね、ヤバい問題児がいるのよ」

委員長が、ため息混じりで会議に参加している委員達に告げる。

「書記。説明を」

「はい。その問題児の名前は『青井響』。3年生ですね。
彼は前々から問題視はされてましたが、昨年までは授業はしっかり取り組んでいましたし、少し抜けてる程度だったのです。が、今になって授業サボり等を繰り返すように。先生方が注意しても聞く耳を持ちません。
そして、それ以上に厄介なのが...」

書記の人がここまで言うと、委員全員にプリントを配っる。私は配られたプリントを見て、疑問に感じた事をそのまま呟いた。

「雨の日に...煙?なのに火は無いですし...」

「はい。なんとも、煙で相手の視界を奪って逃亡するようです。先生方の話を聞いても火はおろか、煙玉らしき物もなかったとの事」

「はぁー。そういう事」

書記の人が私の疑問に淡々と答えると、委員長が大きなため息を吐く。

「もうね、どう対処すればいいか...誰かが付きっきりで監視でもしてくれればいいけどねー」

「なら...私が彼の対応をします。付きっきりは無理ですけど...」

呆れた委員長の冗談半分の提案に、私は乗った。

「...貴方、本気?」

「はい」

「解った。なら暫く貴方に任せるわ。でも、手に負えないならすぐに頼って。今回ばかりは力不足とか関係無いから。少しでも聞く耳を持つようになるだけでも大健闘って考えてる。それと、監視し過ぎて勉学が疎かにならないように。それと、他の人達もこの子の事、サポートしてあげて。

という訳で解散!」

「「「「「はい!」」」」」

委員長の掛け声で委員達は返事をしてこの場を立ち去る。私も早速彼に会って見ようと考えた。

......この時は、知るよしも無かった。私が問題児の彼の部活に誘われて、非日常に足を踏み入れる事になるとは


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