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〜落第魔女の夢〜 題名変えました
日時: 2009/11/08 11:46
名前: ベアラー (ID: ImGaYTGg)

下手ですけど小説書きます!

・荒らしは禁止!
・アドバイス大歓迎!
・タメ口OK!

この小説をクリックしてくれた皆様に感謝です。

では、これからよろしくお願いしますね☆


オープニング>>1

登場人物
ミラ&イーグル>>2

第1話「掃除!掃除!掃除?」 >>5 >>6 >>7

第二話「少年の名前は?」 >>8 >>10

http://www.youtube.com/watch?v=oubrvipvzhe

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Re: 落第魔女と魔法の日々 ( No.1 )
日時: 2009/09/22 08:52
名前: ベアラー (ID: ImGaYTGg)

 突然、星の塔を大きな揺れが襲った。それと同時に、大砲を撃ったような音が響き、窓からもくもくと煙が噴出す。
 それを見ていたアルシャンの住人達はそれぞれの仕事の手を止め、星の塔を見上げた。だが、まったく驚く様子は見せず
「ありゃま・・・・・・」
「また・・・・・・」
「ミラがなんかやらかしたな。」
と肩をすくめて呟いた。
 しかし、それっきり星の塔が静かになると、また、それぞれの仕事を再開したのだった。




「ゴホッ!もう意味わかんない!」
 ミラは、実習室の中に充満する煙に向かって叫んだ。すると、
「意味わかんないのはこっちだよ。ケホッ!」
「何で、ゴホッ!イー・ネクト[水を湯に変える魔法]でこんなになる訳?ケホッ!」
と煙の中から煤だらけになった少年少女が現れた。
 全員恨めしそうな目でミラを見ている

「別にわざとやった訳じゃないんだからそんな目で見ないでよ!えっと・・・・・・」
 そういいながら浄化の魔旋律を唱えるミラ。
「・・・・・・清らかに流るる大気の力よ、我に———」
「やめて〜!」
「———我に力を貸したまえ!エル・シェーン!」
 ミラは周りの忠告に耳を貸さず、魔旋律を唱え終えた。すると・・・・・・
 

 本日二度目の大きな揺れが、星の塔を襲った。
 「うわ〜!」とか「きゃ〜!」とか「ミラの馬鹿〜!」とかいいながら、皆しりもちをつく。
 しかも、ミラの周りの煙が紫色に染まっている。
 それはだんだん近くの煙に伝染していき、あっという間に部屋に中は紫の煙でいっぱいになった。

「わ、わざとじゃないったら!」
 ミラは弁解するように煙に向かって(正確に言えば煙の中の少年少女に向かって)叫んだ。そのとき、

「もし、これがわざとだったら、お前の事呪うぜ?」
部屋のドアが大きく開いて黒髪の少年が入ってきた。
 少年は部屋の中の惨状をみると、くっと眉を尾吊り上げた。
「こりゃ、片付けが大変だな。」







 ここは、東エルドラ大陸の王都アルシャン。この都には大きな魔法学校があった。
 その魔法学校は星の塔と夜の塔に分かれており、いろいろな境遇の子供たちが通っていた。(もしくは寮から通っていた。)
 これは、その学校に通う、とある少女の物語である。


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