ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 白銀の掟
- 日時: 2009/09/01 16:49
- 名前: 冬宮準 (ID: /dA6IieT)
これが漆黒の残響のほうで話していた
錬金術のお話です!漆黒のほうに似ていたりします。
なぜならこれは漆黒を土台にした小説だからです!
水が知晴になってたり凪が慈雨になってたり。
そこのところはお気になさらず^^タイトルは変わるかもしれません。なにかいいのがあったら教えてください!
【作者紹介】
名前 冬宮準(ふゆみや じゅん)
性別 女
学年 中1です〜!
性格 変人、無表情美少年好き、興奮すると英語で暴走する帰国子女。
【作品紹介】
タイトル 白銀の掟(はくぎんのおきて)
主人公 蒼城 知晴(そうじょう ちはる)
ジャンル アクションとかファンタジーとか。
注目キャラ 颯とか主人公くんとか雷雨とか。
【目次】
【お客様】只今7名!I really thank you guys!
百世様 楔様 空様 紅葉様 ヨシュアさん様
㍻ヤンデレ@黒月!(もしくは綺空*黒月様)
綾様
【その他】
- Re: 白銀の掟 ( No.8 )
- 日時: 2009/08/29 22:49
- 名前: 冬宮準 (ID: /dA6IieT)
別にファンじゃないんですけど。
あ、漆黒でも言いましたが、一応こっちでも
言っておきますね。
「錬金術」という単語を見て金髪の少年を思い浮かべた貴方!ハガレンのことは一瞬忘れてください!練成陣とか出てくるわけじゃないし主人公クールくんだし舞台日本だし…;
…よいことで、随分生意気なことを言ってしまいましたが、よろしくです!!
- Re: 白銀の掟 ( No.9 )
- 日時: 2009/08/30 13:44
- 名前: 綾 ◆jHrGm3IQwM (ID: QJRKs5xw)
こんにちは!
小説の更新しようと思って来たら
冬宮サマのお名前があったので寄らさせて頂きました!
主題歌がメッチャかっこいいです!(´∀`)ノサイコーデス♪
それに序章からしてメチャクチャ面白そう・・・!
ひっそりと陰ながら応援させて頂きます!
- Re: 白銀の掟 ( No.10 )
- 日時: 2009/08/30 15:20
- 名前: 冬宮準 (ID: /dA6IieT)
一話書いてたら変なところクリックしちゃって見事に消えましたよ…!ガガーん。
- Re: 白銀の掟 ( No.11 )
- 日時: 2009/08/30 15:40
- 名前: 冬宮準 (ID: /dA6IieT)
うっし。
やり直すぞ。
- Re: 白銀の掟 ( No.12 )
- 日時: 2009/08/30 16:11
- 名前: 冬宮準 (ID: /dA6IieT)
第壱話 呼び出しの春
春にしては涼しすぎる風が、がらんとした教室中を駆け回る。それは窓側の席の所有者である蒼城知晴(ソウジョウ チハル)の焦げ茶色の髪を揺らした。知晴は鞄に宿題やテキストといった教材を詰め込んでいる。彼の隣には、眼鏡をかけた少年が立っていた。知晴は眼鏡のほうを向くと、ため息混じりに言った。
「星汰(セイタ)…だから、何で俺が黒川先生に会いに行かなきゃ行けないの?」
眼鏡少年はずれ落ちかけた眼鏡をクイっと直すと、これでも一生懸命です、とでも顔に書いてあるような表情と声音で言った。
「先生が知晴君に大事なことを教えたいんだって。僕も関係があることだから…」
「大事なことって?」
背の低い知晴は星汰を見上げながら問うた。星汰はまた眼鏡を上げると、咳払いをしていった。相当重要なことらしい。
「…錬金術だよ」
「……は??」
知晴は鞄のチャックを閉めると同時に言った。不思議そうな表情で星汰…いや、星汰の眼鏡を見ている。そして、少々面倒くさそうに言った。
「ここは現実の世界の学校だけど」
「そう、そうだけどね、錬金術も現実…っておおい!」
星汰の目が大きく見開かれる。知晴はいつの間にかもう教室のドアのところにいたのだ。なんとも速過ぎる動作である。星汰は廊下を早足で歩いていく知晴を追いかけながら、一生懸命説得した。
「錬金術は、これから君に必要になってくるんだよ!?ちゃんと僕の話を聞いて—…」
星汰の手が知晴の肩をつかんだ。知晴は振り返ると、じーっと星汰の背後を見た。それに気がついた星汰は、振り返る。彼は驚きにより少々よろめいた。
「く…黒川先生!?」
星汰の目の前には、背の高い黒髪の若い青年が、タバコを加えて立っていた。知晴に向かって手を振っている。それにもかかわらず、知晴は無視をして廊下を歩き出した。
「え、ちょっと待て蒼城!紅林(クレバヤシ)も俺もお前を苛めたい訳じゃない!」
知晴はため息をつくと、振り返って焦る二人を蒼のかかった黒目で見つめた。そして、黒川のほうへ歩いていくと、彼を見上げ、かなり甘いボイスと美少年笑顔を疲労しながら言った。
「先生…本当は、ぼくに苛められたいんじゃないですか?」
知晴の周りに白薔薇が咲いたような感じがした。彼の周りには、誰をメロメロにしてもよろしいオーラが漂っていた。それに黒川は一瞬、息を飲み、よろめいた。彼の顔は真っ赤に染まり、彼自身の「心」という文字に「苛められたいんじゃないですか?」という言葉が矢の如くグサグサと突き刺さる。それを確認した知晴は、ニッコリモードをオフにし、行く方向を変えてスタスタと学校を出てしまった。
「ちょ…!先生!」
星汰が黒川の頭をベシベシと叩きながらしょうがなさそうに行った。それに目が覚めたのか、黒川はハッとした顔で姿勢よく立ち、辺りをキョロキョロと見回した。そして、舌打ちをする。
「全く…逃げられたか…」
黒川は前髪をかき上げながら、ため息混じりに言った。
「…早いところアイツに錬金術を勉強させ解かないと、とんでもないことになるぞ」
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