コメディ・ライト小説(新)

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学力そこそこの私が中学受験した話
日時: 2021/05/04 18:12
名前: 春風 (ID: qs8LIt7f)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13032

中学受験をした年上の友達に憧れて、
私も中学受験をしたいと思った。


  ー私も頭が良くなりたいー

たったそれだけ。

それだけの思いで、無我夢中に勉強する。
そんな私「佐藤 みのり」の物語。
一般人だった私の、少し変わった物語。

~主要人物~
佐藤さとう みのり
星野ほしの ひかり
安藤あんどう 百合ゆり
先輩さん
___________________

第1章 ~小4の決断~
>>1-3

第2章 ~長い長い5年生~
>>4-34

第3章 
~学力そこそこだった私が中学受験した話~
>>35-

第??話 ~プロローグ~
>>36

番外編①(黒歴史) ~未知の土地~
※ネタ系
>>29

番外編② ~お久し振りです!~
>>44

光初登場 第4話 ~友達~
>>4

百合初登場 第10話 ~変化~
>>10

先輩さん初登場 第7話 ~先輩~
>>7

Re: 学力そこそこの私が中学受験した話 ( No.1 )
日時: 2021/02/17 17:24
名前: 春風 (ID: qs8LIt7f)

第1話 ~塾選び~

     ー恐怖ー

そんな感情を抱いていた。
塾なんて、未知の領域だった。
何時間も勉強して、間違えたら怒られる。
そんな偏見を持っていた。

通える塾はかなり限られていた。
1人で電車に乗るのが怖くて、
だから車で通える範囲しかなかった。

最終的には母か決めた。
車で片道5分程度の個別塾。
「見た中で1番真面目そう」という
謎の理由から。
高校受験専門の塾らしいが、
数人の中受生もいるらしい。

少し不安だった。

塾の先生に聞かれた。
「どうして中学受験したいと思っているの?」
私は答えた。
「年上の友達もしていたから。」



     本当は違うけど。

Re: 学力そこそこの私が中学受験した話 ( No.2 )
日時: 2021/02/17 17:25
名前: 春風 (ID: qs8LIt7f)

第2話 ~互いの嘘~

塾に通い始めた時は、
小学校の予習程度のものしか
やっていなかった。
中学受験の講座ではなく、
普通の小学生の講座に
入っていたらしい。

理由は...知らない。
本気だとは思っていなかったのだろうか。
中学受験について、
あまり知らなかったからだろうか。
真の理由を伝えていないからだろうか。

まぁ、そんな難しい事は、小学4年生だった
私には考えられなかった。


「ひどい。
 私は本気で頑張ろうと思っていたのに。」

考えるよりも先に、
そんな言葉を母にぶつけていた。
半泣きのような声で言った。
少し、困ったような、戸惑ったような
表情をしていた。

「そこまで言うなら...。」

と渋々受け入れてくれた。



どうして、お母さん。
少しは我儘うそ、言ってもいいでしょ。

Re: 学力そこそこの私が中学受験した話 ( No.3 )
日時: 2021/02/18 19:11
名前: 春風 (ID: qs8LIt7f)

第3話 ~隠し事~

クラスの皆には、
何もかも秘密にしていた。
中学受験する事も、塾に行っている事も。

皆は「ふーん」で終わる。
私も言ったからやる気が出るとか
そんなの無い。

だったら、
別に言わなくてもいいじゃないか。


ある子は、「頭が良くてズルい」と言った。
ある子は、「最近、成績良いね」と言った。

私が全然勉強していないのに、
成績が良くなったような口ぶりで。


感のいい子が言った。

     ー何か...隠してる?ー

「別に。何も隠してないよ。」




    どうせ言ったって、無駄だから。

Re: 学力そこそこの私が中学受験した話 ( No.4 )
日時: 2021/02/20 19:48
名前: 春風 (ID: qs8LIt7f)

第4話 ~友達~

     ねぇねぇ!貴方の名前は?



      実ちゃんだね!



      可愛い名前だね♪



    私の名前は"星野 光"



  ふふっ、よろしくね♪ 突然だけど...




     私と...友達になろ!


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