コメディ・ライト小説(新)
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- 魂の終着点
- 日時: 2021/09/13 11:34
- 名前: 雪見餅 (ID: 0LEStScZ)
はじめまして。
君は罪を犯したんだ。
だから僕が裁く事になった。
僕は魂の管理者・シエル。
君達魂と対話を成す事が出来る死神だよ。
君の人生の全てを観て、全てを裁く者。
記憶、感覚、言葉、思考、
その全てを観るのがこの僕。
あぁ、そうだった。大事な事を言って無かったね。
君はもう死んでいるんだ。
恋色トライアングル【>>1->>3】
死合わせの為に【>>4->>5】
学校七不思議【>>6->>12】
- Re: 魂の終着点 ( No.1 )
- 日時: 2021/03/13 20:30
- 名前: 雪見餅 (ID: 0LEStScZ)
「さて、君は何の罪を犯したのかい?」
「分からないんです.....死んだ理由も何もかも。」
「そう.......。」
ー魂の書ー
「鏡花!ごめん遅くなった!」
「もう.....ほら、早く行くよ?」
「はーい!」
そうだった。
私、遊園地に遊びに行ったんだ。
親友の鏡花と共に。
「観覧車行かない?」
「うん!良いよー!行こ行こうっ!」
観覧車から遊園地を見渡す。
鏡花も声をあげて「綺麗....」と言っていた。
そう.....。
その後遊園地を楽しんで.....。
「はぁ〜!すっごく楽しかった!また今度行こうね!」
「うん!また絶対に行こうね!」
ゆっくりと自宅に帰る。
自宅の中でふらついて行く。
そして倒れた。
後ろから誰かが来てる。
「あはは.....あの時に毒を盛ってて正解だったわ!お陰ですぐに殺せる.....。」
あれは鏡花.....?
何で?
そして真っ暗になった。
「どうだったかな?」
「何で鏡花が私を殺したんですか....?」
「その鏡花君は君を憎んでいたんだよ。自分が好きだった人を取られてしまったんだからね。」
「嘘......」
「嘘じゃ無いよ。よって、君は無知の罪に値する。さぁ、無知な事を認めて、まずは知る事を始めよう。」
今日もまた、死者の魂が管理者の元で裁きを受け、対話をし、人生を見つめ直していく。
これが彼の魂の管理者としての役割。