コメディ・ライト小説(新)
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- 【改】怪盗ノ夜
- 日時: 2021/12/25 19:36
- 名前: 覆面劇場 (ID: nRfTLgd9)
こんにちは、覆面劇場です。
僕が現在進行系で執筆中の、『怪盗ノ夜』についてお知らせです。
作者である僕のモチベーションを上げる意味で、もう一度スレッドを作り直しました。
また、毎話ごとに、『次の投稿は◎◎日です!!』という形で次話の投稿日を予告する予定です。
僕自身も頑張るので、応援宜しくおねがいします。
【『プロローグ』の投稿は、12月26日午前7〜9時です。お楽しみに!!】
- Re: 【改】怪盗ノ夜 ( No.3 )
- 日時: 2021/12/28 07:43
- 名前: 覆面劇場 (ID: nRfTLgd9)
episode1.0
※
怨殺ロックショット1
※
淡い光を放つ液晶に向かって、溜息を吐いた。
疲労などが原因では無い。
ただ、液晶の向こうで動き回る『あれら』に対して、呆然としただけだ。
『なぁ、警察って、マジで馬鹿だよなぁ』
『可哀想ですよ、ふふっ』
『いや、笑ってるし』
馬鹿はお前たちだ。
見られているとも知らずに馬鹿なことをほざいて。
思わず、口元から笑みが零れた。
──────さぁ、始めよう。
怨恨で彩られた復讐劇を。
- Re: 【改】怪盗ノ夜 ( No.4 )
- 日時: 2021/12/28 07:45
- 名前: 覆面劇場 (ID: nRfTLgd9)
次回の投稿は、1月1日です!!
新年の始まりと共に、この物語も本格的な進行を始めます。
お楽しみに!!
- Re: 【改】怪盗ノ夜 ( No.5 )
- 日時: 2022/01/01 08:40
- 名前: 無色彩蜀 (ID: B3O778cF)
応援しています!無理せず頑張ってください
- 【改】怪盗ノ夜 ( No.6 )
- 日時: 2022/01/16 16:14
- 名前: 覆面劇場 (ID: nRfTLgd9)
※
あけましておめでとうございます!!
そして、すみませんでした!!
というのも、前回の投稿にて発表した【次話の投稿予定】の日時をかなり過ぎた投稿になってしまったからです。
大変おまたせしましたが、とにかく急いで書きました。
では、早速どうぞ!!
※
episode1.0
※
今日は、素晴らしい良い日だ。
外では太陽が暖かな日光を人々に振りまき、室内の空気は、冷暖房器具などを特に使わなくても良いような絶妙な心地よい気温になっている。
そんな日の午後に飲む紅茶は最高d─────────。
「「ぎぃぃぃぃぃぃぃやぁぁぁぁ!!」」
──────。
突如響いた音に、すぐに直感する。
「だ、断末魔?」
何故、こんな優雅な午後に叫び声が聞こえるのかは謎だが、何にせよ、芳しくないことが起きているのは間違いがない。
木製の椅子から飛び降り、床に着地する。
そのまま、とたとたと扉に近づいてゆく。
確か、叫び声は隣室から聞こえたはず。
この扉は、隣室に繋がっているものだ。
ドアノブに手をかける。
そして、勢いのままに扉を開ききった。
すると、そこには──────。
「お、おい!!なんとかしろよ、お前!!」
「い、嫌だよ!!もとは、お前がきちんと掃除しないからだろ!!」
大声で言い合う二人の男達。
ばたばたと珍妙な踊りの様なことをしている。
そして、その足元には、謎の黒い豆の様な物体。
正体がよく分からず、注視する。
これは──────、
「ご、ゴキブリィィィィィ!!」
今度こそ、本当の断末魔が響いた。
※
この【リーガス街】では、最近、とある窃盗団が暗躍している。
彼らに関する詳しい情報はほとんど出回っていない。
メンバー構成も、彼らの目的も、活動内容さえも──────。
そんな自称【怪盗】である彼らは今──────!!
※
「な、なぁ、もう居ないってば。大丈夫だよ・・・・・・」
「こ、こいつの言うとおりだ。もう居ねぇからさ・・・・・・」
優雅な午後はどこに行った。
昼間から変なモノを見てしまったではないか。
「お、俺らってさ、今話題の【怪盗一味】じゃねぇか。
俺らを認めてる悪党連中にこんなところを見られたら、一気に株が下が
るぞ。だから元気出せよ、なぁ・・・・・・?」
背中を擦られるが、先程感じた恐怖は、全く緩和されない。
第一──────、
「第一、キミたちだってびびってたじゃん。私だけじゃないじゃん」
「そ、それはよぉ・・・・・・」
情けない男たち。
女の子すらもろくに守れないなんて、情けないにも程があるだろう。
「でも、しょうがないじゃねぇかよ。ゴキブリが得意なやつなんてそうそ
ういねぇって・・・・・・」
「じゃぁ、得意じゃなかったら何もしなくていいの?」
「それは話が違うだろうが」
最早不毛な言い争いに達しようとしたとき、部屋に透き通つ様な声が響いた。
「──────ねぇ、どうしたの」
振り返って声がした方向を見ると、開け放した扉の前に、背の高い人物が立っているのが見えた。
クリーム色のシャツの上に灰色のカーディガンを着ている。
背丈こそ高いものの、整った顔貌を見ると、女性だということがわかる。
「ねぇ、どうしたの?」
表情筋が無いかのように無表情を保ったまま、彼女は首をかしげて再度同じ疑問を口にした。
ただ、威圧する意味での言葉の繰り返しではなく、ただただ素朴な疑問をいだいている様子に安心したのか男の片方が、
「い、いや、別に何もしてないよ。喧嘩なんてしてないよなぁ?
──────あ。」
恐ろしいほどの長さの沈黙。
その後に、
「喧嘩、してたんだ」
と声が響き、
「あ、いや、そんn ※
あけましておめでとうございます!!
そして、すみませんでした!!
というのも、前回の投稿にて発表した【次話の投稿予定】の日時をかなり過ぎた投稿になってしまったからです。
大変おまたせしましたが、とにかく急いで書きました。
では、早速どうぞ!!
※
episode1.0
※
今日は、素晴らしい良い日だ。
外では太陽が暖かな日光を人々に振りまき、室内の空気は、冷暖房器具などを特に使わなくても良いような絶妙な心地よい気温になっている。
そんな日の午後に飲む紅茶は最高d─────────。
「「ぎぃぃぃぃぃぃぃやぁぁぁぁ!!」」
──────。
突如響いた音に、すぐに直感する。
「だ、断末魔?」
何故、こんな優雅な午後に叫び声が聞こえるのかは謎だが、何にせよ、芳しくないことが起きているのは間違いがない。
木製の椅子から飛び降り、床に着地する。
そのまま、とたとたと扉に近づいてゆく。
確か、叫び声は隣室から聞こえたはず。
この扉は、隣室に繋がっているものだ。
ドアノブに手をかける。
そして、勢いのままに扉を開ききった。
すると、そこには──────。
「お、おい!!なんとかしろよ、お前!!」
「い、嫌だよ!!もとは、お前がきちんと掃除しないからだろ!!」
大声で言い合う二人の男達。
ばたばたと珍妙な踊りの様なことをしている。
そして、その足元には、謎の黒い豆の様な物体。
正体がよく分からず、注視する。
これは──────、
「ご、ゴキブリィィィィィ!!」
今度こそ、本当の断末魔が響いた。
※
この【リーガス街】では、最近、とある窃盗団が暗躍している。
彼らに関する詳しい情報はほとんど出回っていない。
メンバー構成も、彼らの目的も、活動内容さえも──────。
そんな自称【怪盗】である彼らは今──────!!
※
「な、なぁ、もう居ないってば。大丈夫だよ・・・・・・」
「こ、こいつの言うとおりだ。もう居ねぇからさ・・・・・・」
優雅な午後はどこに行った。
昼間から変なモノを見てしまったではないか。
「お、俺らってさ、今話題の【怪盗一味】じゃねぇか。
俺らを認めてる悪党連中にこんなところを見られたら、一気に株が下が
るぞ。だから元気出せよ、なぁ・・・・・・?」
背中を擦られるが、先程感じた恐怖は、全く緩和されない。
第一──────、
「第一、キミたちだってびびってたじゃん。私だけじゃないじゃん」
「そ、それはよぉ・・・・・・」
情けない男たち。
女の子すらもろくに守れないなんて、情けないにも程があるだろう。
「でも、しょうがないじゃねぇかよ。ゴキブリが得意なやつなんてそうそ
ういねぇって・・・・・・」
「じゃぁ、得意じゃなかったら何もしなくていいの?」
「それは話が違うだろうが」
最早不毛な言い争いに達しようとしたとき、部屋に透き通つ様な声が響いた。
「──────ねぇ、どうしたの」
振り返って声がした方向を見ると、開け放した扉の前に、背の高い人物が立っているのが見えた。
クリーム色のシャツの上に灰色のカーディガンを着ている。
背丈こそ高いものの、整った顔貌を見ると、女性だということがわかる。
「ねぇ、どうしたの?」
表情筋が無いかのように無表情を保ったまま、彼女は首をかしげて再度同じ疑問を口にした。
ただ、威圧する意味での言葉の繰り返しではなく、ただただ素朴な疑問をいだいている様子に、
「い、いや、別に何もしてないよ。喧嘩なんてしてないよなぁ?
──────あ。」
恐ろしいほどの沈黙。
その後に、
「
※
あけましておめでとうございます!!
そして、すみませんでした!!
というのも、前回の投稿にて発表した【次話の投稿予定】の日時をかなり過ぎた投稿になってしまったからです。
大変おまたせしましたが、とにかく急いで書きました。
では、早速どうぞ!!
※
episode1.0
※
今日は、素晴らしい良い日だ。
外では太陽が暖かな日光を人々に振りまき、室内の空気は、冷暖房器具などを特に使わなくても良いような絶妙な心地よい気温になっている。
そんな日の午後に飲む紅茶は最高d─────────。
「「ぎぃぃぃぃぃぃぃやぁぁぁぁ!!」」
──────。
突如響いた音に、すぐに直感する。
「だ、断末魔?」
何故、こんな優雅な午後に叫び声が聞こえるのかは謎だが、何にせよ、芳しくないことが起きているのは間違いがない。
木製の椅子から飛び降り、床に着地する。
そのまま、とたとたと扉に近づいてゆく。
確か、叫び声は隣室から聞こえたはず。
この扉は、隣室に繋がっているものだ。
ドアノブに手をかける。
そして、勢いのままに扉を開ききった。
すると、そこには──────。
「お、おい!!なんとかしろよ、お前!!」
「い、嫌だよ!!もとは、お前がきちんと掃除しないからだろ!!」
大声で言い合う二人の男達。
ばたばたと珍妙な踊りの様なことをしている。
そして、その足元には、謎の黒い豆の様な物体。
正体がよく分からず、注視する。
これは──────、
「ご、ゴキブリィィィィィ!!」
今度こそ、本当の断末魔が響いた。
※
「な、なぁ、もう居ないってば。大丈夫だよ・・・・・・」
「こ、こいつの言うとおりだ。もう居ねぇからさ・・・・・・」
優雅な午後はどこに行った。
昼間から変なモノを見てしまったではないか。
「お、俺らってさ、今話題の【怪盗一味】じゃねぇか。
俺らを認めてる悪党連中にこんなところを見られたら、一気に株が下が
るぞ。だから元気出せよ、なぁ・・・・・・?」
背中を擦られるが、先程感じた恐怖は、全く緩和されない。
第一──────、
「第一、キミたちだってびびってたじゃん。私だけじゃないじゃん」
「そ、それはよぉ・・・・・・」
情けない男たち。
女の子すらもろくに守れないなんて、情けないにも程があるだろう。
「でも、しょうがないじゃねぇかよ。ゴキブリが得意なやつなんてそうそ
ういねぇって・・・・・・」
「じゃぁ、得意じゃなかったら何もしなくていいの?」
「それは話が違うだろうが」
最早不毛な言い争いに達しようとしたとき、部屋に透き通る様な声が響いた。
「──────ねぇ、どうしたの」
振り返って声がした方向を見ると、開け放した扉の前に、背の高い人物が立っているのが見えた。
クリーム色のシャツの上に灰色のカーディガンを着ている。
背丈こそ高いものの、整った顔貌を見ると、女性だということがわかる。
「ねぇ、どうしたの?」
表情筋が無いかのように無表情を保ったまま、彼女は首をかしげて再度同じ疑問を口にした。
「いや、別に何もしてないよ。・・・・・・で、どうしたの?
今日は特に【集まり】があるわけでも無いけど」
ここで喧嘩していたなんて言っても何の得にもならないことは知っているので、素直に話を進める。
「あ、そうだった。ねぇ、みんな、これ見て」
差し出されたのは新聞紙。
それも、今日の朝刊だった。
そして、特に大きく載せられているのは、
「【リーガス美術館にて、有名絵画の展示会開催予定】」
【リーガス美術館】。それは、この街で最も大きく著名な美術館である。
展示会が行われるごとに多くの人々が詰めかけ、館内は寿司詰め状態になるほどらしい。
そんな美術館で有名な絵画が展示される。
そして、それは【私達】にとっては大ニュースであった。
「これは──────やるしかないでしょ」
「おう」「だな」「うん」
※
この【リーガス街】では、最近、とある窃盗団が暗躍している。
彼らに関する詳しい情報はほとんど出回っていない。
メンバー構成も、彼らの目的も、活動内容さえも。
だが、ある日、それが崩れることを、彼らは知らない。
- Re: 【改】怪盗ノ夜 ( No.7 )
- 日時: 2022/01/16 16:35
- 名前: 覆面劇場 (ID: nRfTLgd9)
無色彩蜀さん、ありがとうございます。
イラストの件について、スレッドを更新したので、ご覧ください。
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