コメディ・ライト小説(新)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 多重の図書館
- 日時: 2023/02/03 20:47
- 名前: 日影@hikage (ID: viErlMEE)
どうも日影です。映画かがみの孤城を見て、それよりになりました。まだ小説初心者なので優しい目で見ていただければ幸いです。
-------------------------------------------------------------------
もくじ
一🔷多重の図書館>>01
二🔷自己紹介>>02
三🔷関係性>>03
四🔷別々の世界>>04
五🔷真実>>05
六🔷大災害予報>>06
(七🔷衝撃な未来)>>07
八🔷owari no hazimari>>08
九🔷すべての終わり>>09
十🔷おまけ>>10
十一🔷多重の家での日々>>11
十二🔷全人類救出作戦>>12
十三🔷全人類救出作戦~2>>13
十四🔷作戦決行ー裏切り>>14
十五🔷おまけとあとがき>>15
第一部>>01-10
第二部>>11-15
イッキ読み>>01-15
※注意※目次から読んでください。下にスライドすると第二話からになっています。
- Re: 多重の図書館 ( No.6 )
- 日時: 2023/01/03 19:00
- 名前: 日影@hikage (ID: viErlMEE)
六🔷大災害予報
あっという間に新しい年、2025年になった(なってしまった)。あけおめです。後、あれから夏休み、冬休み以外は全て学校を休んだ。っていうのもワザとで指(右手の中指、小指、左手の親指、人差し指、小指)を骨折させた。クッソ痛かったわ~。なので全治二年。これで楽に学校休めるわ~。っていうか私こんな人だったっけ。なんかやばいやつになってる予感しかしない。骨折したときは救急車に運ばれたけどあれもアレで新しい体験だった。あの日以来は毎日行っている。何言っても地球が消えるんだったらそのくらいやらないと。でも噓だったらどうしよう。あのハジマリさんだし何か企んでいるかも。噓だったらあの痛みもこの痛みも全部水の泡、つまりワザと骨折して学校に行かなくなった、ただの変な女子じゃん。変人だと思われて学校に行くとみんなの視線が怖かったらどうしよう。だめだ。前向きに考えよう。学校なんか別に行かなくても私頭いいし、ウェブサイトの問題を解いてやったらいいし。ということを考えながら勉強をしていたら、テレビのニュースで
『緊急ニュース、緊急ニュース。日本の上空に怪しい飛行物体が発見されました。今のところ隕石と考えて調査をしています。いつ衝突し、どこに衝突するかはまだ考えられていません。繰り返します。…………』
待ってやばい早くいかなきゃ。勉強を放り出して、靴(サンダル)を履き穴に落ちる。
つくとみんなは早く来ていたらしく落ち着いている。
「皆こっち来て」
とエレベーターにみんなを連れて八雲と書かれているボタンを押す。
「なんだあ。こんなとこに呼び出して」
と清作が言うが無視してテレビまで走る。
「マジかよ。やべえじゃん」
と炎煉。
「ハジマリが言っていたのはこれか。ちょっと待って。計算する」
と水晶が。そこに烏賊葉が
「なんだよ計算するって」
「この写真、上空写真と真横から移っている写真で時速、いつ衝突するかどこに衝突するか計算するんだよ。IQ400をなめんな」
え、すごい。っていうかIQ400って何? やばくない?中学二年だよね。
「IQ400ってどういうことだ」
と幸多。
「詳しいことは後で」
「ざっと計算すると、八月一日日本海に落ちる。隕石の反動は大きいため、衝突したときに洪水と大音響が響き地震約記録的最高震度28で、一個一個の地球は薄いためハジマリのところまで行く。上の清作、僕は被害がないと思いきやこの星はこっちのだからすべてに行く。テレビは、アンテナが薄い地球を貫通して情報をとっている可能性が高い。下の木星や炎煉はそんな放送されてないだろう」
- Re: 多重の図書館 ( No.7 )
- 日時: 2023/01/11 19:53
- 名前: 日影@hikage (ID: viErlMEE)
(七🔷衝撃な未来)
えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ?
ハジマリさんやばっ。普通にヤバイ。私たちの命あと八か月しかないのお。もうちょっと生きたかった。噓かもしれないし、水晶君も冗談だったりして。後、適当かも。IQ400って噓かもしれないし。デモ放送だったり、何かの間違いだったりして。
「とりあえず焦らずにこれを防ぐ方法を考えよう。これが今の課題だ」
と水晶君が言う。
「その前に聞きたいことあるけれどIQ400って何? 俺たちのこと馬鹿にしてるの?」
清作の言葉に水晶は返さず、無理やり
「そんなこと今関係ねえじゃん。もっと明るくいこうよ」
シーンとした空気の中みんな図書館に行った。図書館に行っても空気は変わらず、すぐ家に帰った。
- Re: 多重の図書館 ( No.8 )
- 日時: 2023/01/16 19:54
- 名前: 日影@hikage (ID: viErlMEE)
八🔷owari no hazimari
あの後、お母さんは緊急ニュースを見てると思い早く帰ってくると思ったが、いつも通りで、帰ってきたときに見せたら
「何言っているの。普通の天気予報だよ。疲れたのね。今日は早く寝なさい」
と。疲れたのね、はこっちのセリフだよ。こんな一大事の時に噓なんかつくわけ。もしかしたら本当にお母さんにはそう見えてるの?よく考えたらその後の天気予報や事件事故の放送は普通のテンション。もう何が何だかわかんなくなっよ。教えてよ水晶君……!!!!
あれからみんなが話すようになったのは六月。正直色々やばくない。こんなに経ったらもう死にかけやん。あれ以来(嵐に近い)大雨の連続。不運すぎるううううううううう。いいいいいいいややあああああああああ。心臓が爆発するううう。喉がからっから。叫びすぎたあ。今回で分かったことは、私たちにしかあれは見えていなく、おそらくハジマリさんが流した物っということ。あと、あの七角形の奇妙な多重の図書館の天井にも透けるようになっていているっていうこと。どうやって行ったかっていうと、ハジマリのところに日記帳のような設計図があって、透明な階段があったからそれで上ってみた。これからは、みんな、上の本を読むことにした。あと、ハジマリさんに会って確かめようと思ったけれど、全然出てこなかった。ハジマリと隕石、この図書館、私たちの関係性も調べようと思う。気になっているのはハジマリさんの意図。何がしたいのかがわかんない。私たちはどうなってしまうの。
……そしてあの八月一日の一日前、七月三十一日にとうとう来てしまった。今までで分かったことでは何もできない。もう死ぬ。どうしても本を探さなければ。チクタクチクタクと時計の針の音が聞こえるだけだった。みんなが帰っていく。ただし、水晶君はぎりぎりまで残ると言っていた。これは運命なんだ。神様が決めることなんだ。人はいつか死ぬ。それが早かっただけだ。どうしようもないんだ。
時計が五時を回った後、あの招待状から声がした。ハジマリさんの声だ。
「お前たちの仲間が一人、五時を回ったためあの図書館に閉じ込められた。死ぬまで底で生きるんだ」
- Re: 多重の図書館 ( No.9 )
- 日時: 2023/01/17 21:48
- 名前: 日影@hikage (ID: viErlMEE)
九🔷すべての終わり
「これですべてが終わる彼らの目を見てみたい。絶望を味わう君たちはどうするのだろうか。新しい風が吹いている。仲間が一人いなくなったこの時にどうするのか気になるところだな。私の子供たち」
とうとうこの日が来た。一回図書館に行く。水晶以外が集まった。
「こんな時に何でいないんだ。隕石から一番近い水腫王の家に行くぞ。死ぬかはわからない。できることはやろう。僕たちにできることは、もう少ししかないんだ」
隕石が見える。空が赤く染まっている。なのにどうしてみんながこのように平凡に暮らしているのかはわからない。もうダメだ。あと二十分もないだろう。神様の仰せのままに……
と、その時。
「ごめんごめん遅くなっちゃった。今は説明してる場合じゃないが、俺たちは神だ。ハジマリの設計図みたいなやつに書いてあった。みんな名前にかかわる神なんだ。びっくりしすぎたよ。だから僕は水晶を操れて、少し経つと水になる。それを使って削って出てきたんだ」
じゃあ私は八雲、雲ってことか。でもそれじゃ全然役に立てない。炎煉君は炎っていうことか。
「一人一人の効果が薄くてもみんなと力を合わせれば、大きなものきなる。頑張ろう」
その時私はみんなでいるっていいということを今、気が付いた気がするんだ。
その後みんなの個性を使って隕石を倒した。と思いきや全然効かない。まさに透けている。そして衝突した幻覚が見えた。隕石が消えた?後ろから声がした。
「おめでとうございます! 私たち神様は地球を守りました!」
「じゃなくて、お前の幻覚だろ。全て。俺からしたらバレバレだったぜ水晶。明らかに噓っぽいんだよ。ハジマリとお前、水晶が黒幕だ」
「正解。お見事。俺は水、八雲は天気、烏賊葉は破壊つまり簡単に言うと爆弾みたいな感じかな。で、清作は建築でいろんなものを作れる。意外と強いと思うけどな。炎煉は炎、幸多は感情など、木星は自然だ」
「そして私ハジマリはハジマリの神です。あなたたちの地球のお母さんだったと思っていたのは私です。あとあの招待状も。押されたと思ったでしょう。私が無理やり押したんです。皆さん神様同士、仲良く暮すためにちょっとしたドッキリゲームをしたんです」
「はあああ」
「これは神同士にして大切なことです。幸せにすらしましょう」
多重の図書館第一部
------------------------------------------------------
短くてすいません(*- -)(*_ _)ペコリ
- Re: 多重の図書館 ( No.10 )
- 日時: 2023/01/19 20:53
- 名前: 日影@hikage (ID: viErlMEE)
十🔷おまけ
「種明かしターイム。司会者私、水晶と」
「ハジマリでーす」
気が付いたらなんか始まっている。私たちは前まで図書館だと思っていた、多重の家「リビングルーム」にいる。
「皆さんびっくりしましたよね。えっなんか言ってよ。ねえ」
「普通こんなのされたら誰もしゃべらんわ」
「きよは自分の正体のこと、まだ理解していないの?」
「何でもかんでも損じてもらえると思うなよ。ばーか」
「まあまあそう喧嘩なさらず。なんかここ怪しいなと思ったことを皆さん言ってから種明かしをしまーす」
「まず最初から、初めてみんなと会ったとき。水晶がやけに冷静すぎた。普通こんな変なところに来たら慌てるだろ」
と炎煉。
「さ、最近水晶さん噓ついてばっかです。たっ例えばIQ400って噓ですよね。あれは前から、はっハジマリさんから聞いたんじゃないですか」
「ハジマリの仕業でなぜか水晶をリーダーにしようと思った。そうしないと色々都合が悪いがな」
と烏賊葉。
しーんとなる。
「これでいいですかね。合ってます。ほかにもあるんですが、数えだしたらキリがない。ひとつ言っときますね。私は最初に言ったはずなんですが、皆さん気が付いてなかったみたいですね。しっかり私の言ったことに注目してください。はじまりにありますよ」
-------------------------------------------------------------------
第二部もよろしくお願いします。本当に短くてすいません。それでも呼んでくれる皆様ありがとうございます。