コメディ・ライト小説(新)
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- maiden in love
- 日時: 2024/08/15 19:26
- 名前: 黒薔薇 (ID: ADnZqv8N)
これは1人の少女の誕生から始まった物語である___。
- Re: maiden in love ( No.3 )
- 日時: 2024/08/15 23:47
- 名前: 黒薔薇 (ID: ADnZqv8N)
今日は、私の女友達と遊ぶ日だ
「えー?咲希はさー、好きな男子いないのぉ?」
「いないよー(笑)」
「まじ?良いお・と・こ、紹介しよかー?」
「んーん。いいわぁ。てか、いらん」
「なんでー?咲希はさぁ?顔いいんだし、いい男捕まえなよ?」
「捕まえるって、言い方よ、、」
この友達とは本当に仲が良く、冗談?を言い合える仲だ。恋バナ?だってしているし。
「マジで、男捕まえよか?どんな男が好み?」
「捕まえんな。あんたみたいに男遊びしとらんねん。このビッチが。」
「ビッチって、、まぁ、事実かもしれんけど。でも、私は咲希の恋愛が心配で言ってるわけ。お嬢様でも恋愛する時代ですよー。」
「お嬢様じゃない。あと、気になってる人くらいいるから。いい男だとしても、男押しつけてくんな」
「えー?ま、せいぜいその男逃さないようにねー」
「逃さないーとか、捕まえろーとか、まじのビッチじゃん。男たらしやろう。なんで、私、こんなやつと仲いい、仲良しなったんやろ?」
「ちょいお待ちなはれ。お嬢様?言い過ぎではございませんか?お嬢様だとしても、ビッチ連呼はアウトやろ、流石に。」
「お嬢様じゃねーつーの。」
そんな意味があるとは思えない会話を繰り広げ、時間は過ぎ夕方になった。
「そろそろ、帰ろかなー?」
「んー、咲希ー、男は顔だけちゃうで。あと、彼氏見せてなー?」
「付き合うと決まったわけじゃないことを考えてらっしゃいますか?」
「えー?考えとるわけないやーん」
「アホか馬鹿なのか?なんで名門高校入れたんよ。怖いわ、ほんま。あ、ちょまって、もうまじで時間やばいんやけど、、、。こんなこと言ってられる場合ちゃう、、。電車逃がしてまうわ、、、、。」
「電車は冗談抜きで逃がしたあかんで。男よりも逃がしたあかん。」
「そう思うならさ?帰らせてくれるかな?」
「へいへい。それでは、お嬢様。家(豪邸)におかえりくださいませ。」
「やめろ、目立つからさ。」
「いつもの定番じゃん。まぁ、いいや。ばいばいなー。また学校で。」
「あー、はいはい。ばいばいばいばい。また、学校で。」
そうして、私は帰路についたのだった。
- Re: maiden in love ( No.4 )
- 日時: 2024/08/16 00:26
- 名前: 黒薔薇 (ID: ADnZqv8N)
「ただいま」
「おかえり。晩ごはんあるわよ。食べなさい」
「Eh,ldon't like it
(えー、嫌だ)」
「Why?
(なんで?)」
「I'm not really hangry
(あんまお腹空いてないもん)」
「Even so,eatit
(だとしても食べろ)」
「なんで、英語で乗っかてくんのよ。」
「私を舐めてもらっては困るわ。英検1級よ。」
「はぁ、最悪。まぁ、ご飯食べるわ」
「食べなさい」
「へいへい」
- Re: maiden in love ( No.5 )
- 日時: 2024/08/16 13:33
- 名前: 黒薔薇 (ID: 2WPGd65I)
「お父さん、帰ってこないの?」
「出張行っているからね」
「どこだったけ?」
「アメリカ」
「あー、そういえばそうだったねー」
「お父さんには興味ないのね、、」
「あー、、」
それは、そうだ。私にはお父さんに興味はない。だって、お父さん自身からは愛してもらってはないと思うし、興味すら向けてもらえない。だから、私もお父さんと同じように興味を寄せていないだけ。だから、これ(心)が満たされないのは気のせい。
「お父さんが、勉強を頑張るようにって、」
「はいはい」
「聞いてるの?咲希、私達は咲希のことを心配してっ!」
「もう、わかったから!!
、、部屋行ってくる。」
「そう、、、。」
今だってそうだ。勉強勉強勉強勉強、、、。ずっと、勉強のことばっかり。嫌になってくる。
〜LINE〜
「なぁ、また遊ばん?」
「咲希〜。どしたん?男遊び?笑」
「なわけねーだろ、バカ」
「ワー、ヒドォイー(棒)」
「あからさまな棒読み、、」
「まぁ、いいよ。遊ぼ!」
「ありがと」
「めんどくさい、、、けどぉ、、、
う〜ん、めんどくさい、、ほんと、めんどくさいけどぉ、、、
勉強、するしかねぇなぁ、、」
- Re: maiden in love ( No.6 )
- 日時: 2024/08/16 15:51
- 名前: 黒薔薇 (ID: 2WPGd65I)
ー恋の始まりー
「大丈夫ですか?」
その日は、少し体調が悪かった。だから、フラフラしながら歩いていたのだろう。倒れかけたとき、その人は声をかけながら、私を支えてくれた。
「病院行きます?」
喉が痛く、あまり喋りずらかったが、無視するわけにはいかないので、
「行き、ます、、。連れて行って、くれま、す、か?」
途切れ途切れの言葉。そんな言葉を聞いてくれ、病院に連れて行ってくれた。
「何から何までありがとうございます。」
「いや、俺が助けたかったから助けただけだよ。」
紳士的な態度。傲慢さもない。そんなような態度から、私は恋に落ちた。
「えっと、連絡先、交換してくれませんか?お礼したいので。」
「連絡先はいいですよ。でも、お礼なんて、、」
「お礼させてください。じゃないと、私の癪に触るので。」
「それは困るなぁ、、、。なら、お礼させてもらおうかな?」
「ええ、そうしてください。えっと、私は、伊集院咲希です。あなたは?」
「伊集院って、伊集院財閥の?」
「え?ええ、まぁ、そうですけど、、、」
「お嬢様じゃないか!俺はお嬢様を助けられて光栄だな!」
「お嬢様じゃないですよ?光栄だなんてそんな、、」
「いやいや、、。あっ、俺の名前だよね。俺は、氷室連。よろしくね。咲希ちゃん。」
「ええ、こちらこそよろしくお願いします。連さん。」
「蓮さん、元気かなぁ。早く会いたい//」
私の初恋は、氷室連という男に盗られたのだった。
- Re: maiden in love ( No.7 )
- 日時: 2024/08/16 22:20
- 名前: 黒薔薇 (ID: 2WPGd65I)
maiden in love
恋する乙女。
私は、この言葉にピッタリな状況だろう。maidenって、乙女って意味なんだな。初めて知った。
蓮さんに会いたい。今すぐにでも愛してほしい、、、。
こんなことを考えてはだめ、、。だって、付き合ってもいないんだもん。
こわい。告白が失敗したら、、。そう考えたら、本当に怖い。会う予定、立ててるのにな、、。
「ほんと、わたし、どうしようもなくてっ、、、
おろかでっ、、告白する勇気もなくって、、
ああ、恋する乙女ってなんだろう?」