コメディ・ライト小説(新)
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- 転生したら、異世界の勇者だったんですけど!
- 日時: 2024/09/11 16:34
- 名前: 青リンゴ╰(*´︶`*)╯♡ (ID: 3KWbYKzL)
転生できるなんて、、思ってませんでした!!!
これは、むちゃくちゃ運の良い少女の話である!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
人物紹介
騎士 エノ(前世・粟野真央)
フウリュウ エノのパートナーの妖怪ホッキョク狐。心を読める。
マルミラ・フルーツ 見習い魔法使い。魔法学園
ドノ・ファンド 猫大好き。お嬢様霊媒師。
キャウト ドノの、飼い猫。
エマリス・ノノ ドノのメイド。催眠術を使うことができる。
アルノ・アラ マルミラの事を嫌ってる見習い魔法使い。魔法学園
- Re: 転生したら、異世界の勇者だったんですけど! ( No.6 )
- 日時: 2024/09/22 14:08
- 名前: 青リンゴ🍏🍎 (ID: 3KWbYKzL)
「うーん、、、寝れるところは維持できたけど、、たべ物は、どーすんの?」
「、、、どっかの林檎でも取る?」
「それがいい!そうしよう。」
「じゃあ取ってくるね」
「え?フウリュウが?いいの?ありがとう〜!」
フウリュウはにっこりと微笑むと、外に出ていった。
1人の洞窟。しんみりする。どこからか、ポツポツ水が垂れてくる。
少し時間が経ち、フウリュウが、青リンゴと赤りんごを抱えて持ってきた。
「ここら辺は、林檎の産地なんだ。とっても美味しい林檎が育つんだ。」
「それはいいね。日本でもりんごは美味しかったなぁ」
「でもさ、、」
「何?」
「厄災のせいで林檎も弱ってきちゃった。そういえば最近わかったことなんだけど」
フウリュウは青リンゴを齧りながらいった。
「山の祠にいるやつはユルシアって言うんだって。」
「そうなんだ。」
私は林檎を食べながら想像した。ユルシアって言うんだ、、。なんだか優しそうな名前だな。。ユルシア、、どんな子なんだろう?
「ふー!ご馳走様。もう寝よう。疲れちゃった」
「うん。そうだね。私も寝る」
私とフウリュウは寝床に着いた。
「すやすや、、😪」
「わあフウリュウ、寝るの早い、、」
実は私うまく寝れない体質なんだよね。
「目を瞑ったらねれるって、言ってたっけ?」
目を瞑り、藁の布団をかけたその時。外で叫び声が響いた。
私もフウリュウも跳ね起きた。
「わあ!なになに?!??」
「きっと、ユルシアの配下達が来たんだ!行くよ!エマ!」
「わかった!」
私とフウリュウは洞窟を飛び出した。
村を破壊しているのは、青色のドラゴン。口から水を吐き、街を浸水させようとしている!
「あわわ。。なんて大きいんだろう、、」
「フウリュウ、安心して!私が行く!」
私は剣を抜き、青いドラゴンを切りつけた。
「ガアアアーー!」
青いドラゴンは私を睨みつけ、隙のない攻撃をする。私はなんとか避けた。しかし、そこに、、、
「危ない!エマ!」
「ガアアアアアー!!!」
_水の塊、、!
ビシャっ
「グッ、、」
水だとしても、これほどの塊だと、結構のダメージを負う。
疲れ切った私を、青色のドラゴンがトドメをさそうとする。
「ガアアアアアー!!!!」
叫び声をあげ、私に水のついた尻尾を叩きのめした。
「_______!!!!!!」
私は声も上げられず吹っ飛ばされた。
もう意識が朦朧とする。フウリュウが私を抱えようとしているが、フウリュウの小ささじゃダメだろう、、。、、、転生してもこんな人生なの、、。
「シャボン・エナジー!」
高い声が響いた。声を出した子は、、
「マルミラちゃん!???????」
そう。マルミラだ。シャボン玉が、クッションになり、私は助かった。
「よーし!エマさん、大丈夫?」
「う、うん。ありがと、、」
「よし!任せて。ザ・インフェルノ!」
激しい炎がドラゴンを包む。
「炎を消される前に、!飛べ!インパルス!」
雷がドラゴンを纏い、炎が尻尾を直撃して、雷がドラゴンを撃破した。
「ガアアアアー!」
絶叫が響き渡り、ドラゴンは消え去った。
「わあ、、カッコよかったよ、、マルミラ!」
「テヘッありがと。エマさんもフウリュウちゃんも平気?」
「うん。平気だよ。フウリュウは?」
「、、、、、、もちろん!ボクも平気だよ」
「よかった!平気なんだね」
「うん。あれ?」
フウリュウと私はおかしなことに気づいた。マルミラにフウリュウの声が聴こえている、、?
「どうしたの?」
「な、何にもないよ、、」
「ねぇ、エマ、マルミラ。2人とも、すごいコンビネーションを発揮できると思う。だから、2人でチームを作ってたら?」
「わあ!それ、めっちゃいいね!」
「そうだね!私もいいと思う。あとさ、フウリュウ。私、パートナーになるよ」
フウリュウは目を輝かせた。
「やったあ!念願のパートナー!ありがと!エマ!」
「ちょっと!抱き付かないでよ!」
私たちは夜の中、はしゃいでいた。
- Re: 転生したら、異世界の勇者だったんですけど! ( No.7 )
- 日時: 2024/09/25 16:36
- 名前: 青リンゴ🍏🍎 (ID: 3KWbYKzL)
「ふわぁ、、よく寝た、、」
目をこすりこすりしていると、横でマルミラも起きた。
「おはよう。なんだかこの洞窟、私の家より寝心地いいかも?」
「ええ、、まさかあ、、!」
「ははは。今度私の家にエマを招待してあげる」
「わぁ。ありがとう。どんな家なの?」
マルミラは魔法使いだから、ちょーすごい館とかかなー。
「ふふ。それは秘密!楽しみにしといてよ!」
「うん。フウリュウはまだ寝てるね」
「ぐーぐー」
「すんごい爆睡しているんじゃない?」
フウリュウ、寝るの早いもんねw
「でも、そんなに寝られると困る😅」
「はなちょうちんできてるから、割ろうかな?」
「それがいいんじゃない?ちょっと可哀想だけど、、」
「それ〜!」
パッチーン💥!
「はうわっあ!!!」
「わぁ!びっくりしたー。急に叫ばないでよ!」
「こっちだよ!びっくりしたの。せっかく寝てたのに」
「逆にねすぎなの。ここでユルシアとか来たらどうするって言うの、、」
「まぁ、確かに困っちゃうね」
困るどころではないと思うけどね、、。
「でも、、ボクがいてもなんも役に立たないよ。だって、戦えないし」
「そんなことないよ。フウリュウだって、強くなれるよ」
「ありがとう。嬉しいけど、それは無理」
「なんで?」
私は不思議に思って聴く。フウリュウだって、剣とか持ったら戦えそうなのに。
「パートナーはね、戦うってより、ご主人様のサポートをするんだよ。だから、ボクはサポートする。」
フウリュウの能力があるなら、私たちは負けこっないね!
フウリュウは私の方に飛び移った。
「ねね、ちょっと気分転換にお散歩しようよ!ボクね、外が好きなんだ。だってこの世界は、いろんな植物があって、自然豊かなんだもん」
「いいね。私も、行きたい!エマは?」
「私も行く。外に出て、空気を吸わなくちゃ」
「そうだね!んじゃ、出発、しんこー!」
2人と一匹は、洞窟を出て、近くの花園に向かっていった。
「わあ、、綺麗、、」
「うん。凄い、、」
私は花園に入った瞬間、声が出せなくなってしまった。綺麗すぎる。感動のあまりに声が出ない。薔薇に似ている花。ひまわりに似た花。日本にあった花にそっくりな花が並ぶ。フウリュウは私の肩から降りると、近くの花の匂いを嗅いだ。
「わぁ、、いい匂い。心が癒されるよ!」
私もマルミラも思いも思いの花をつんでいった。そこまで目立たなくても、嗅ぐだけで、心が満たされる花がたくさんあった。
花にはこんな効果があったのか、、。私は都会に住んでいたから花をあまり見なかった。見たとしても、空気で匂いが変になってしまっているんだ。だからこんな素敵な匂いを嗅いだのは初めて。
「ふう、、落ち着いた。」
フウリュウは私の肩に乗ると、向こうを指した。
「ねぇ、あっちの方に行こうよ。」
「うん。いいよ」
「じゃあ、出発、進行!」
私の掛け声が合図になり、2人と一匹は花園を出ていった。
- Re: 転生したら、異世界の勇者だったんですけど! ( No.8 )
- 日時: 2024/10/12 13:01
- 名前: 青リンゴ🍏 (ID: 3KWbYKzL)
🍏更新遅れてごめんなさいm(__)m
私たちは、フウリュウが指差した方角の方に行った。そこにいくと、大きな街がひろがっていたのだ。
「うわぁ!すごーい大きな街ね」
「どっかで泊めてもらわない?私の家とか遠くなったし」
そういい、マルリラは、肩をすくめた。
「んじゃ、宿屋を探そ。ねぇ、マルリラ、お金、持ってる?」
「もちろん。えーと、、六千ニニン(この世界の通過)持ってるよ」
「それくらいなら、安い宿屋に泊まれるね!」
フウリュウはぴょこんと立つと、私の足元に来た。
「じゃあ、探そっか。」
街は綺麗だった。子供や大人が、笑いながら、道を歩いていく。そこらじゅうから美味しいお肉の匂いもする。したは石畳で、苔が少し生えていた。かっこいい感じ。
しばらく歩くと、小さな宿があったからそこで泊めてもらった。
「はあ、いっぱい歩いて疲れた〜。」
そういいマルミラはベットにドサリと倒れる。私もソファに腰をかけた。フウリュウもちょこんと机の上に寝っ転がった。
この世界に来てから色々不思議なことばっかりだな。しばらくの間沈黙が続いた。
「あのさ、」
フウリュウが口を開く。
「最近ボク、退屈なんだよな〜」
「ええ、、まぁ確かに最近、悪い奴らでないね。まぁいいことだけどさ〜」
マルミラが答える。
「前はものすごく来てたの?」
そういった後、私は口を押さえた。そうだ。マルミラは、まだ知らないんだった。私が転生者ってこと。隠していると気が重くなるなぁ。
- Re: 転生したら、異世界の勇者だったんですけど! ( No.9 )
- 日時: 2024/10/26 09:16
- 名前: 青リンゴ🍏 (ID: 3KWbYKzL)
マルミラは私の言ったことを何にも気にせず、話した。
「本当に急だよ。ある日突然、魔物たちがきたんだよ!」
「マルミラの言う通り!だからさ、誰か黒幕がいると思うんだ。裏で手を引いてるやつ。まぁそれがユルシアってことだけどね。」
「じゃあユルシアを倒さないと無限に湧くの?」
そんな私の疑問に答えるように、外で人々の悲鳴が響いた。
「ま、魔物、、?」
「きっとそうだよ。今回はだれだろう、っ?」
「とにかく外に出よう!」
外に出るとものすごい威圧感が感じた。何かで体が引っ張られて、投げ出されてしまいそうだ。
「エマちゃん、耐えて、ッ!」
マルミラも苦しそうだ。
「こいつ、、なに、、?」
「コイツは、パープルドラゴン。超音波を使う強敵。今、ボクたちは、パープルの、超音波を喰らっちゃってる、、!」
フウリュウってば物知り、、。
「グアア!」
ドラゴンは金高い声で喚くと大きな尻尾を叩きつけようとした。グンッ、、
超音波で惹きつけられて、勢いよく私とマルミラは、尻尾にくっついてしまった。
「こ、これはまずいよ、、っ!」
「このままじゃ、叩きつけられちゃう、、!」
ドラゴンは、尻尾を地面に叩きつけようとした。その時だ。キュウウン!ものすごい音が響いて、ドラゴンは大きく倒れた、と同時に
私とマルミラは投げ出された。
「イタタ、、今のレーザーは何、、?」
「さぁ、、それよりフウリュウは、?」
「ボクは此処だよ!」
フウリュウが、いそいそと私のお腹に乗ってきた。
「さっきのレーザーは、何かわかる、、?」
「え?あのレーザー?うん、あれは、ボクだよ?」
「「ええっ!??」」
私とマルミラは同時に叫ぶ。
「えへへ。ボクね、知らんうちに攻撃できるようになったの」
フウリュウってば、役に立つなぁ。これがパートナーか!
- Re: 転生したら、異世界の勇者だったんですけど! ( No.10 )
- 日時: 2024/12/23 17:06
- 名前: 青リンゴ🍏 (ID: 3KWbYKzL)
一旦この小説だけ休止します💤
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