コメディ・ライト小説(新)
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- 秘密の契約書
- 日時: 2022/01/22 15:49
- 名前: そんう_じみん (ID: 4NzAaWKB)
私が恋をした相手は、俳優??!!
一般人の私、田村みやびは交通事故から救ってくれた謎の人物と出会う。
病院で対面した私と謎の人物ー。
作者史上初の“K-POPが似合う小説”をモチーフとして、恋愛小説に挑みます。
- Re: 秘密の契約書 ( No.5 )
- 日時: 2022/02/06 14:05
- 名前: そんう_じみん (ID: V1z6MgX2)
第2話 「夢のような時間と暗黒」
翌日
「良くなれば、一週間後には退院できますね。」
『ありがとうございます。』
私は、順調に回復してきていた。
記憶が飛んでる割には、事故のことだけが綺麗さっぱり流されているらしく、重要な記憶は残っていた。
検査から戻ると、部屋には約束通り、北川がいた。
『き、北川!( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )』
〔よぉ!〕
『あ、もしかして部活帰り?』
〔そうそう。もうすぐ、試合があって。〕
『そうなんだ…。大変なら、来なくてもいいからね!』
〔いや大丈夫。必ず来るよ?w〕
“北川スマイル”やめてぇぇ💘
〔今日は、パジャマじゃないの?〕
『そ、そうなの〜w人に会うからちゃんとしたくて(∀`*ゞ)エヘヘ』
本当は、北川に会うからだYO!!
『あ、そうそう。あと、一週間ほどで退院できるみたいなの!!』
〔それは、よかったなー!〕
『…ga…学校はどう?』
〔まあ相変わらずかな。早川とかうるさいからワイワイしてるぞ〕
『そっか』
〔南とか、会いに来ないのか?〕
『摩耶とはうまくいってないから…』
〔あー…南ってそういう奴なんだな〕
私は、何気ない会話が楽しかった。
〔そろそろ行くわ!明日も来るから〕
『バイバイ👋』
♡(´,,•ω•,,`)♡ 言葉が出ない嬉しさ。
〈おっす〜〉
『…』
〈おーい?〉
『⸜(◡̈ )⸝♥︎』
〈きっしy…〉
『は?』
〈完全に死んでただろw撮っとけばよかったわw〉
『どこからどこまでこんな性格なの!』
〈うっせーよwww〉
『で?何の用ですかー?』
〈来ただけ。〉
『じゃあ帰れ( ˙-˙ ☝︎)☝︎』
一応俳優だけど。生意気だわ💢w
〈さっきいた人と仲良いんだな〉
『そう?(´。✪ω✪。`)✧*。』
〈うう…吐き気が〉
『うっせーーー!!!』
〈こりゃ…好きだろ?あの人のこと〉
『違うし//////』
〈はい決定ーーおめー〉
『ちょっと一発i…』
この人といる時間、マジで暗黒w
- Re: 秘密の契約書 ( No.6 )
- 日時: 2022/02/07 17:57
- 名前: そんう_じみん (ID: UJ4pjK4/)
暗黒な相手、寺田翔太郎。
俳優で、イケメンだけど…そこしかなくない!?
〈なあ、みやび。退院してもたまには会ってくれるよな?〉
『仕事は?忙しくないのー?』
〈俺は、まだ学業に専念するようにって事務所に言われてるから。お前と同じ学生だよ?〉
『そっか。別にいいけど。』
なんだかんだ、会えなくなるって言われると案外寂しいんだよね。
〈なーんか。せっかくの高校生活無駄にしてんな〉
『みんなで、遊びに行きたいんだけどな〜😢』
〈けど、俺が助けなかったら、ここにいなかったかもしれないんだって?〉
『そこは…感謝してますぅー。』
〈さっきの人にも会えないもんなw〉
『好きじゃないって!!(っ ¨̮ )╮💢』
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
最近、私は彼を意識してる気がする。
最初は、俳優でカッコいいからだと思ってたけど…北川を好きになった時と同じような気持ちな気がする。
〈じゃ、俺帰るわ〜バイ〉
「ん。バーイ👋🏻」
忙しいから、すぐ帰っちゃうけど、お別れが実は寂しいような気もする。
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翌日
〔田村ー。おはよう〕
土曜日。北川が朝から来てくれた。
「朝からごめんね。」
〔こっちこそ、寝てたらどうしようと思ったw〕
「そっちこそ、試合の練習とかしなくていいの?」
〔好きで来てるんだし、いいだろ?〕
キュンキュンが止まらない🎀🎀❤︎❤︎
けどー。私は、北川が好きだと言えるのかな?
〔ワークとか、溜まりまくってる?〕
「うんw頑張らなきゃ💦」
〔俺も。かなりピンチだから持ってきた!一緒に進めよう〕
嘘みたいな瞬間。北川が一緒にワークしてくれるなんて…!
- Re: 秘密の契約書 ( No.7 )
- 日時: 2022/02/11 19:42
- 名前: そんう_じみん (ID: Da9K.gCv)
〔そうだ!退院したら映画でも行く?〕
『え??映画?』
〔嫌かな…?〕
『全然嫌じゃないよっっ///!!』
〔決定〜!何が見たいかまた決めて。あ、それと決まったらここに連絡して〕
『うん…』
ええええ×無量大数🌀
映画に連絡先…!?話が急すぎていろいろ困惑🌀🌀
〔ここのページ、まだやってないよな?〕
『多分、入院してすぐの授業の時のやつだからやってない』
〔先生、田村の提出期限伸ばしてくれるってよ。よかったな〜〕
『逆にみんなと同じならずるいもん〜』
〔うん。〕
ガチャー。
〈よっ!!〉
〔あ。〕
〈連れ?あ…みやびのs…〉
『黙りな?』
〔こんにちは。〕
『私のクラスメイト。』
〔北川大樹です。〕←読み方:きたがわたいじゅ
〈よろしくー。俺は、事故を救った人です。〉
『アハハ…名前言わない主義なの〜』
〔あーw〕
〈大樹は、兄さんって呼んで〉
〔あ、兄さん!w〕
最悪…!
なんで、2人が一緒に居るの…!!
〔その制服…〕
〈あ、俺ね、〇〇国際大学なんだよ〉
〔大学で制服は珍しい学校ですよね〕
〈大学で制服も楽しいから、ここにしたんだよ。〉
〔俳優科とかありますよね〕
〈そ、そうだね…。〉
〔ワークしなきゃ!!〕
早く…時間が過ぎ去って欲しい!
- Re: 秘密の契約書 ( No.8 )
- 日時: 2022/02/12 09:44
- 名前: そんう_じみん (ID: Da9K.gCv)
北川といると天国なのに、寺田翔太郎がいると…地獄…😭
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〈もうすぐ、みやび退院できるんだろ〉
『おかげさまで!』
〈お前緊張してる?やっぱり、大樹のことs…〉
『黙れぇぇ。』
〔俺、なんかした?〕
『何もしてないよっっ!!!』
〈www〉
『(殴るよ??)』
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第3話 思いが変わるとき
私が北川を好きになったのは、昨年のことだった。
文化祭の準備で1年生はドタバタしていた時。
当時隣のクラスだった3組と合同でお店を開くことになった。
私は、4組で3組には知り合いがあまりいなかったけど、同じグループで準備することになったメンバーの中に北川がいた。
〔よろしく。田村さん。〕
『私の名前知ってるの??』
〔先生から聞いたんだ。〕
グループのリーダーを任された北川は、準備が早く、頼もしかった。
〔田村さんは、俺と一緒に看板作りな。〕
『うん。あ、あと田村でいいからね!』
〔り!田村!w〕
文化祭の準備はまさに“愛を育む場所“だった。
次第に北川に好意を持つようになった私は、告白しようとも何度も考えたけど、ここまでに至ってしまった。
だからこそ、北川が会いに来てくれることに疑問があった。
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『ねぇ、北川。なんで、毎日来てくれるの?』
〔その…会いに来てくれる人がいないって聞いたのと…事故ったから??〕
『そう。』
〔ちゃんとした理由じゃなくてごめん〕
『別に理由はなんだっていいから』
ちょっとだけキツく当たってしまった。
- Re: 秘密の契約書 ( No.9 )
- 日時: 2022/02/19 11:57
- 名前: そんう_じみん (ID: lkF9UhzL)
ネットには、沢山のことが書いてある。
一通りざっと見るけど、寺田翔太郎はやっぱり好みな感じ。
『電話…してみようかな?』
私はアイツに始めて電話をかけたくなった。
〈もしもし、みやびか?こんな時間にどうした?〉
『なんだか眠れなくて。』
〈ほっ…〉
『急だけど、さっきの検診で明後日退院できることになったの。』
〈よかったな!〉
『だけど、学校に行けるか不安で。』
〈え?何かあった?〉
本当は…北川に会うのが憂鬱なだけなのに。
『ほら、久しぶりに行くから、なんか』
〈大丈夫だよ。俺…一緒に行こうか?〉
『あなたは…大学でしょ?』
少し間が空いた。
〈みやびごめん。〉
なんで謝ったりするの?
〈俺な、みやびと同じ高校なんだ。まだ高校生なんだ。〉
『けどネットには…』
〈芸名 寺田翔太郎。本名は、高木翔太郎。それと、年齢は19じゃなくて、高校3年生なんだ。〉
『あの時のパスポートは?』
〈事務所のパスポート。〉
『…けど…一緒に学校いけるね!』
私は嫌なんかじゃない。
嬉しいから。
『嘘ついたんでしょ笑』
〈いいの?〉
『本当のあなたがわかって、嬉しい気がする。』
〈俺は、実は、みやびを助けた日が初登校の日で…遅刻したんだよ。〉
『遅刻!?私のせいで…ごめん!』
〈けど、人名救急で許されたから。〉
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朝になると、鳥のさえずりで目がさめる。今日も。
「明日の退院、順調ですよ。」
『よかったです。』
学校に対する不安も少しは減った気がする。
〈みやび〉
『来た!おはよう。』
〈明日からお前の制服姿…楽しみ〉
『え、、キモ』
〈😏〉
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