コメディ・ライト小説(新)
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- 転生!!百花繚乱🌸戦国お姫様ライフ物語!!【改】
- 日時: 2025/10/02 20:54
- 名前: 柑橘ジュース (ID: DT92EPoE)
【荒らしは禁止!!】
【あらすじ】
かの有名な浅井三姉妹に転生した現代の普通人。
本来ならば史実通りに進むつもりだったが、ひょんなことで歴史が変わってしまった。
茶々は史実なら豊臣秀吉の側室、淀殿で秀頼を産み豊臣家と共に運命を共にしてしまうが、何故かこの世界では、本来ならとっくに早世してしまった前田利家の娘、菊姫も元気に存命中。
初は今まで通りに京極家に嫁ぐが、茶々は何故か従兄弟、織田信雄の進めで、もう一人の従弟、佐治一成に嫁ぐことになった。(本来ならば江の最初の結婚相手(ちなみにこの世界線では何故か蒲生氏郷の元でいるらしい(伯父、信長の娘婿)))。残った江姫は羽柴家の養女として寧々や従姉の竜子たちの元で暮らすようになった。
だが、歴史は茶々の代わりになる側室が登場し、かなり厄介!!
しかも姉妹で、秀吉の側室って…。
歴史が変わった世界線では、どうなるやら?
- Re: 転生!!百花繚乱🌸戦国お姫様ライフ物語!!【改】 ( No.9 )
- 日時: 2025/10/07 17:56
- 名前: 柑橘ジュース (ID: ecbw2xWt)
【ゆかいな登場人物】(8)
8吉良姫/淀殿
きらひめ
今作における淀殿ポジ
秀吉の側室。
先の天下人、三好一族の姫君。
が、母親は側室で堺の町衆の娘。(実は近衛一族の御落胤)。
母親は元々、町衆の娘だったが、あまり裕福ではなかったため実家を出て三好家で下女として働いていたところ、三好家の正室が、優秀な彼女を気に入り侍女にしたとか…。正室が殿の側室候補を探していた。んで、吉良姫の母親がある家の御落胤だったと知ると正室が殿様の側室として送り込み、その間に産まれたのが吉良姫だった。が、二年後には同母妹の町姫、その二年後には甕姫を出産したが、産後の肥立ちが悪く他界してしまう。それ以降は正室が面倒見を見ていた。
天正4年に、正室が、足利義昭の縁者だったので、 まだ10歳になった吉良姫、8歳の由羅姫、6歳の更姫を連れて訪ね、三好家が滅んだ後、三好の縁がある者を各地を転々としていた。正室の縁者である義昭が備後にいると知って、側に置いてくれと頼んだとか…。
三好の血を引いているし、近衛家の御落胤とは言え、頼る家がないと、なので、三人の娘を引き取り養女に迎えた。それ以降、三人の娘の世話をしていた。が、美貌に育った三人の娘は厄介だった…。
特に、吉良姫が…。なので、ある程度、大きくなったら足利家の所縁の尼寺に入れようと考えていたが、秀吉と義昭の会談中に吉良姫が洗われて、その美貌に惹かれ側室によこせと秀吉に言われたのがきっかけだった。
お市の方に似ている美貌に気に入ったとか…。
寧々や竜子、他の側室に対しても遠慮なく言う。
なので、周りからは嫌われている。
- Re: 転生!!百花繚乱🌸戦国お姫様ライフ物語!!【改】 ( No.10 )
- 日時: 2025/10/08 17:08
- 名前: 柑橘ジュース (ID: jWLR8WQp)
【ゆかいな登場人物】(9)
9摩阿姫/加賀殿
まあひめ
秀吉の側室
秀吉の親友の加賀百万石で有名な前田利家を父に、母は寧々の親友のまつとの間に産まれた三女。豪姫や菊姫の姉。
浅井三姉妹とは北ノ庄城時代、人質の面もあるが、家臣の佐久間十蔵と婚約していたが、落城後に婚約が自害したため、助けられた摩阿姫は実家に戻った。まだ若い摩阿姫は、夫婦が寧々に新たな嫁ぎ先を探していたところ、秀吉がその美貌に気に入られ側室にしてしまった。が、側室と言うよりは預かり者の姫として扱っている。
身体はそこまで丈夫ではなく、季節の変わりめには寝込みがち…。
だけど、まつの娘であって、賢い。
それでも、史実にはいなかった秀吉との間に娘が無事に産まれた。名前は娘なので寧々が命名し長女【松姫】と名付けた。名前は母親の名にあやかって付けたらしい。
10春姫
はるひめ
秀吉の側室。
茶々たちの母方の伯父でありお市の兄でもある歴史上、誰でも知っている覇者!!織田信長の五女。(七女又は八女とも)
母親は、織田家の家臣、滝川一族の慈徳院。異母姉、冬姫の夫、蒲生氏郷の養女。
豊臣家では通称は織田の五の姫。
大坂城の三の丸に居を構えたところからは、【三の丸殿】。
織田家出身であって、かなりの美形。
浅井三姉妹とは小さいときから一緒に過ごしていた時期があったため、【茶々姉様】【初姉様】【江姉様】と呼んでいる。
いつも摩阿姫や、いとこの岩姫、そして氏郷の妹、虎姫と一緒に行動。
最初は、聚楽弟で仲良く住んでいたけど、吉良姫関係で大変なことになり、寧々や竜子の支持で、
摩阿姫と虎姫が産んだ娘二人、松姫と桜姫の養育にするため、安全な大坂城に移した。
11岩姫
いわひめ
秀吉の側室。
茶々たちの母方の伯父の一人、織田信包の娘。
豊臣家では通称【姫路殿】と呼ばれている。
同様、摩阿姫、親族の春姫、虎姫と仲が良く一緒に行動している。
勿論、織田家の血筋であってかなりの美形。
12虎姫
とらひめ
秀吉の側室
蒲生氏郷の妹で、春姫の兄嫁の異母妹であり、義理の叔母。
史実にはいなかったが、こちらの世界では、松姫と同時期に産まれた次女、【桜姫】の母。命名は側室から第二の正室になった竜子。
普段は仲の良い摩阿姫や、親族の春姫や岩姫ともに行動している。
- Re: 転生!!百花繚乱🌸戦国お姫様ライフ物語!!【改】 ( No.11 )
- 日時: 2025/10/08 17:57
- 名前: 柑橘ジュース (ID: jWLR8WQp)
【ゆかいな登場人物】(10)
10佐治一成。
さじかずなり
こちらの世界線では、茶々の夫。
織田家の家臣、佐治信方の嫡男、
母は信長の妹でお市の姉、お犬。
通称は與九郎。
尾張佐治家の生まれ、知多半島の大野を中心とする西海岸地域を領する一族で、伊勢湾海上交通を掌握する海賊族【佐治水軍】を牽いていた。
史実では、浅井三姉妹の末っ子、江姫の最初の結婚相手として知られる。
こちらの世界では、信長の命により冬姫が氏郷に嫁ぐときに与力の家臣として与えている。
本能寺の変の後は、そのまま。
信雄の進めで、茶々を正室に迎えている。
11京極高次
きょうごくたかつぐ
こちらの世界線でも、変わらず初の夫。
鎌倉幕府から続く京極家の当主。竜子の同母第。
母は浅井長政の姉。茶々たちとは父方の従兄にあたる。
産まれたときから色々と起こり、家督を継いだ矢先に本能寺で信長が撃たれたり、姉婿に引き寄せる形で、謀反人、明智光秀の味方として参戦するも、惨敗、その後は、義理の叔母にあたるお市の方の再婚先である柴田側に付くも惨敗。
敗走中に逆賊として捕えられると、数々の不運に巻き込まれた。戦国きっての【不運大魔王】。
姉が秀吉の側室になったことで、姉の取りなしでどうにか家名を保つ。更には従妹で妻のお初が家政を取り仕切っているおかげで、京極家の大名として復帰を果たす。
周りからは姉と妻のおかげで成り上がった【蛍大名】と囁かれている。
が、本人は【この乱世で光らずに朽てる蛍もあるんだから、俺は綺麗に光ってやる!】と謎理論。
妻からは【もう少し、気にしてくれや】と困っている。
史実では、初との間に子供はいなかったが、
今世では、子宝に授かっている。
- Re: 転生!!百花繚乱🌸戦国お姫様ライフ物語!!【改】 ( No.12 )
- 日時: 2025/10/09 18:52
- 名前: 柑橘ジュース (ID: aOQVtgWR)
【プロローグ】
【変わりすぎた歴史の話】
私は転生前、ごく普通の現代にいる一般人だった。
ある日、私はホテルで調理スタッフとして働いていたところ、ガス爆発による私としてのこの世を去った。
んで、あの日本三大悪女と言われたその一人、淀殿、浅井茶々に生まれ変わってしまったのだ。
一度目も二度目も史実世界線や分離した世界線でも豊臣に関わってしまったことで、散々だった。
だから、今度は豊臣となんか、関わるもんか!!
この世界線では、私は本来なら末妹が最初の嫁ぎ先だった母方のいとこ、佐治一成と結婚することになった。
それは天正12年、この世界線では、伯父の娘婿の家臣になっていた一成の元に嫁いだ。
佐治一成「茶々、どうした?」
茶々「…ああ、いいえ、別に」
この頃、天正15年【1587年】に産まれたばかりの長女、犬姫をあやしながら語りかける今の夫…。
丁度、この時期に史実と同じ長妹の初が高次殿の元へ輿入れしたと江からの文にそう伝えてあった。
江と初はこの世界線では、天正11年【1583年】
北ノ庄城落城後、江と初は秀吉の側室になっていた従姉の竜子姉様に引き取られて、京にある京極家のお屋敷に身を寄せた後、大坂城が出来た後、大坂城へ移った。江は秀吉と寧々の養女に迎えられ、初は摩阿姫経由で利家夫妻の元で一時、大坂城の前田屋敷で過ごしていた。
なので、この世界線では早くから三姉妹は別々で暮らしていた。
しかも、初や江も中身が現代から来た転生者だとわ~。
茶々「ありがとう、小袖」
お茶を入れてくれた私の乳母姉、小袖。
あの大野治長の母で私の乳母、大蔵卿局の娘。
史実では娘はいなかったなに、こちらの世界線では私が産まれる二年前に産まれた史実にはいなかった治長の姉。
小袖は、弟の治長や治房からは怖いと言われるが、しっかりもので私に尽くしてくれる。
「茶々姫がいるなら、私は結婚なんかしないわ。」と言っている。
美男子と言われる弟たちなので、小袖でも美人に成長中。
なので、世の男どもは黙ってはいないだろうなぁ?!
「だって、私は男になんか興味がないもの、女の子同士で居る方が好きだもん」
と頬を紅くしながら顔を手で隠しながら言う。
そう、彼女は、現代に例えると、レズ気質のある娘で、自ら作った百合本を制作している。
それを売ってお金にして稼いでいる。
まあ、私は私で、お菓子作りが大好きなBLマニアだしなぁ~。
美しい男たちがイチャイチャしていると目の保養になるし~。
そんなわけで、秀吉の魔に逃れた私は佐治家で平凡な毎日を送っていた。
- Re: 転生!!百花繚乱🌸戦国お姫様ライフ物語!!【改】 ( No.13 )
- 日時: 2025/10/11 01:08
- 名前: 柑橘ジュース (ID: DT92EPoE)
【第一話】
【歴史が大きく変わりすぎた!!】
*変更、江だけ普通です。
天正11年【1583年】4月24日
北ノ庄城、落城
羽柴VS柴田の覇権争いによる賤ヶ岳の戦いにて柴田軍が敗北し、継父、柴田権六勝家、実母、織田信長の妹姫、お市の方、自刃。
燃え上がる炎の城が落ちていった…。
住む場所をまた失った私たちは、一旦、父方の伯母、阿久姫のお寺で一時、身を寄せていた。
阿久姫「みんな、久方ぶりねぇ、大きくなって」
伯母上は、戦の犠牲になった継父、母は勿論、実父の供養するため涙を流しながらお経をしてくれた。
江「母上、父上、どうして‥」
私の膝の上で泣く末娘、江姫。
小谷の時は、まだ産まれたばかりの乳のみ子だったので、実父との記憶はないまま育った。
なので、勝家殿が、実の父のように懐いていた。勝家殿も懐く末娘に可愛がっていた。
私は母のようには慣れないが、優しく江の頭を撫でた。
江が安心して寝て、伯母上が見てくれた。
んで、二人きりになった私と初は、小声で‥‥。
初「‥まさか、茶々姉様も中身は転生者でしたか?」
茶々「ええ、そうよ?」
初「だと、思いましたよ?今までは母上や江がいるから黙っていたけど‥」
茶々「私は現代から来た転生した者よ?
ホテルで働いていたら、ガス爆発が原因でした。」
初「ホテル?」

