コメディ・ライト小説(新)

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ショートストーリー集
日時: 2024/05/08 20:17
名前: 日影@hikage (ID: X4YiGJ8J)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode

僕のショートストーリーを載せます。

ある歌手>>01
嫌い>>02
∞のデジャヴ>>03
夢を進み続けるもの>>04
超能力>>05
人生>>06
お金が好きな王様>>07

Re: ショートストーリー集 ( No.3 )
日時: 2024/03/20 19:51
名前: 日影@hikage (ID: X4YiGJ8J)

『8月8日水曜日。今日の天気は1日中晴れになる予想で予測最高気温は31度、予測最低気温は――――――――――――』
 毎日同じことの繰り返しで、デジャヴとはこのようなことなのだと思う。
 学校に行く勇気はある。それだけでも自分をほめている。自分を自分の中で上に持っていくことが大事だと思っている。
 私は、予知能力がある。と思う。多分。例えば授業中次に先生が言う言葉が分かる。
「P308の⑧の中の一つを訳して…、じゃあ八雲。言ってみて」
と次先生は言う。
「P308の⑧の中の一つを―――――――――――――――――――――」
ほらね。
 それはともかくあてられてしまった。発表する勇気はないから毎回、毎日、同じことを小声で言う。
 昼休み。屋上前階段で一人で弁当を食べる。毎日同じ内容だ。毎日飽きて味がしない。それが人生だ。
 ‪家に帰る。自由時間だ。一人で動画を見ながら絵を描く。絵は自分にとっての支えになるし、共に歩んでいくものだと思う。本も同じだ。時間を忘れてついつい読んでしまう。同じような話でも飽きない。また違う観点から見ることができる。一冊の本で1日一時間読んでも1ヶ月は十分すぎるほど楽しめる。
 夜だ。寝ることも好きだ。安らかに心情を安定にすることができる。最高だ。今日も眠る。今がまた、過去になる。夢は自分に新しい想像力をくれる。結局自分が脳が作っているものだとは知っているが、それでも最高だ。それは十中八九、必ずだ。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『8月8日水曜日。今日の天気は1日中晴れになる―――――――――――」

Re: ショートストーリー集 ( No.4 )
日時: 2024/03/25 20:51
名前: 日影@hikage (ID: X4YiGJ8J)

『僕たちはどこかで生きている。そして一秒一秒過ぎていク。
 どこかで誰かが、苦しんで、悲しくなって、傷ついて、笑って、そして生き
 ていク。

 あなたが私たちの神様でス

 あなたの言う通りにしマス

 なので何かお恵みを私たちに振り注いでくださレ

 どうかどうかお願いしまス                      』


そう書かれた筆者不明の古代エジプトから見つかった本。
その時代にはまだ、キリスト教はなかった。そしてその者本人はイエスキリストに関係がない。
これから私はエジプトに行く。
不思議を解きに、進み続ける。

たとえ、何かに行く手を阻むものがいても後ずさりもしない。
それが三億年も経ってしまっても。

Re: ショートストーリー集 ( No.5 )
日時: 2024/04/23 19:58
名前: 日影@hikage (ID: X4YiGJ8J)

  ショートショートストーリー 超能力

 あるところにR氏がいた。R氏はいろんな超能力が欲しかった。それで発明家のA氏の家に伺った。A氏はいろんな発明し、噂では超能力を持つことができる発明したということだ。
「失礼します。A氏はここにいるでしょうか。」
「R氏か。入ってもいいが君に渡すものは何もない。できれば早く帰ってほしいが。」
 R氏は足を踏み入れた。
「何回言えば気が済むのだね。」
「こういう噂が立っていたのでもしかしてはと思いまして…」
「…そんなもの発明したらまず国に報告するさ。できたとしても君に渡す価値はない。」
「でも」
「もう帰れ。」
 このやり取りを何度したものか。A氏はくたびれてきた。発明の邪魔をされては仕方がない。
 A氏はR氏とのかかわりは、高校からだ。意地悪な奴でよくA氏はのことを動物扱いした。高校ではしっかりとあやまっていた。だがA氏は気に食わない。むしゃくしゃする。あやまっていてもなるべく無視をしている。
 またR氏が来るだろう。A氏はため息をついた。
 十分もかからずR氏の声がした。
「失礼します。」
「君に透明になれる能力を渡そうじゃないか。僕に対しては素晴らしいものだ。」
「ほ、ほ、本当ですか。」
R氏は飛び上がった。
「代価として何を支払えばいいですか。」
「………ドアは閉まっているか。」
「鍵もしましょうか。」
「お願いする。」
 そうしてR氏は鍵を閉めた。
「本当に透明になりたいか。」
R氏はこくんとうなずいた。
「本当だな。」
「はい。っていうかなんでそんなに聞いてくるんですか。早く代価を教えてくれませんか。なんでもいいです。たいていのものは支払ってもいいので。」
「そんなに言うならぼくは嬉しいよ。それもとても。いいか。代価はお前の命だ。」

Re: ショートストーリー集 ( No.6 )
日時: 2024/04/27 12:01
名前: 日影@hikage (ID: X4YiGJ8J)

ゴミ=いらない物
いらない物=人生
ゴミ=人生

僕は人生に飽きてしまった
自分に欲がないし、欲を満たそうとする者もいない
大学に行っても叱られるだけ
好きなことをしても飽きるだけ
ストレスが増えるだけ
いらいらしてしまうだけ
不満が増えるだけ
人生が飽きてくるだけ
と思っていた
しかし、そこに男の子が現れた
男の子は言った
「僕と勝負して
 何でもいい
 君が勝ったら
 僕が君を殺してあげる」

試合は長引いた
最初は空手で次は卓球でそのまた次はゲームで
とうとう最後の鬼ごっこで勝った
「負けちゃった
 殺してあげてもいいけれど
 本当にほんの少しの僕と歩んでた時間が
 人生のどんな中でも一番つまらなかった?
 人生で一番つまらないと思ったなら
 殺してあげる
 でもそうでもなかったら
 自分の足で人生を歩んでく事だ
 そもそも不満が心の錆の原因になっちゃだめ
 その"不満"が"楽しい"に変える努力があるから人生が
 鮮やかになる
 その努力が短い時間でも長い時間でも
 その結晶が楽しいにしてくれるんだよ
 頑張って乗り越える
 勝利に向かって走り続ける
 それがつまらないと
 思わない
 それは自分が生きてるから
 なんだよ」

Re: ショートストーリー集 ( No.7 )
日時: 2024/05/08 20:17
名前: 日影@hikage (ID: X4YiGJ8J)

昔々、あるところにお金が好きな王様がいました。

その王様はお金が好きなあまり、毎月一回国民から所持金の一割を取ることになりました。それを破ったり、一円でも嘘をついてしまうと法で罰せられて、さらに多くのお金や、食べ物が少ない牢屋に連れていかれてしまいます。

このお金好きの王様になって今年で二十年目です。国民たちはいらだってきました。

そこで国民はどうにかして王様を辞めさせないとと思い、一生懸命に考えました。ある国民は「服を新しくして返すので一週間預かります」と言って、服を奪おうとしました。また、ある国民は奇襲をかけようとしました。しかし、どれも失敗に及びました。王様は怪しいと思い、警備を厚くしました。それも大好きなお金を使ってです。とうとう国民は諦めました。しかしそこに小さな男の子が現れます。その男の子が「みんなのお金を全てここに持ってきて」と言いました。最後の希望だと思い、「後で返してくれよ」と念を押してすべての国民は全財産を男の子に授けました。後は失敗にならないよう願う事だけが国民にできることでした。

すると、翌日。男の子が王様になっていました。何をしたのか聞いてみると、「このお金を差し上げます。その代わり、私を王様にしてください」と言ったと言いました。お金が誰よりも大好きな王様は欲望のあまり許したそうです。
「しかしこれではこちらはお金がないではないか。どうして暮らしていいものか」
と一人の男がつぶやきました。すると男の子は
「見ておいたらいい」
とだけ言いました。

男の子は元王様の家に行きました。王様ではなくなったので小さな家に住んで居ました。男の子は元王様に
「あなたの持っているお金を全て私に返しなさい」
と言いました。しかし、元王様は、
「なぜ私がそんなことをしなければならない。私は王様なのだぞ」
と威張りました。
「さもなければ、法によって罰します。これは国の命令です」
と男の子は言いました。

欲望に満ちている元王様はもう財産は残っていません。住むところもなければ食べるものもありません。元王様は国民に助けを呼びました。しかし誰も何も言いません。自分がしたことを重く受けた元王様はこれからは優しい人になりました。誰よりも優しい、とても心が清い人に。今では王様は大人になった男の子の一番の兵として国の平和を守ってるそうですよ。


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