コメディ・ライト小説（新）
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- 色褪せた僕は、～きっと誰も知らない物語～
- 日時： 2022/09/30 12:37
- 名前： ぷれ （ID: tEZxFcMB）
どうもぷれです。
色褪せた僕は、の続編でございます。
みなさんが待ったかは知りませんが、お楽しみください!
あてんしょん!
この作品は、たまはる作の前作『色褪せた僕は、』の続編です
前作をお読みでない方はぜひそちらから!
- Re: 色褪せた僕は、～きっと誰も知らない物語～ ( No.1 )
- 日時： 2022/09/27 20:36
- 名前： ぷれ （ID: tEZxFcMB）
プロローグ
「卒業証書、花山叶望。おめでとう」
3月中旬。桜は咲き乱れ、別れの季節となった。
そんななか、俺たちは高校生活の3年間に幕を閉じようとしていた。
「以上で卒業証書授与を終わります。3学年、総員84名起立」
こうしてみれば、案外呆気なく終わってしまった。...まあ、お正月には死にかけたが。右腕にほんの少しだけ麻痺、後遺症はそれだけだった。
さて、これからお話するのは、大学生活だ。一波乱ありそうな気もするが、大学でも上手くやっていけるはずだ。
- Re: 色褪せた僕は、～きっと誰も知らない物語～ ( No.2 )
- 日時： 2022/10/06 17:23
- 名前： ぷれ （ID: tEZxFcMB）
登場人物
花山叶望 18歳 男
右腕に麻痺を負っている元男子高校生。
何だかんだモテたりモテなかったり。夕姫の彼氏。
桐野夕姫 18歳 女
天然と天才と変態のハイブリッド。
容姿端麗でモテる。叶望の彼女。
日野海斗 19歳 男
イケメンでモテる。叶望たちの同級生。
優しく性格までイケメン。
城崎魅天 21歳 女
完全に小学生と見間違いられる容姿。だが叶望たちの先輩。
最近、男の人にストーキングされる。空手3段。
- Re: 色褪せた僕は、～きっと誰も知らない物語～ ( No.3 )
- 日時： 2023/01/06 16:36
- 名前： ぷれ （ID: 5R9KQYNH）
第1話「1年生になったら」
4月、それは出会いの季節である。
「のぞみん、入学式どうだった?」
「どうだったって、どう答えりゃいいんだよ」
「友達できたかどうかってこと」
マジでｳｾﾞｴ。俺が友達少ないってこと知っといてこの発言。
「できてねーに決まってんだろ!泣くぞ俺!!」
「ちょっのぞみん!涙目なの可愛いけど周りがこっち見てる!!」
夕姫に言われ、我に帰る。
うわーガチじゃーん。めっちゃ見られてるー恥ずかしいー。スーツ着て泣いてる身長178cmの大学生とかはずー。
「なんかあの男の人、めっちゃ後ろ姿かっこいいけど顔は可愛くない?」
「え、てか女の人もスタイルめっちゃいいし美形だよね」
「付き合ってんじゃね?」
うわーなんか俺ら噂されてるー。
夕姫の方を見ると、耳まで赤く染めて俯いていた。あらやだ可愛い。
「...行こ」
「お、おう...」
「ただいまー」
返事はない。
それもそのはず、俺たちは正真正銘の同棲をすることとなったのだ。
しかもここ、一戸建てである。北見グループの社長、郁さんのお父さんに郁さんが事情を話したところ、まさかの豪華な一戸建ての家を無償で建ててくれたのだ。
これには社長令嬢もニッコリ。俺はビックリ。夕姫はポックリ(逝ってない)
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