コメディ・ライト小説(新)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 異世界召喚したくない
- 日時: 2021/01/02 12:58
- 名前: R626 (ID: sMZBR2Q8)
どうもよろしくお願いします
初投稿なので温かい目で見てくださると嬉しいです。
早速始まりますが楽しんでくれると嬉しい限りです。
(不具合により2話から始まります)
ここから飛んで読んだ方が個人的には読みやすいと
思います
第一章
>>02 >>03 >>04 >>05 >>06 >>08
第二章
>>10
キャラクター解説
>>07 >>09
ーーーーーーー
「ギャオオオォン!!」
逃げ惑う人々、泣き叫ぶ子どもたちの声。
その声を聞いても暴れ続けるモンスターたち。
村が完全に大破している中ようやくついた兵士たちが次々に倒されていく。
それを見た神々たちは天使シャーナに告げた。
「天使シャーナよ、今すぐモンスターに
対抗出来る英雄を連れてこなければならん、
頼めるな?」
「もちろんです神様、必ずやこの私めが
英雄となるものを連れきます」
そう言うとシャーナは鏡を通り抜け、
第一世界および我々の世界に飛んでいった。
俺はいつものようにベッドから起きる。
そのまま顔を洗い、歯を磨き制服に着替えて
家を出た。
- Re: 異世界召喚したくない ( No.7 )
- 日時: 2021/01/01 12:31
- 名前: R626 (ID: uWCnjyP1)
こんにちは作者です
次回で第一章が最後になりますのでその前に
キャラクターの解説をしたいとを思います!
ミヤク ケンジ
宮駆 剣司
16歳 男
髪型 少しボサボサ
顔 目つきが悪い
好物 チーズフォンリュ
趣味 ゲーム
この小説の主人公
またこんなことをすると思いますが、
よろしくお願いします!
- Re: 異世界召喚したくない ( No.8 )
- 日時: 2021/01/01 16:22
- 名前: R626 (ID: sMZBR2Q8)
「俺が相手だぜクソトカゲ!」
そう佐藤が叫ぶと、トカゲは俺を投げて
佐藤の方に向かった。
二人は教室を出て廊下を走り去った。
教室は一気に静かになり、壊れた壁から
シャーナが飛んできた。
だがシャーナの羽根はボロボロでもう飛べそうにない。
「ケンジさん、あいつはリザードマンといいます、どうやら魔王が異世界から送り込んできたみたいです、すごい筋力と長い爪で攻撃してきます」
ー佐藤がこのままだと死んでしまう、でも...
俺が言ったところで勝ち目なんてない。
掴まれた首がまだ痛む、全身が痛い、
こんな状態の俺が挑んだって....
「そうだシャーナ!あんなやつに挑むんだ、
俺だって魔法ぐらい使えるようになれるんだろ!」
「無理ですよ、魔法を使うには前もって特訓しないといけないんです、最低でも三日ほど
しないと....」
「えっ.........」
ー魔法はなし、相手はトカゲの化け物、
こんなの勝ち目なんてないじゃないか。
ーだからって見殺しにしていいのか?
俺は普通の日常があればいいんだ、その中には
佐藤も含まれている。
ケンジさんはスッと立ち上がり、歩き出した。
「まさか挑むんですか、無理ですよ、
才能があっても、ケンジさんは初めて戦うんですよ!負けるに決まっ....
「俺は.....俺は平和な毎日があればそれでいい!佐藤連れてきて!後は警察に任せる!」
ーケンジさんの心は震えてる、ホントは早く逃げたいのに、それを抑えてさっきの人のために...やっぱりこの人は.......」
俺は折れた机の椅子の足を持って走り出した。
ーーーーーーーー
ー今、俺佐藤はトカゲに追いかけられている。
足には自信があったが、そろそろ疲れてきた、
そのまま俺は体育館に出てしまった。
「追い詰めたぞ、ガキィィ!」
佐藤はリザードマンにタックルされ吹っ飛ぶ。
「死ねぇー!!」
「モフッ」
リザードマンの顔がチョークの粉で真っ白になる。
「テメェ!」
俺が見るとケンジは手に黒板消しと鉄の棒みたいのを持っていた。
「こっちこい、リザードマン!」
「ボフゥ」
「バフウ」
投げるたびにリザードマンは目を押さえ痛がっている。
俺はとっさにポケットからマッチを出した。
「ん、なんだその棒?」
「おりゃぁ!」
マッチの火が粉に触れた瞬間、
バフッ!!という音が起き、
「グアァ!!」
という声と同時にリザードマンは倒れた。
あいつの弱点はこの世界の知識がないこと。
それなら.....
「シャーナいまだ!」 「はい!」
シャーナはリザードマンに液体を足にぶっかけた。
「ふっ、水なんかでこの俺を....」
そう言いながらリザードマンが走ると、
足を滑らせ頭を打つ。
馬鹿め、それはワックスだよ!
「ふざけやがけやがってぇ!!」
「ガリリィィ!」
「いでぇぇ!!」
「う、腕が!!!」
ケンジはあまりの痛さに倒れてしまう。
「ケンジさん!」 「ケンジ!」
「はっはっあ!!ザマァみろ!」
「テメェなんかがこの俺様に敵うわけねえだろぅが!!」
ケンジは息が荒くなる、
「どうだ、痛いだろ!この世界の奴らはのんきに暮らしているんだから闘いなんて無経験だよなぁ!俺たちの方はそんな甘くねえ、特にてめえみたいな奴はすぐ死ぬぜぇ!俺が
この世界の奴らに争いがなんたるかってもんを教えてやらんとなぁ!!」
「どすん」
「どすん」
と、リザードマンは近づいてくる。
「ふざけんなよ....」
「はぁ?」
「俺たちはなあ、平和だとしても必死に
生きてんだよ!」
「辛くても苦しくても!精一杯頑張ってん
だよ!」
「そんな奴らのことをテメェの腐り切った考えで馬鹿にすんな!!!!」
「うるせえ!! 」
「死ねぇぇ!!」
リザードマンの爪が俺に向かって飛んでくる。
「びしゃあ!」
あっ、なんだこれ水か?しょっぺぇ!
ガァン!
また何かを当てられた。
カンデンチ?
「ギィィヤァァ!!!」
その瞬間リザードマンは食塩水により感電してしまい仰向けになった。
リザードマンは目の前で誰が立っていることに
気づいた。
「やっ、やめ...!!」
「人の平和をぉ、乱すんじゃねえぇ!!!」
ケンジは鉄の棒でリザードマンをぶっ叩いた。
そのままリザードマンは灰になり消えていった。
「ケンジ!」
「ケンジさん!」
俺は腕に包帯を巻き、シャーナの魔法で治療してもらった。
校庭には警察が、校門にはテレビ局がいる。
「なぁ、シャーナ」
「何ですか?」
「異世界にはさぁ、あんな奴がたくさんいるんだろ?」
「そうですけど....もしかして!」
「俺、行くよ異世界」
「な、何でですか!?最初はあんなに嫌がっていたのに?」
「だって異世界の奴らも大切な日常を
壊されているんだぞ」
「だったら誰かが行かなきゃ
可哀想だろ?」
「ケンジさん....」
「それじゃあ早速行きましょう!」
「おう!」
またシャーナは手から光る丸い奴を出した。
「さあこのボールに触ってください」
「わかった!」
俺はこれから危険な旅に出る、けど人々の平和な毎日が戻るんならやってやる!」
俺はゆっくりとボールを触った、
そして"何も起きなかった"
二人は一斉に「ん?」と声を出したその時、
ーいや〜ごめんね〜
と声がした。
「神様!?」とシャーナが驚く。
ーごめんねシャーナ、他の天使が才能者をたくさん送ってもう定員オーバーになっちゃったんだよ〜
はぁっ!?
「じゃあ俺は!?」
ー来なくていいよ
ーふざけんなぁ〜〜!!!
ーーーーーーーー
読んでくれてありがとうございました
次回から第二章です
よろしく!
- Re: 異世界召喚したくない ( No.9 )
- 日時: 2021/01/01 23:45
- 名前: R626 (ID: sMZBR2Q8)
こんにちは作者です
高評なのかは分かりませんがキャラクター解説
をしたいと思います
一応メインキャラの解説だけはしたいと思い、
書きました。
ミラナスト・シャーナ
?歳 (見た目は中学生) 女
髪型 白いロングヘアー
顔 整った顔立ち
服装 背中に羽がついている
上はキャバリアブラウス
下はティアードスカート
好物 りんご
趣味 チェス
ヒロイン枠の女子、かなり忠実で神達の宴会で
ファイヤーダンスをヤケクソでやり遂げたこともある。その日から火属性の魔法は使わないようにしている。
第二章の前に楽しんでくれると嬉しいです。
それでは!
- Re: 異世界召喚したくない ( No.10 )
- 日時: 2021/01/02 12:57
- 名前: R626 (ID: sMZBR2Q8)
どうもこんにちは作者です
第二章が始まるんですがもしかしたらこの二章で完結するかもしれません。
楽しんで読んでくれている方がいるとしたら
すいません。
短い小説でしたが読んでくれた方々ありがとうございました。
ーーーーーーーー
ー「おりゃぁ〜!!!」
「あと少しですよ〜」
タイヤを引きずりながら俺は空き地を走っている、真夏の中で。
「ゴール!」
「よっしゃ〜!」
体から地面に倒れた俺は一週間前のことを思い出す.....
ーーーーーーーー
「ふざけんなぁ〜〜!!!」
ーせっかく覚悟を決めたのに!?本当はメチャクチャ行きたくないのに「行く」って勇気出したのに!?勝手すぎないか!?
「ケンジさん、神様の命令は絶対です」
「さすがシャーナちゃん、よくわかってるね〜
というわけで君は来なくていいよ」
なんだか嬉しいような、損したような、だけど
これでこっちの世界は安心だからいいか。
「あっ、それより神様!実はこの世界にもモンスターが....」
「あぁ、その件なんだけど実はかなり大変みたいなんだよね」
「えっ!それってどういう....」
神様の話だと魔王がこれからこっちの世界にも
モンスターを送ろうとしているらしく、もう
ほとんどの才能者は異世界に送ったため、止められるのは俺含む残りの才能者、つまり異世界に行けなかった奴らだけという訳だ。
そして一週間後、世界中でモンスターが出現しているらしくそれは日本でも起こっている、
それを見た政府はモンスターの存在を認め、モンスター討伐組織、別名"ギルド"を作った。
名前の由来はモンスターがゲームに出てくるような奴ばかりだからだ。
ーーーーーーーー
そして現在、
「また新しい"冒険者"が発見されたらしいぞ、
しかも女優だってさ」
「ケンジさんはまだ冒険者認定されてないですからね」
能力があると判明したものは冒険者と言われ、
ギルドに入ることができてモンスターとの戦闘が許される。
冒険者の由来もゲームだ、ゲーム好き(俺)には優しいシステムなのがいい。
また、ごく稀だが俺みたいに天使が一緒にいる英雄もいるらしい。
「よし、じゃあ帰るか」 「はい!」
俺たちが空き地を出る時、一人のフードを被った男とすれ違った。
- Re: 異世界召喚したくない ( No.11 )
- 日時: 2021/01/03 23:11
- 名前: R626 (ID: sMZBR2Q8)
ーーーーーーーー
「ただいま」 「ただいまで〜す!」
玄関を開けてリビングに行くと、
「お帰りなさ〜い」
「お帰り〜」
「シャーナちゃ〜ん、今日はカツとエビ、
どっちがいい?」
「カツです!」
「わかったわ〜任せてちょうだい!」
俺の母、宮駆安子はとても世話好きで、俺にご飯をたくさん作って食べさせようとする、
正直いつも半分でもきつかった。
ずっと女の子の世話をしたかったらしく、
シャーナにご飯をたくさん食わせる、けれどシャーナの方も大食いで母が作った飯を食い尽くす謎のコンビができてしまった。
「おいケンジ、今日は行けなくてすまんな、明日こそは絶対に....「いいよいいよ!父さんは会社で疲れてるし仕方ないよ!」
父は納得して「そうか、」という。
俺の父、宮駆建は簡単に言うと熱血だ。
俺が母の料理をたくさん食って太らなかった理由は俺の父で放課後は空き地で死ぬような特訓をさせられるためである、今は会社で働いてるが、元はプロレスラーらしい。
俺がゲームオタクになってもたまに空き地に連れて行こうとする。
二人はファンタジーの漫画が大好きらしくシャーナを連れてきてもすぐに
「ご飯ができたわよ〜」
「は〜い」「ほ〜い」「はーい」
Page:1 2