ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 神
- 日時: 2009/09/02 18:26
- 名前: 詩癒 ◆XZQKBTjMrk (ID: 6.Riuk1k)
はじめまして、詩癒と申します!!
駄目文ですが感想をくれると嬉しいです♪
意味の分からない所があったら、言って下さい〜!
- Re: 神 ( No.4 )
- 日時: 2009/09/03 20:36
- 名前: 詩癒 ◆XZQKBTjMrk (ID: 6.Riuk1k)
らんの「バイバイ」の後ろ…。
すみません、本当に……。
- Re: 神 ( No.5 )
- 日時: 2009/09/03 21:15
- 名前: 詩癒 ◆XZQKBTjMrk (ID: 6.Riuk1k)
〜転入生〜(らん視点)
「幸ィ…。なんで、あたしは清奈をッ、
清奈を殺しちゃったのォ………?」
「大丈夫。お前は悪くねェ。」
「でも、でもっ、清奈を殺したのは
あたしだもんッ! 気づいたら殺していたからって、罪の重さは軽くならないッ!!」
「らん……。」
あたしは幸に抱きついて、泣いた。泣いて、泣いて。
それでも、泪は止まらなかった。
「らん、落ち着け。学校つくから。
泣いてるトコ、ダチに見られっとヤベーんだろ?」
幸はあたしにそう言うと、そのまま黙ってあたしの頭を軽くたたいた。
「うぅッ…幸ィ……。」
「ほら、学校ついたぞ。泪止めろ。」
「ウン…。」
あたしと幸は教室に行き、自分の席に座った。
あたしと幸の席は、そう近くないけど、ギリギリ目配せできる程度。
二人が教室に入った約10分後、担任が一人の男子生徒を連れて教室に入ってきた。
転入生だろか?かなりの美形。
「ウソッ!?転入生?超カッコイイ〜/////」
一人の女子生徒が立ち上がりそう言った。
辺りの女子もそれに続くようにして、
「キャーー///////!!先生ッ、席ドコ!!? 私の隣にし てくださぁーい!」
などと騒いでいる。
「落ち着いて、席について。
まずは自己紹介ね。じゃあ、名前と一言、言ってく れる?」
「名前は川道ナツメ。よろしく。」
- Re: 神 ( No.6 )
- 日時: 2009/09/07 19:11
- 名前: 詩癒 ◆XZQKBTjMrk (ID: 6.Riuk1k)
「じゃあ、質問ある人。先着5名よ。」
「はーい!趣味は何ですかぁ?好きなコトとか♪」
「昔のことについてや、オカルト関係です。」
「はい、はぁーい!!誕生日はいつですかッ?」
「11月2日です。」
と、どんどん質問されていき、
あっという間に5人以上になっていた。
「もう終了です!これ以上は休み時間にして下さい!!席は桜木さんの隣です。」
「はぁ!?」
「何ですか?藤田君…。」
「いえ…。何でもない……です…。」
「まぁいいです。桜木さん。しばらくは川道の事、見てあげて下さいね。」
「…はぃ……。」
うッ。あたし、転入生とか苦手なんだけどォ…。
友達も少ないのに…。
唯一の親友だった清奈も……。
あたしが、あたしがッ!!この手で…。
「うゥ……ひっく…。」
「さ、桜木さん?」
「先生!!桜木は朝から調子わりィって言ってたんで、俺が保健室に連れて行きます!」
- Re: 神 ( No.7 )
- 日時: 2009/09/12 18:41
- 名前: 詩癒 ◆XZQKBTjMrk (ID: 6.Riuk1k)
「あ…ハイ。じゃあ、頼みましたよ。藤田君。」
担任は、イマイチ様子が分っていない様だった。
幸は、あたしの手を引いて教室を出た。
そして、そのまま保健室とは逆方向へ歩いた。
「え?幸、保健室はこっちじゃないよ??」
「分ってるつーの。らんの天然っぷりには感心するぜ。」
「?」
幸が足を止めたのは—————。
「教…材……室……?」
「おう。さーて、まずは話からだな。」
あたし達は、教材室の扉を静かに開け、中へ入り扉を閉めた。
「で、らんはなんで泣いたんだ?」
「えと…清奈のコト、思い出しちゃって…それで……。」
「なるほどねェ。それで涙が。」
あたしは黙って首を縦に振った。
「じゃあ、始めるぞ。」
「へ?何を始めるの??」
「らんのコトについて調べんだよ。」
「あたしのコト…?」
「清奈を殺した原因が分かるかもしれねーだろ。」
「病気の本…とかあるから…?」
「そんな所だな。」
キ—ン、コーン、カーン、コーン……。
「え。もうチャイム?」
- Re: 神 ( No.8 )
- 日時: 2009/09/12 18:54
- 名前: 詩癒 ◆XZQKBTjMrk (ID: 6.Riuk1k)
あたしが呟いた時だ。
「やっぱり、此処か。」
「ナツメの予想どーりだなッ♪」
「「!?」」
気がつくと、二人の生徒が教材室の扉の前に立っていた。
よく見ると、一人は今日転入してきたばかりの川道ナツメ君だった。
もう一人横に立っている女子生徒は、見たことのないほど綺麗な顔立ちをしていた。
艶々の腰まである長髪に、くっきりとした二重。
美形の川道君の横にいると、校内美人コンビなんてあだ名がつきそうなくらいだ。
「お前は確か、ナツメ…だったよな。そっちの女子は?」
「オレは涼希だッ♪ナツメと同じで今日転入してきたんだ。」
女子で“オレ”っていう子、めずらしいなぁ。
あたしはそう思った。
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