コメディ・ライト小説(新)

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貴方と私。コラボオリジナルテーマ (完結)(番外編あり)
日時: 2023/05/03 21:40
名前: Leru (ID: 0WRXSyTI)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

               皆様Leruと申します。
          のんびり小説ライフ送れているでしょうか。
         そんな小説ライフに少し、わたくしの小説読みませんか?
            注意※スマホの方は横画面推奨。

             今回、初めてのコラボで
        味海様、ミートスパゲティ様、亜悠様、此雨真狐様との
        コラボさせていただいている、Leruです!
        今回はコラボ主様だけでなく、Leruも書きます!
    コラボ主様の「でこぼこ」「貴方と自分」も読んでいただけると、嬉しいです!
    
            
 

Re: 貴方と私。 コラボオリジナルテーマ ( No.12 )
日時: 2023/04/23 19:07
名前: Leru (ID: 0WRXSyTI)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

No,5 オワリノハジマリ

『お兄ちゃんなんかいらない!大っ嫌い!』
その言葉を発した時のお兄ちゃんの顔は酷く苦しそうで、

気づいた時にはもう、遅かった。
私は家から飛び出した。

「~~~!!!」

何かを言っているようだが、もう何も聞こえない。
ずっと走った。もう何分走っているかもわからない。
私の心の中は罪悪感や話の理解が出来ずもうぐちゃぐちゃだった。

どこかわからない公園のベンチに座り込む。

頭の中から声が聞こえる。
「お兄ちゃん‘は’偉いわね~」「‘この年になっても’連れて行って‘あげる’ものね~。」
「お兄ちゃん‘大変ね’」 

「もっと、頑張ったら?」
「なんで響君はできるのに、叶ちゃんはできないの?」
「こりゃ、天地の差だな。」
 
近所の人から言われた言葉。

「役立たずじゃん。」「こいつが響様の妹とかありえないんだけど。」
「響様とはホント違うよね。」

友達に言われた言葉。

私は頑張った。お兄ちゃんに憧れて頑張った。
褒められたくて、お兄ちゃんの横に胸を張って歩けるように。

私はつぶやく。
『お兄ちゃんのために頑張ってきた。って、、、嘘じゃん。』

今気づいた。‘お兄ちゃんのため’って言って、
『逃げてただけじゃん。だっさ。』

「それは違う!!!」

『お兄ちゃん、、?なんで、、』
「俺のかわいくて、俺の大好きな妹がいきなりどっか行ったら追いかけるわアホ!」
『、、、嘘だ。』
「嘘じゃない!俺だってこのことを知ったんは最近や!
 俺はほんまに叶のこと大事な妹って思っとった!」

この時のお兄ちゃんの顔は真剣で、嘘を言ってるようには全く見えなかった。

『ほんと、?』

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めっちゃいいとこで切りました。
すいません。m(__)m
次の話めっちゃ楽しみに待っていてください。

by Leru

Re: 貴方と私。 コラボオリジナルテーマ ( No.13 )
日時: 2023/04/28 20:46
名前: Leru (ID: 0WRXSyTI)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

300閲覧thank youです!
更新は少しずつになるかもですか、頑張りますのでお願いします!
最後までこの国と貴方に忠誠を。もよろしくお願いします!

by Leru

Re: 貴方と私。 コラボオリジナルテーマ ( No.14 )
日時: 2023/05/01 13:20
名前: Leru (ID: 0WRXSyTI)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

No,6 再び繋がる糸。
前回の続きからです。

今気づいた。‘お兄ちゃんのため’って言って、
『逃げてただけじゃん。だっさ。』

「それは違う!!!」

『お兄ちゃん、、?なんで、、』
「俺のかわいくて、俺の大好きな妹がいきなりどっか行ったら追いかけるわアホ!」
『、、、嘘だ。』
「嘘じゃない!俺だってこのことを知ったんは最近や!
 俺はほんまに叶のこと大事な妹って思っとった!」

この時のお兄ちゃんの顔は真剣で、嘘を言ってるようには全く見えなかった。

『ほんと、?』



お兄ちゃんが言う。
「ほんとや!俺は叶のことが一番大事で、世界一大好きや‼」



『お兄ちゃんを傷つけたし、勉強も運動もできない私に、なんでそんなに優しいの、、。』
 崩れ落ちかけたがお兄ちゃんが抱きとめてくれた。

あぁ。そうだ。本当はこのあったかい優しさに包まれてたのに、いつしか思い込みで
冷たい棘になっていたんだ。

でも今は凄くあったかい。
これほど心地よい暖かさを感じたのは久しぶりだ。
『あったかい。』

「お帰り。叶。今度は絶対守るから。」
お兄ちゃんから大粒の涙が零れた。でもそれは強い涙だった。

Re: 貴方と私。 コラボオリジナルテーマ ( No.15 )
日時: 2023/05/03 21:39
名前: Leru (ID: 0WRXSyTI)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

No.7 これから君と。

前のことがあってから、半年。

お兄ちゃんは前以上に私を気にするようになった。
クラスメイトは相変わらずだ。でも、
クラスメイトや、ご近所さんの言葉を気にしなくなった。

「気にしてたって、時間の無駄。
 叶は出来るやつやから、見返したらええねん!」

ってお兄ちゃんに言われた。
お兄ちゃんに勉強教えてもらって少しだけ成績が上がった。
それでもクラスで真ん中ぐらいだけどね。

今でも時々すごく不安になることがある。
でもお兄ちゃんが絶対引き戻してくれる。

お兄ちゃんのこと本当に心から大好きだ。前の好きとは純度が全く違う。
お兄ちゃんと私。

『貴方と私。違っていいんだね。』


「貴方と私。」本編完結。

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どうも皆さんこんにちは!Leruです!
ついに本編完結致しました!

これからは番外編が出てきたり、お兄ちゃん視点のお話も出るので
これからもこの作品をチェックしてくださいね!


by Leru

Re: 貴方と私。コラボオリジナルテーマ (完結)(番外編あり) ( No.16 )
日時: 2023/05/08 07:27
名前: Leru (ID: 0WRXSyTI)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

番外編 No,1 お兄ちゃん。

俺と叶が出会ったとき。

母「響。今日からお兄ちゃんになるのよ。頑張ってね。」
 『うん!ひびきがんばる!』

俺はこの時、妹の叶を絶対守るって誓った。

~~
保育園のときも、幼稚園も、叶が年長さん、俺が一年のときもいっぱい遊んだ。
遊ぶために学校で課題を終わらして、できるだけ叶のために時間を使った。

「お兄ちゃん大好き!」

この言葉を聞くために。


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