コメディ・ライト小説(新)
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- 薔薇の匂いを知らない私は、あなたと初めて薔薇を知る
- 日時: 2022/03/08 19:35
- 名前: もちぽて (ID: j5WpSu7v)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13260
もちぽてです。
極悪令嬢と日本の私 の方で知ってくださっている方がいるのかな?
そんなこんなで今回新しい小説始まります!!
極悪令嬢と日本の私の方はぼちぼち進めていきますよ。
今回は題名長いので通称『薔薇知り』でいきましょうww
今回は観覧回数200回目指して…頑張っていきまっしょ!
恋バナ系初めてなのですが頑張ります。
どうか初心者の私を応援よろしくお願いいたします。
- Re: 薔薇の匂いを知らない私は、あなたと初めて薔薇を知る ( No.5 )
- 日時: 2022/03/10 19:35
- 名前: もちぽて (ID: j5WpSu7v)
『第二話 暗く狭く』
地下室には何もなかった。
母が、少しばかりの慈悲で、本をたくさん置いていっただけだ。
窓はない。ゆういつの扉はチェーンで頑丈に閉められている。
1ヶ月に一回、母が私を見にきた。私はいつも
「お母さん、助けて。出してよ!」
と言ったが、母は無視して、地下室から出ていった。
しかし、段々と地下室に来る頻度が少なくなってきた。
閉じ込められてから、五年ぐらいの時は、一年に一回来るかどうかぐらいの頻度だった。
このぐらいの年齢になると自力で地下室から出ようとした。
地下室の天井に、大きな穴がある。
私は壁をよじのぼり、出ようとした。
しかし、母が気づいてしまい。私を壁から突き落とした。
そして私は頭を打ったのだ。
気がついたら、私は床に寝ていた。
意識はあったが、少しぼーとした。
段々と意識がはっきりしてきた時。
やけに外がうるさいことに気づいた。
母の叫び声が聞こえる。
何が起きたんだろうと不思議に思っていると、急に鼻がツーンとする匂いがした。
そして、上を見ると、真っ赤に燃えている。火が近づいてきていたのだ。
その瞬間私は、本で読んだ火事が起こったんだとわかった。
私はある程度本で知識をつけていたので、火事ぐらいはわかった。
この煙は吸っちゃいけないものだとわかり、すぐに服の袖で口を隠した。
しかし、その時にはもう、火がすぐそこまできていたのだった。
- Re: 薔薇の匂いを知らない私は、あなたと初めて薔薇を知る ( No.6 )
- 日時: 2022/03/12 20:44
- 名前: もちぽて (ID: j5WpSu7v)
目が覚めると、白い天井が見えた。
「ん…あれ?ここは…」
「よかった…目を覚ましたか。」
「あっ。私、火事にあって?」
「ああ。そうだよ。」
「…ここは病院?ていうことは外?」
「ん?当たり前だろう。」
「…そうですね。」
「それじゃあ、また様子を見に来るから、安静にしていてね。」
外…
10年ぶりだ。
開いている窓から吹き抜けてくる『風』
窓から見える『空』
病室に飾ってある『花』
全てが、一〇年ぶりに見たものだった。
「外。かぁ。」
「私、どうなるんだろうなぁ…」
外に出れるワクワク感。
社会で生きていけるのかという不安
その二つが入り混じって、すごく複雑だった。
「入るよ。」
「あ。はい。」
「沙奈さん。残念なことなんだが…」
「はい…」
嫌な予感がした。
「君のお母さん…三恵さんは、煙を吸ってしまい、一酸化炭素中毒で亡くなった。」
「っ…」
私を地下室に閉じ込め続けた母。そんな母を私は大っ嫌いだった。
そのはずだった。
でも、実の母親の死となると、やはり自然と涙が出てきた。
「お母さん…」
「それで、君のことなんだけどね。」
「はい…」
「一回、施設に入ってもらいたいと思う」
「施設。ですか…」
「ああ、沙奈さんの怪我は重症ではないし、後、2、3日入院すればすぐに退院できると思うからね」
「はい。分かりました…」
- Re: 薔薇の匂いを知らない私は、あなたと初めて薔薇を知る ( No.7 )
- 日時: 2022/07/03 18:33
- 名前: もちぽて (ID: j5WpSu7v)
大会始まっとるしww
投票よろしくぅ
- Re: 薔薇の匂いを知らない私は、あなたと初めて薔薇を知る ( No.8 )
- 日時: 2022/10/16 13:32
- 名前: もちぽて (ID: j5WpSu7v)
全然更新できひん
- Re: 薔薇の匂いを知らない私は、あなたと初めて薔薇を知る ( No.9 )
- 日時: 2023/03/24 20:20
- 名前: もちぽて (ID: h4O0R2gc)
めっちゃ久々
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