ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 誰にも渡さないから,ね?
- 日時: 2009/09/16 22:07
- 名前: 姫ちゅん (ID: ea1AdiW9)
キョウコ…控えめだけど,頭が抜群に良く
運動もそこそこできるので
モテるし,頼りにされている。
ジュンのことが好き?
リュウカ…明るくて,おもしろいけど
好き嫌いに差がありすぎるため
友達が少ない。
キョウコとは幼馴染で親友。
ジュン…明るくておもしろくて
正確に裏表がなく,誰にでも平等に
接することができる。
リュウカとは,小学校からの友達で
よく,悩み相談にも乗っている。
- 誰にも渡さないから,ね?-第三話- ( No.5 )
- 日時: 2009/09/18 19:50
- 名前: 姫ちゅん (ID: ea1AdiW9)
-思えば全てはここから崩れだしたのかもしれない。
リュウカにシカトされ始めてから4日が経った
9月21日。
土日を挟んだけれど,やっぱりリュウカの反応は
冷ややかだった。
朝も,リュウカのお母さんから電話がかかってきて
「今日は先に行っていて。」
と言われたりしたが,いつものことだと割り切った。
リュウカが何を考えて,何が目的で行動しているかなんて
私には到底分かりもしないことだったけど…
なんでだろう?
どうして,分からないんだろう。
私が…分かろうとしてないのかな。
どうしてだろう。
ど う し て … 。
「ぁ,ごめんね,キョウコ!
今日先に行ってもらっちゃってw」
後ろから声がした。
振り向くとそこには4日前と何一つ変わらない笑顔の
リュウカだった。
「ぇ…あぁ…うん。」
「あとさ。今日ってキョウコの誕生日じゃん?」
だからプレゼント買ってきたの。」
袋をそっと私の手に乗せてリュウカは
「こんなに長い間一緒にいるのに情けないけど
趣味とかあんまり分からなくてさ。
いっぱい悩んで決めたから
気に入らなくても使ってね。」
「気に入らなくても」という言葉が少し
引っかかったが気にせず夢中で
袋を開けると,何の嫌がらせか
私が前々からずっと嫌いだと言っていた
ハムハムズの紅茶くんだった。
「うん,とっても可愛いよ。ありがとう。」
今回はとっても上手く嘘がつけたと思った。
「気に入ってくれて嬉しいな。
お誕生日おめでとう,キョウコww」
そう言って,リュウカは席に戻ろうとした
その時だった。
「嘘つき。」
リュウカは確かに私にそう言った。
「え?」
「どうしたの,キョウコ。
なんだか今日のキョウコおかしいよ。
ぁ,駄洒落じゃないからね。
じゃあ,今日も1日頑張ろうね。」
「ぁ…うん。」
さっき私が聞いた言葉は幻聴だったのかもしれない。
しかし,今日という日が私の
暗黒な青春時代の幕開けになるとは想像もしていなかった。
- Re: 誰にも渡さないから,ね? ( No.6 )
- 日時: 2009/09/18 19:56
- 名前: ♪ (ID: quPWWdqU)
おもしろいよ!
- ♪さん ( No.7 )
- 日時: 2009/09/19 13:33
- 名前: 姫ちゅん (ID: ea1AdiW9)
ご訪問&コメントありがとうございますw
ぁと,おもしろいって言ってくださって
ありがとうございます(´ω`*)
頑張りますw
- 誰にも渡さないから,ね?-第四話- ( No.8 )
- 日時: 2009/09/19 13:43
- 名前: 姫ちゅん (ID: ea1AdiW9)
※今回はリュウカ目線で書きますw
私は,キョウコがどんなことを考えて
どんなことが好きなのか
どんなことが嫌いなのか
全く分からない。
ただ,ハムハムズの紅茶くんが嫌いなのは知っている。
ただ,ジュンのことが好きなのは知っている。
大好きだっていうのは知っている。
でも,私はジュンの良さが分からない。
私はジュンによく悩みや愚痴を聞いてもらったりしてるけど
キョウコはそれが羨ましいと言う。
私は,ジュンにキョウコのことが嫌いだと言ったことがある。
そしたら,ジュンは私のことを守ってくれるといった。
ジュンは,キョウコのことが嫌い。
私が,キョウコのこと嫌いだって言ったから
ジュンはキョウコのことが嫌い。
私はキョウコのこと嫌いじゃない。
でも,嫌いって言わないと
誰かが,キョウコのことを私から奪うでしょう?
キョウコは私のことが嫌いだから
嘘をつくのかな?
私のことが嫌いだから嘘をつくんだよね。
私は誕生日にキョウコのことを試した。
ハムハムズの紅茶くんの人形をプレゼントした。
嫌いなハズだよね?
だったら,嫌いっていう反応を見せてよ。
嫌いっていう反応を見せてもらいやすくするために
4日間もキョウコと話すのを我慢したんだよ。
でも,キョウコは
「いらない。嫌い。」とは
言ってくれなかった。
「うん,とっても可愛いよ。ありがとう。」
って言った。
嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき。
私は,嘘つきは嫌い。
キョウコは嘘つき。
嘘つきは嫌い。
でも,キョウコは嫌いになりたくない。
キョウコは私のこと嫌いだから嘘をつくんだよね?
私,キョウコにだけは嫌われたくない。
…意味分からなくてごめんなさい。
- 誰にも渡さないから,ね?-第四話- ( No.9 )
- 日時: 2009/09/19 13:45
- 名前: 姫ちゅん (ID: ea1AdiW9)
※今回はリュウカ目線で書きますw
私は,キョウコがどんなことを考えて
どんなことが好きなのか
どんなことが嫌いなのか
全く分からない。
ただ,ハムハムズの紅茶くんが嫌いなのは知っている。
ただ,ジュンのことが好きなのは知っている。
大好きだっていうのは知っている。
でも,私はジュンの良さが分からない。
私はジュンによく悩みや愚痴を聞いてもらったりしてるけど
キョウコはそれが羨ましいと言う。
私は,ジュンにキョウコのことが嫌いだと言ったことがある。
そしたら,ジュンは私のことを守ってくれるといった。
ジュンは,キョウコのことが嫌い。
私が,キョウコのこと嫌いだって言ったから
ジュンはキョウコのことが嫌い。
私はキョウコのこと嫌いじゃない。
でも,嫌いって言わないと
誰かが,キョウコのことを私から奪うでしょう?
キョウコは私のことが嫌いだから
嘘をつくのかな?
私のことが嫌いだから嘘をつくんだよね。
私は誕生日にキョウコのことを試した。
ハムハムズの紅茶くんの人形をプレゼントした。
嫌いなハズだよね?
だったら,嫌いっていう反応を見せてよ。
嫌いっていう反応を見せてもらいやすくするために
4日間もキョウコと話すのを我慢したんだよ。
でも,キョウコは
「いらない。嫌い。」とは
言ってくれなかった。
「うん,とっても可愛いよ。ありがとう。」
って言った。
嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき。
私は,嘘つきは嫌い。
キョウコは嘘つき。
嘘つきは嫌い。
でも,キョウコは嫌いになりたくない。
キョウコは私のこと嫌いだから嘘をつくんだよね?
私,キョウコにだけは嫌われたくない。
誰にも渡したくない。
…意味分からなくてごめんなさい。
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