コメディ・ライト小説(新)

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草←強すぎて草
日時: 2022/12/15 19:16
名前: がぶりん (ID: flo5Q4NM)

投稿頻度はめちゃ低いです。ご了承くださいm(_ _)m

Re: 草←強すぎて草 ( No.3 )
日時: 2022/12/17 10:23
名前: がぶりん (ID: flo5Q4NM)

ザック、ザック、ザック、ザック………
「いつまでやればいいの〜これ?」
現在転生者ことシリウスは、木を切るためのオノを作るため、その内の素材の一つ、草をひたすら刈っていた。ー【あと30本です。】ー
「うげぇ……てか、ここの草でかすぎじゃない…」
この世界の草は長方形のような形をしており、運ぶのも肩に担がないと厳しい大きさ、重さだ。
「なんか、こう、ズバっと刈ることできない?」
ー【できません。キッパリ】ー
「はーい……」
なんやかんやで、残りの30本を刈ることができた。
「えーと、石はその辺で拾ったし…これでできるんじゃない!?でも、どうやれば…?」
その瞬間、掲示板があった場所にドーム状の研究所?らしきものがでてきた。
「うわっ」
ー【この中の機械のスイッチを入れて下さい。】ー
「機械…これか、わわわ!」
スイッチを入れたとき、今持ってる素材でできる物が一覧表示された。
「これで、オノっと…わぁ、できた!」
ー【これにより、木の採取が可能になりました。】ー
「やったぁ~!」
こうして、木による武器、建築ができるようになった。

Re: 草←強すぎて草 ( No.4 )
日時: 2022/12/17 10:37
名前: がぶりん (ID: flo5Q4NM)

「うひょ〜楽しい〜!」
今、シリウスは木をひたすら切っていた。
「ふんふふ〜ん♪………あれ?」
夢中になってたシリウスは、周りが暗くなることに気がつかなかった。
「ねぇ、ルマン、これは?」
ー【夜になりました。夜になるとモンスターの動きが活発になり、襲われやすくなります。】ー
「私、大ピンチ?」
カサカサカサカサ……
「え!?」
すると、そこにクモが……え!?
「ぎゃあああ!キモイキモイ!やめてぇー!」
無慈悲なクモの攻撃が襲いかかる。
「っ…!痛〜!!」
ー【HPが20から11に減りました。】ー
「強〜!!えーと、そうだオノで攻撃を…」
クモの頭に1という数字が出てきた。
「1…?1!!待ってよ!1しか入らないなら勝ち目ないよ〜!」
ブシ
ー【HPが11から2に減りました。】ー
「そんなこと言ってないで何とかして〜!!」

Re: 草←強すぎて草 ( No.5 )
日時: 2022/12/17 18:16
名前: がぶりん (ID: flo5Q4NM)

ー【解析までに時間がかかります。お待ち下さい。】ー「じゃあ待ちま〜す!…なんて無理でしょ!はやく!」
後ろからカサカサと気持ち悪い音がどんどん近づいてくる。「はやく〜!!」
ー【分析完了。今最強火力を出せるものは草です。】ー
「草あ〜!?」
その瞬間、シリウスにクモが飛び込んできた。
「あ〜!!もう、どうとでもなれぇ〜!」
シリウスはそこにあった草を刈り、そのまま投げつけた。すると、クモはさっきまでが嘘のようにピクリとも動かなくなった。
「え?…嘘でしょ?ワンパン?」
ー【クモを撃破したことにより、アイテム 蜘蛛の糸、特殊アイテム、蜘蛛の眼球を獲得しました。】ー
「ねぇ、ルマン。今あのクモにダメージいくつ入ってた?」
ー【先程は、蜘蛛の体力が20に対し、草の攻撃力が439だったので、一撃で倒すことができました。】ー
「は?待ってよ、それじゃあオノより草のほうが強いの?」
ー【そういうことになります。】ー
「何なんだよこの世界〜!!!」
シリウスは、この世界の草の強さを目の当たりにしたのだった。

Re: 草←強すぎて草 ( No.6 )
日時: 2022/12/25 19:57
名前: がぶりん (ID: flo5Q4NM)

「ん?何かあそこにいるよ?」
前回の件から、ひたすら草を刈っていたシリウスは、なにか赤い生物を発見した。
ー【あれはてんとう虫です。いつもは有効的ですが、攻撃を仕掛けると反撃してきます。】ー
「てんとう虫?倒すといいことある?」
ー【てんとう虫の装備の素材が手に入ります。】ー
「それまじ?」
シリウスは現在、防御方面に困っていた。現在の体力は30。不安なのでとりあえず装備が欲しかった。
「よっしゃあいくぞー!れっつてんとう虫狩り〜!」
ー【今のレベルでは行かないほうがいい気g...】ー
ルマンがなにか言っていたが無視し、てんとう虫に攻撃を仕掛けた。
「えーい!」
てんとう虫の体力ゲージが20分の1減った。
「……え?」
バクシュ。
てんとう虫の攻撃がシリウスを襲う。
そして、シリウスはその場に倒れたのだった。

Re: 草←強すぎて草 ( No.7 )
日時: 2023/01/27 22:41
名前: がぶりん (ID: flo5Q4NM)

「う〜ん……ここは?」
シリウスの目には、机とイスがあって、その奥にカウンター型のキッチン、ここはリビング……?
「あれ?私は何を………」
記憶が飛んでいる気がする。何か思い出せず、とりあえず考えていたら…
バチン
「痛!!」
「何ぼーっとしてんのよ。はやく学校行ってきなさい」
叩いてきたのは自分の母親だった。
「お母さん……?」
「お母さんに対してそんなこと言う?」
「ねぇ、お母さん。」
「?」
「私の名前は……?」
「……頭も馬鹿になったか。あなたの名前は、結菜(ゆな)でしょ?席替えで嫌な人と近くになったからっていつまでもアホでいたらだめでしょ?」
「……?」
母の言葉が入ってこない。やはり私は何か忘れている気がする。
「ほら?お母さんに対して言う言葉は?」
「……行ってきます、……」
とりあえず、一旦落ち着こう。そうして、玄関のドアを
開けた。


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