ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- UltimateSquash!
- 日時: 2009/09/16 22:54
- 名前: 冬宮準 (ID: uB4no500)
こんちゃー!
冬宮準です。なんか知らないけど私の小説が
見つからないので、新しいの作ります。
【作者紹介】
名前=冬宮準(ふゆみや じゅん)
性別=女
学年=中1です★
性格=とにかく変ッ。すみません;最近天文部の先輩達に「二重人格でしょ?」といわれますが、本人は全くわかっておりません;先輩が言うには:
「キレる(人格変わる)といつもの残酷さがかなり増すんだよ、あんたは」
…らしいです。自分は全然自覚しておりません;まあ冬宮が壊れたらその時は温かい目で見守ってやってくださいな〜。あー。自分て一体;
【作品紹介】
タイトル=UltimateSquash!(アルティメットスカッシュ!)
主人公=波原柚希(なみはら ゆずき)(ユズ)
ジャンル=アクション、ファンタジー
注意=そこまでグロくないかも。
注目キャラ=襲来編では結城さん、ゼノン編ではスフレとギムレット♪暴れまくるぜ★
【目次】
襲来編
(結構たくさん「編」がありますヨ。ゼノン編は必読デスっ!)
- Re: UltimateSquash! ( No.16 )
- 日時: 2009/09/18 16:23
- 名前: 黒月*綺空 ◆UvyP8R2qR2 (ID: 39gb1XuH)
- 参照: 餅ネーム黒月*綺空とに㍻ヤンデレ@黒月! 修学旅行まであとまさかの12日w 修学旅行中止にならないかなー♪ 最近のブームは桃組+戦記とヘタリアです^^
そりゃ言葉も失うよなw
続き、楽しみにしてるね^^
- Re: UltimateSquash! ( No.17 )
- 日時: 2009/09/18 23:04
- 名前: 冬宮準 (ID: uB4no500)
「俺は柚希をフロマージュ家の次期当主として鍛えるためにやってきた」
スカッシュと名乗る可愛すぎる黒猫が、今のユズたちには難しすぎる、意味不明なことを言った。「?」という文字が、頭の中で渦を巻く。まず内容を理解しようとなんとかスカッシュについて行こうとするユズの脳ミソは、見事に「フロマージュ」という言葉をいやらしいものに変えてしまった。思わず呟く。
「風呂の…魔女?」
それを聞いた瀬川と郷間の顔が綺麗な赤に染まる。風呂の魔女、風呂の魔女…それはつまりぃっ!!
「ユズ…それはッ!!風呂にいる美少女のことかぁっ!!!」
瀬川が身を乗り出す。彼らの頭は泡と水とスタイルのよさ世界一の女性の姿でパンク寸前となっていた。スカッシュはため息をつく。
「全く…やはりこの時代には変態しかいないようだな。ユズ、言っておくがな、もう近づいてきているんだぞ」
赤かったユズ達の顔が一気に正常の顔色にに戻る。泡も水も美少女も消えた。
「近づいてる…って、何が…?」
ユズが問うと、スカッシュはマントの内側から、金色の、大き目の種を取り出した。そして空高く、華麗にジャンプ。そうすると同時に、その種をユズに向かって勢い欲投げつけた。種は猛スピードでユズのほうへ向かっていく。
「え、ちょっ、まっ、ふぇええっ!?」
バチン、と大きな音を立ててユズの頭に種が突撃したのかと思えた。しかし、残念、それは不正解だ。種は何の音を立てることもなくユズの額に吸い込まれていく。一瞬の出来事だった。それを確認したスカッシュは、また地に舞い降りる。驚いた表情のユズのほうへ歩いていき、どこから出したのか、彼に大きな黒い、曲がったものを差し出した。瀬川と郷間はとにかく固まり果てている。ユズが驚きによって押しつぶされている声を振り絞って言った。
「ブーメラン…?」
スカッシュはうなずく。
「ああ。現当主に預かってきたんだ。フロマージュ家に先祖代々受け継がれてきた、当主としての武器だ。そのブーメラン、もち手もところ以外は刃物になっている。当たれば綺麗に斬れるぞ」
ユズはじーっとそのブーメランを眺める。つなぎ目のところには何かのエンブレム、「FROMAGE」と格好のいい文字が、透き通る青い意志に彫られている。
「…でも、これをどうしろと…」
「それを使って今迫ってきている敵を倒すんだ」
「てっ、敵ィ!?え、何で何で何で!?俺なにか悪いコトしたあ!?」
「いいや、しちゃいない。敵の奴らの総称はシャルロット、フロマージュ家の最大の敵だ。ほれ、敵ソーマが来るぞ」
スカッシュの言うとおり、向こう側、山のほうから何匹もの変な化け物が飛んできている。恐らく、これがさっきからスカッシュの言っている「ソーマ」とか何とかのはず。ユズはあわてていた。状況さえつかみきれていない今、一体どうしろと。
「え!?ちょっと待った!どうやって戦えば……!?」
パチンッ。
いい感じにスカッシュの指が鳴った。はっきりとした、いい音だ。さっき埋め込まれた謎の種のせいだろうか。その音がユズの耳に流れ込んだとき、彼は「何か」を感じた。一言では言い表せない。勇気というか、力というか、やる気というか、本気(マジ)というか…。何かそんなものが、みなぎって来る。
ユズの目つきが変わる。先ほどまでかなり落ち着きのなかった彼が、今では物凄く冷静になっていた。折りたたんでいた武器、黒きブーメランを解除(アンロック)する。今のユズは本人ではあるが、どこか別人。
ユズは地面を蹴って大きくジャンプをし、宙に舞い上がる。そして、こちらへ向かってくるソーマたちに向かって、大きく腕を振った。
「はあッ!!」
ブーメランが、もう日没寸前の光により輝き、解き放たれる。それはかなりのスピードでソーマたちに突撃していき、綺麗なカーブ線を描きながら醜態達を己の刃で切り裂いていった。ソーマたちは悲鳴を上げながら粉のように消えていく。日が完全に沈むと同時に、ユズの手が帰ってきたブーメランをつかむ。そして、ユズは地面に着地した。ユズの目が、いつもどおりの朗らかなものに戻った。辺りはもう真っ暗だ。
「え…。ええぇえぇええッ!!?ちょっ、瀬川君、郷間君、今の見た!?俺だったよね、あれ!何かよくわからないけど、ヤバイよ!俺あんなに身体能力高くないし、ブーメランの使い方なんて知らないし!」
瀬川は大きくうなずいている。郷間はいつもの落ち着きを取り戻し、ユズの肩に手を乗せて優しく言った。
「えーっと…。俺も何が起きたかあまり理解できないけど…。ユズが無事でよかった」
「ああ、初めてにしてはよくやったな」
スカッシュが褒めの言葉を発する。そんな彼を、ユズたちは不思議そうに見ていた。しかしスカッシュはユズらにニッコリと微笑むと、一仕事終わったかのように、明るく言った。
「ユズ、瀬川、郷間。今からユズの家でフロマージュ家、シャルロット、ソーマなどのことを説明する。ユズ、俺をお前の家へ案内してくれ」
- Re: UltimateSquash! ( No.18 )
- 日時: 2009/09/20 10:01
- 名前: 黒月*綺空 ◆UvyP8R2qR2 (ID: 39gb1XuH)
- 参照: さみしい感情は足でまといなだけなの。——餅ネーム黒月*綺空とに㍻ヤンデレ@黒月! 修学旅行まであとまさかの6日w 修学旅行中止にならないかなー♪ 最近のブームは桃組+戦記とヘタリアです^^
風呂の魔女はないだろw
- Re: UltimateSquash! ( No.19 )
- 日時: 2009/09/20 20:42
- 名前: 心音 (ID: DwPPAIwb)
こんにちは!心音です。
風呂の魔女・・・(笑)
続きが気になります〜!!
- Re: UltimateSquash! ( No.20 )
- 日時: 2009/09/20 23:28
- 名前: 冬宮準 (ID: uB4no500)
フロマージュを「風呂の魔女」(泡風呂とかでのんびりしちゃってるスタイル抜群の美少女)と聞き間違えてしまったユズたちです…;でもユズに埋め込まれたあの種が目覚めて「本当の力」が働きだすとユズもそんなこと考えない身体能力の高き冷静なフロマージュ家の次期当主となります。さて。スフレ達をどう動かそうw
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