コメディ・ライト小説(新)
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- 異世界でアイドルになりました!?
- 日時: 2021/05/15 16:43
- 名前: ミント (ID: BQLPhy3C)
文章を書くのが苦手なので、あたたかい目で見ていただけると嬉しいです。
※完結することなく削除するかもしれませんが、その事を理解した上で読んでください。
【目次】
>>1 【それも今日まで】 >>2 【ようこそ、さよなら世界】 >>3 【ひょんなことからってか】 >>4 【自分】 >>5 【キラキラであれよ】 >>6 【コイツら】 >>7 【ハッピーエンド】 >>8 【わ、忘れてた】 >>10 【そのまんま】 >>12【響け】
>>9 【お知らせ】 >>11 【キャラ紹介】
【追記】
(5/15)
・【スキップ】と[次回]を追加しました。
・目次のみに題名表記をしました。
- Re: 異世界でアイドルになりました!? ( No.5 )
- 日時: 2021/05/08 17:20
- 名前: ミント (ID: CPoyQL3x)
【スキップ】→ >>6
髪を引っ張ってみるが、どうやら本物のようだ。
「もういいだろう?鏡、返してくれ。」と、青髪に催促された。
俺「…すまん」
俺は握りしめていた鏡を、青髪に返した。
俺がしばらく黙っていると、美少女が話しかけてきた。
美少女「…髪が赤くなったのは、この世界に来たからだと思うよ。」
俺「この世界?じゃあ、ここは…」
俺はすかさず聞いた。
彼女はしばらく考え、「異世界ってやつかもね。」と、つぶやいた。
俺「異世界?!」
聞いてばかりいる俺に対して、オレンジ髪が「か・ん・が・え・ろ」と口パクで伝えてきた。
その後も、何かしていたオレンジ髪を無視し、俺は美少女の話を聞くことにした。
美少女「君にはアイドルになってもらうよ。みんな君を待ってるからね。」
俺「みんな?」
「そう。センターの君がいれば、きっとファンがもっと増えると思うんだ。」と、美少女は目をキラキラさせた。
さっきから手を大きく広げたり、クルクル回ったりと、忙しい子だ。
(まあ、そこを含めて可愛いのだけど。)
美少女「あ、メンバーの事を知ってもらわないと、何も始まらないよね。」
美少女は、「僕の名前は 空(そら)。」と、自己紹介を始めた。
(一人称は僕なのか。)
空「で、さっきからこっちにちょっかいかけてくるオレンジ色の髪は、陽介(ようすけ)。」
その陽介に見ると、中指を立ててきた。
(嫌なやつ…。)
「本読んでるこの眼鏡くんは…」空にちゃんに変わり本人である眼鏡の緑髪は 、「真里(まさと)だ。 真に里。“まり”とでも呼んでみろ、こ○してやる。」と、声を荒げた。
視線は本に注がれているが、殺気は十分に伝わってきた。
空「鏡越しの自分をずっと見てるのは海(かい)。」
確かに、鏡を見ている青髪の海とやらがいた。
(なんか、青色=ナルシストのイメージあるよな。)
空「で、このスマホ依ぞ」
ピンク髪「別に依存してないし。」
声からして、不機嫌そうである。
(さっきからスマホしか見てないため、本当にスマホ依存症なのだろう。)
ピンク髪「龍雅(りょうが)。」
俺はそれを聞いてつい「可愛い顔してるのに?」と、言ってしまった。
それを聞いた龍雅は、「褒めるか、けなすかどっちかにしろよ。」と、キレ気味である。
(なんて口の悪い子なんだろう。身長からして、最年少だろうか。)
空「そこでずっとひとり遊びしてる金髪くんは、廉(れん)。」
廉「ん、呼んだ?赤髪君よろしくね~」
そうして廉は、また一人遊びに戻った。
俺「いや、赤髪君じゃないから。ちゃんと名前あるから!」
(個性的過ぎるぞ、このアイドルグループ。)
[次回] >>6
- Re: 異世界でアイドルになりました!? ( No.6 )
- 日時: 2021/05/08 20:07
- 名前: ミント (ID: eVWzcu6j)
【スキップ】→ >>7
廉「え〜?だって俺、名前教えてもらってないも〜ん。」
小さい子が持っていそうなミニカーで遊びながら、廉は言った。
(確かに、言っていなかった。)
俺は少し考えてから、みんなに伝えることにした。
俺「俺の名前は、朝倉夕日。気軽に、夕日とでも呼んでくれ。」
こんなので良かったのだろうかと、脳内会議。
まわりからの反応があまりにもなかったからだ。
少し話した程度の赤の他人。
誰も何も言ってくれない状況に困惑し、俺はしばらく黙っていた。
廉「へ〜赤髪君は、ゆーひって言うんだね〜。」
話したと思えば、不思議君の廉である。
相変わらず廉は、ミニカー遊びに夢中である。
楽屋のいたるところにミニカー走らせ、「ブーン」とか「プッ、プゥー」
と遊んでいる。
…そんな彼の様子を見た俺は勝手なイメージで申し訳ないが、忘れられていそうだなと思った。
真里「"ゆうひ"とは、どのような漢字を 書くのでしょうか?」
真里は本を読むのをやめて、突然リュックの中をあさりだしたのだ。
そして、リュックに入っていたであろうペンと、紙を机に置いた。
俺は置かれた紙にペンで、"夕日"と書いた。
書き終えた俺は真里の方を見た。
俺が書いた紙を見た真里は、「太陽の陽ではないのですね…」と、ブツブツ言いながら自分の席へと戻っていった。
陽介「おー良かった、良かった。」
(なんだ、急に。)
なぜか嬉しそうにしている陽介に俺は、「なんの話だ。」と聞いた。
陽介は嬉しそうに「お前と漢字が違うからだよ。」と、すぐに返事が返ってきた。
("陽"介か、なるほどね。)
そんなに嫌なのかよと思いながら、嬉しがっている陽介を見ていた。
すると、美少女…じゃなくて空ちゃんは、「素敵な名前だね。」と微笑み、俺の名前を褒めてくれた。
その天使のような微笑みは、ショックを受けていた俺の心を癒してくれた。
その話を聞いていた龍雅はスマホをいじりながら「別に、特別な名前じゃないでしょ。そんな名前の奴、世の中に腐るほどいるよ。」と言った。
それを聞いた空ちゃんは、困ったような顔をした。
龍雅は「ほらね」というように、俺にスマホの画面を見せてつけてきた。
確かに夕日という名前の人物が、画面いっぱいに並んでいる。
一人もいないとはさすがに思っていなかったが、こんなにいるのかと驚いた自分がいた。
俺「お前と同じ名前の人だって、
世の中に腐るほどいるだろ!」
つい腹が立った俺は、龍雅の言った言葉を引用し、反発した。
龍雅「え、何?まさか、怒っちゃったの?」
プププっと笑う龍雅に腹が立った俺は、高い位置で結ばれていた髪の束をおもいっきり引っ張り上げた。
龍雅「痛たたたっ!暴力反対っ!」
涙目になって暴れているが、可哀想だなんて思わなかった。
これは俺からの罰だと思い、俺はさらに引っ張りあげる。
まったく、本当に可愛くない奴だ。
コイツとは、仲良くなれる気がしない。
[次回] >>7
- Re: 異世界でアイドルになりました!? ( No.7 )
- 日時: 2021/05/08 20:36
- 名前: ミント (ID: eVWzcu6j)
なんやかんやあって、俺はアイドルになることになった。
そして、俺はよくわからない奴らに囲まれ、人気アイドルになったのであった。
[終わり]
というただの夢オチを期待したのだが、どうやら夢ではないらしい。
【スキップ】→ >>8
今俺は、地味に重たいアイドル衣装を身にまとっている。
空ちゃんは、「大丈夫だよ、僕達がカバーしてあげるから。」と満面な笑みで言っていた。
だが正直不安である。
なぜかというと、その後「もしステージから落ちても、僕が真っ先に助けに行くよ!」って言われたのだ。
俺はそんな事を心配していたわけではないんだがと頭を悩ませた。
しかも、俺はステージから落ちるようなやつだと、思われていたことにショックである。
龍雅「ステージから落ちないように、気、を… ふふふ、つけてね。」
こいつ、笑ってやがる。
ムカついたとなった俺は、「俺が舞台から、落ちるとでも思ってんのかよ。お前こそ、舞台から落ちるんじゃねえの?」と言ってやった。
龍雅がすかさず「うるさい!いくらうす暗いからって、落ちるわけないじゃん。」と言い合っていた。
しびれを切らした真里が「貴方達、少しは静かに出来ないのですか?」
さっきまで読んでいたと思われる本を閉じ机に叩きつけた。
そして、すごい形相でこちらを睨みつけてきた。
龍雅「…あんたのせいで怒られたじゃん。どうしてくれんの?」
分かりやすく不機嫌になった龍雅は机を叩いた。
俺「その言葉、そっくりそのままお返しするね!」
こいつと話していると、ろくなことがない。
ムカついてばかりだ。
龍雅「別に、俺は悪くな」
反論しようとした龍雅が「別に、俺は悪くない」とでも言おうとしていたのだろう。
廉「どっちが悪いとか、悪くないとかどーでもいいから……黙って。」
龍雅の話をさえぎり、何を言うと思えばとても廉とは思えないほどの低い声だった。
あまりにも声と違いすぎて、誰の発言かわかるのに少し時間がかかった。
どちらかというと、怒られる側の人に怒られたのだが。
龍雅はそれにビビったのか、聞き取れないほど小さな声で、「ごめんなさい」と言っているようだった。
俺も、「すまん」という謝罪の言葉を口にした。
ほぼ同時に廉は「いいよー」とニコニコし、またミニカーで遊び始めた。
きっと1番怒らせたらいけない奴なんだろうな。
次からは気をつけようと心に誓った。
[次回] >>8
- Re: 異世界でアイドルになりました!? ( No.8 )
- 日時: 2021/05/08 21:09
- 名前: ミント (ID: eVWzcu6j)
【スキップ】→ >>10
本番までの時間が着々と近づいてきてきた。
そんな中、俺はとんでもないことに気づいてしまった。
それは、このグループが歌う曲を、まったく知らないということだ。
俺は(遅刻だが)学校に行く途中、美少女空ちゃんに連れられ、異世界にやって来た。
異世界じゃないにしても、急にアイドルになるなんて、あり得ないことだ。
踊りも歌も何も当然わからないのだ。
この世に歌わないアイドルなんて、いるわけがない。
もうそれは、アイドルとは呼べない。
そして今日、その一人に俺はなりかけている。
心配になった俺は「あ、あのさ。俺、歌、歌えないんだけど。」
すぐ隣で身なりを整えていた空ちゃんに、俺は助けを求めることにした。
すると、空ちゃんは、「大丈夫だよ。」と、俺の背中を軽く叩いた。
それから空ちゃんは、「練習すれば、歌も上手くなるよ。」と言い始めた。
どうやら空ちゃんは、なにか勘違いしてるらしい。
俺も言葉が足りなかったのかもしれない。
空ちゃんは、俺が音痴だということをきにしているのだと思ったらしい。
その話を聞いていたであろう龍雅が、「お前、音痴なの?」と聞いてきた。
さらに陽介が「アイドルで音痴は、ヤバイと思うぜ?」と小バカにしてきたのだった。
ここでめんどくさい二人が揃ってしまった。
俺「いや俺は、音痴じゃないから!…多分」
空「ちょっと二人とも!バカにしちゃダメだよ!」
空ちゃんの勘違いからこうなったのだがと、突っ込みたくなる。
それがあってか、今回ばかりは喜べない。
そうこうしているうちに、本番がきてしまった。
結局、何も解決することもなかった。
俺はこのまま本番を迎えなくては、いけないのか。
俺は一体、どうすればいいのだろうか。
そもそも本番当日に、新しいリーダーを迎えるなんて、どうかしている。
誰一人俺に何も教えてくれない。
曲を知らないのだから、歌えるわけがない。
歌詞さえ分かれば、歌えるかもしれない。
そうだ、歌詞さえあれば歌える。
少しぐらい間違えたとしても、なんとかなるだろう。
俺は「ねぇ、歌詞が書いてある紙、ないかな?」と近くにいた鏡の自分に惚れている(勝手なイメージ)海に話しかけた。
海は「そんなものは、ないぞ。」と、あっさり言われてしまった。
「そうだよな」と、あからさまにガッカリする俺を見た海は、耳元
でこう囁いた。
「大丈夫だ。歌詞なんて勝手に頭に入ってくる。」と、耳元で囁いてきた。
(何、言ってんだか。)
その時の俺はその意味がわからなかった。
だが、俺はこの言葉の本当の意味を知ることになるのだ。
[次回] >>10
- Re: 異世界でアイドルになりました!? ( No.9 )
- 日時: 2021/05/08 00:07
- 名前: ミント (ID: CPoyQL3x)
お久しぶりです。ミントです。
※今回は本編はありません。
本編はこちら→ >>10
更新がここまで遅れてしまうとは、思いませんでした。すみません。
誰も読んでないかと思いますが、一応書きます。
((言い訳タイム?))
書こう書こうとは思っていたのですが、あまりにも期間があいてしまいました。
なので、更新するのをやめようと思っていましたが、久しぶりに書きたくなったので書きますね。
番外編なども書けたらですが、書く予定です。今のところは、ですが。
お話をメインに書いていたので、キャラクターの細かい性格や見た目、好きな食べもの…なども書いていきたいです。
キャラクター紹介でも書きましょうかね…。
とりあえずここまで。さいならら