コメディ・ライト小説(新)

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夏休みの宿題
日時: 2022/08/22 22:29
名前: がぶりん (ID: flo5Q4NM)

あい、初めての投稿でございます。ですので、
多めに見てくれることをお願いします。
今回のテーマは夏休みの宿題。みなさん、よく焦って
やりませんでしたか?
今回はそんなことにかかってしまった学生の物語です。







「やべぇ!宿題が終わらねぇ!」
俺は今、猛烈に焦っている。なぜなら、夏休みがあと1週間で終わるというのに何一つ手を付けてないからだ。
そして、あれだけやっとけと言っていた母に対して、
「大丈夫だ、問題ない。」と言い続けていたので余計に
ダメージを食らっていた……。
「クソ……どうしてこんなことに……」

どうしてこんなことになったかは、夏休み前に遡る……

Re: 夏休みの宿題 ( No.7 )
日時: 2022/08/30 11:38
名前: がぶりん (ID: mwHMOji8)

8月30日 100回閲覧突破!本当にありがとうございます。これからも頑張ります!
よろしくお願いします!

Re: 夏休みの宿題 ( No.8 )
日時: 2022/08/30 20:32
名前: がぶりん (ID: flo5Q4NM)

「………」
「………」
お互いなにも喋らない間。あいつもすっかり俺の部屋のペットで、漫画を見ている。それでも、この沈黙は寂しいので、声をかけてみる。
「腹減ってない?」
「………」
返事ぐらいしr……
「うわー!!なんか痩せてるんだけど!早く言えよ!」
そういって俺は冷蔵庫を漁った。自分は料理ができないため、なにかないか探っていたら、冷凍チャーハンが出てきた。
「これでいいか……」
とりあえず、さっさとレンチンし、こいつの口に打ち込んだ。
「ほら!食え!」
「オボボボボボ」
〜一時間後〜
「はぁ、はぁ、死ぬかと思いましたぜぇ」
「次から腹減ってるって言えよ。」
「ハイハーイ (ゴリくん風)」
なんとか、こいつは意識を取り戻した。あのときは焦っていたが、妖精でもチャーハンは食うんだな……
妖精「あ、それと」
俺「?」
妖精「柿の種もってきてくだちゃい♥」
うええ、気持ち悪い。そう思いつつ、残り3つの柿の種を1つ、こいつに渡したのだった。
登校日まで、あと5日。

Re: 夏休みの宿題 ( No.9 )
日時: 2022/08/31 20:27
名前: がぶりん (ID: flo5Q4NM)

夏休みもあと少し、俺はそんな夏休みを堪能……
「あぁ!イライラしてきた!」
していなかった。残り28ページ、一日に終わるのは
3ページ。どうしても終わらない。
「なあ、済ませてやってんだからなんかしろよ」
そういって俺は妖精じじいに話しかける。
「そーは言っても、厳しいもんは厳しいんすわ。」
………。
「あああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!(俺発狂)」
「うわびっくりした!3文に分けて発狂すな!……うわ、
びっくりしすぎて柿の種落としてもうた、うわー…」
そうは言っても、この宿題の量には……うん?」
「お前、また柿の種食ってるのか?」
「これウマイっすね、癖になってしもた!」
そう言いながらボリボリと食べる。
「頼む!お前の力でなんとかしてくれ!」
「そ~言われてもなぁ……」
「何がほしい?金か?食いもんか?」
「だから、だめなもんはダメッチューの!」
「柿の種食わせるから……」
「いいよ。」
何なんだこいつは!

Re: 夏休みの宿題 ( No.10 )
日時: 2022/09/04 10:56
名前: がぶりん (ID: flo5Q4NM)

「それで、俺をどう助けてくれるんだ?」
柿の種で釣ることに成功した俺は妖精に聞いていた。
「その前に確認ッスけど、宿題が無くなればいいのね?」
こいつ思いだしたように関西弁にわかを喋るな。
「まあ、そうだな。」
「だったら、方法は2つあります。」
1,宿題を無くす。
「これはそのままッスね。ただ、勘違いして欲しくないのは、今この宿題は終わらないってことッス」
「どういうことだ?」
「あっしら妖精は人間的なことを可能にするのは難しいんよね、だから、もういっそこの世界から宿題を消す、
ていうことです。」
「つまり、もう俺は二度と宿題に関わらないと……」
「そういうことっすね。」
もし、こいつの言ってることが本当なら、俺は学生たちのヒーローになるかもしれない。
「なるほど、で、もう一つは?」
「もう一つは……」

Re: 夏休みの宿題 ( No.11 )
日時: 2022/09/06 17:44
名前: がぶりん (ID: flo5Q4NM)

「もういっそのこと、夏休みを無くします。」
「………は?」
「いや、正しくは夏休みをなかったことにします。」
今、俺の頭の中では夏休みがなくなったらつまらなくなるのではないか、という考えが出ている。
「もし、それをしたら?」
「今日それをやるとしたら、明日から学校ですね。」
だったらなおさら意味がないじゃないか、と妖精に聞いてみる。
「いやいや、意味はありますよ。この宿題は夏休みの宿題でしょう?だから、夏休みを消してしまえば、合理的に、この宿題はなくなります」
つまり、今こいつの言うことをまとめると、
1個めのやつは宿題を永続的になくすこと、
2個めのやつは夏休みを永続的になくすこと、
………。
「なあ、これ以外に何かないのか?」
「もうないっすね。むしろ、ここまでやったのに感謝
してほしいのですが。」
ここまで言うなら柿の種戦法はだめだろう。
「さぁ、今君には3つの選択肢がある。
1,宿題をなくす
2,夏休みをなくす
3,何もしない
どれを選ぶかい?
「俺は……」


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