ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 名前のない悪魔が語る物語
- 日時: 2009/09/06 16:02
- 名前: 姫条 (ID: aJ6GzmmV)
初めまして、姫条と申す者です
文章能力はとても低いのですが、文を書くことは好きなので、ここで小説を書かせて頂きます
*注意*
・大変お見苦しい文かとは思いますが、荒らしや中傷はお止め下さい
・姫条はとてもめげやすい人です
コメントやアドバイスなどは優しい言葉でお願い致します
・更新は多分遅くなると思います
以上のことをご理解頂いた上で読んで下さると嬉しいです
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- Re: 名前のない悪魔が語る物語 ( No.5 )
- 日時: 2009/09/12 11:48
- 名前: 姫条 ◆HTN2Bs2lrU (ID: HskD7L7u)
翌日、お姫様が城内を歩いていると、廊下の曲がり角でメイドたちが3人、立ち話をしているのを見つけました。
「ねぇねぇ、この話知ってる?」
「何〜?」
「東の町の魔女の話!」
「あっ、私それ聞いたことある!!」
「え〜、何それ? 私知らな〜い。」
「何でも、この国からずっとずっと東にある町に、どんな願い事でも叶えてくれるっていう魔女がいるんだって!」
「え?私が聞いたのは、この国からずっと東にある鉱物がよく採れることで有名な町の近くにある森の、一番奥にある崖の上に住んでるって話だよ?」
「何それ詳しい〜!詳しすぎて逆に何言ってるか分かんないし〜!!」
「あはははっ!」
「ふ〜ん、そんな話…。あんたたちそんなの信じてるの?」
「何よ〜!別に信じてはないけど…。」
「夢がないよ!!」
「はいはい。私は夢見てる暇と時間があったら現実見てるわよ。
まだ掃除途中でしょ?さっさと終わらせないと。」
「はぁ〜い…。」
そう言ってパタパタと去って行く3人の背中を見つめ、姫は小さく呟きました。
「ここから東…鉱物で有名な町の近くの…森。
何でも願いを叶えてくれる…」
「…魔女?」
- Re: 名前のない悪魔が語る物語 ( No.6 )
- 日時: 2009/09/12 12:19
- 名前: 京谷 ◆K17zrcUAbw (ID: lrJDaE6x)
おぉ!童話風なとこがまた面白いです!
更新頑張って下さい^^/
- Re: 名前のない悪魔が語る物語 ( No.7 )
- 日時: 2009/09/12 13:20
- 名前: 姫条 ◆HTN2Bs2lrU (ID: HskD7L7u)
>>京谷さん
有難う御座います!(>ω<*)
なかなか更新の遅い小説ですが、頑張っていきたいと思います!!
- Re: 名前のない悪魔が語る物語 ( No.8 )
- 日時: 2009/09/12 13:41
- 名前: 姫条 ◆HTN2Bs2lrU (ID: HskD7L7u)
——お父様、お母様、親不孝なわたくしをお許しください。
わたくしは訳があり旅に出ることにしました。
お父様とお母様に言えばきっと止められると思いましたので、
理由や行く場所は申し上げられません。
本当に、本当に、申し訳ありません…。
お姫様は、旅に出ることにしました。
そう、「永遠」を手に入れるために、ずっと東の小さな町まで。
自分のお部屋に手紙を残し…。
歩きやすいような服を着て、長い髪をしっかりと束ね、ナップサックに食料や水、ロープなどの旅に必要になるであろう物を入れ…。
袋に金貨をたくさん入れて、姫はお城からこっそり抜け出しました。
目指す場所は東にある鉱物で有名な町。
彼女は少ない手がかりで、そこまで行こうと抜け出しました。
野を越え山を越え、荒れ地を抜け、濁流を渡り、姫が目指すのはただ東。
最初は何度も王様やお妃さまのことを考えたりもしましたが、お城から離れるにつれ、そんなこともあまり気にならなくなりました。
そして、たくさん持って来た食糧が底をつくころ、夜の闇の中に小さな光が浮かびあがっているのを見つけました。
「あっ…た…?」
お姫様は駆け出しました。
光はどんどん近付いて、やがて町が見えました。
「着いた…!」
ここが自分の目指していた町なのかは分からない、それでも姫はとにかく喜びました。
考えるのは明日にしよう。
その夜彼女は宿を取り、久しぶりにベッドで眠りました。
小さく固い質素はベッドでしたが、今の姫にとっては、とても安らげるものでした。
- Re: 名前のない悪魔が語る物語 ( No.9 )
- 日時: 2009/09/20 11:01
- 名前: 姫条 ◆HTN2Bs2lrU (ID: CM0t8LjG)
↑の文の最後の行の訂正です
小さく固い質素はベッドでしたが
↓
小さく固い質素なベッドでしたが
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