ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 14歳の少女の物語
- 日時: 2009/09/24 21:09
- 名前: 雪乃 (ID: /c8tqZEw)
・この物語はとある少女が恋に悩み、精神的に壊れ、悲しくも亡くなってしまった物語です。
この物語は一部実話の部分があります。その実話を元にした少女はまだ12歳で生きています。フィクションが多いのでご安心ください。その少女は今も元気に生きております
・自殺行為の場面があります。そういうのが苦手な方は今すぐお戻り下さい
・中傷コメントなどは一切受け取りません
・この物語はあくまで空想の物語を基準としています
- Re: 14歳の少女の物語 ( No.11 )
- 日時: 2009/09/23 13:27
- 名前: 雪乃 (ID: /c8tqZEw)
たきばねさん>たきばねさんは14歳ですか!!私は12歳ですw
これからがんばりますね
- Re: 14歳の少女の物語 ( No.12 )
- 日時: 2009/09/23 13:31
- 名前: 雪乃 (ID: /c8tqZEw)
桜さん>何を言っておいでですか!!私の話なんて…
褒めてくださって本気でありがとうございます!!
がんばって続けれたらなと思いました
またいつでもきてくださいね^^
- Re: 14歳の少女の物語 ( No.13 )
- 日時: 2009/09/23 18:23
- 名前: 雪乃 (ID: /c8tqZEw)
第2章
「哉依!!」
「ん?あ!里歌!!久しぶりやなぁ!!」
「うん!!最近期末の勉強で母さんうるさいねん!」
「先月会えなかったもんなぁ」
「蛍ちゃんも久しぶりー!!」
「うん!じゃあ見にいこっか」
あれから夜になり友人の里歌、沙希、蛍が哉依の家に集まった
里歌とは小学校のときの友人で中学で離れ離れになってしまった。里歌は私立の中学校に行き、哉依たちは公立の中学校に行った
「母さーん!!行ってくるわー」
「気ぃ付けて行きやー」
「おーう!」
「ぷっ、くくっ」
いきなり蛍が笑い出した。それを合図のようにみんな歩きながら笑い出した
「何なんよー!!」
「いや、何回聞いてもおもろいなぁって、くくっ」
それにハッとした哉依は少し照れながら
「え!ええやんか別に!///男言葉使おうがうちの勝手やろ!?」
「それより哉依ー、本命決まった?」
沙希の言葉に哉依はすこし目を見開き少し俯いた
「え、哉依!?」
「あ…」
「あ?」
「あんたに言われる筋合いないわ!!!//」
何もなかったように接した哉依にみな少し安心した
人というのは思春期が訪れる。そしてまさに今哉依は思春期真っ只中であった。そのため恋愛関係については深く考え込んでしまうことがある
しかしこの様子からすると沙希に言われたことはなにも気にしてないようだった
しかし哉依の笑顔に少し蛍は違和感を感じた
「山本めっちゃかっこよくない!?」
「ごめん沙希ちゃん。それはリアルのほう?それともキャラのほう?」
「なっ!!なに言ってんの里歌!キャラに決まってるやーん」
「えー、うちやっぱツナー!!ってか沙希!!武っていわんとどっちがどっちかわからへん!!里歌はツナとラビと武やったらどれ好きー?」
「哉依、それは選べん!!究極の選択やなぁ、あ。でもやっぱフランとベル」
「じゃあフランとベルやったら?」
「哉依ひどい!!」
「はははっ、ん、蛍?どうしたん?」
哉依は悲しそうな蛍の目に気づき、蛍に聞いた
蛍は我に帰り
「なんでもない!はよ桜見に行こ!!」
「?あ、うん」
蛍は気づいていた
哉依が本当は今もさっきの沙希の言葉で悩んでいるコトに…
- Re: 14歳の少女の物語 ( No.14 )
- 日時: 2009/09/24 21:02
- 名前: 雪乃 (ID: /c8tqZEw)
第3章
あれから数時間が経ち
蛍は哉依の家に泊まることになった
もともと近所だったので親同士許してくれた
そして少しの沈黙を破ったのは蛍だった
「なぁ哉依」
「んー?」
「大丈夫なん?」
その言葉に哉依は少し驚いた
「?なにがよ」
「ほんまはあんなささいな事でも悩んでんねんやろ?うちはごまかせへんで」
「…そうや、悩んでるよ。だってさ…両方おなじぐらい好きで、両方仲の良い友達で、そばにいられるだけでうれしいし楽しいよ?それだけでも幸せやで?でも、二人のしゃべってる笑顔みたら、この友達って関係もとても恋しく思えてきて…気持ちを伝えたくても片方にしか伝えられなくて…それで今は一人の方は友達以上恋人未満状態。でも恋人になってあいつの事を忘れられるわけがない。あいつがもし誰かと付き合ってるならそれを応援したい。けどどうしてもあいつの事を思ってしまう。もう一人の奴がおるのにやっぱり忘れることのできひんこの気持ちどーよ」
ハハッと哉依は笑う
哉依自身は気づいてないが本当は気の強くて優しい女の子だ
普通なら好きな人の恋愛を応援したいなんていう人はそういない。
そこまで深く考える子なんてそういない
どこかの小説にでてくる恋する乙女ような子で
蛍も最初は漫画や小説の読みすぎと思っていたが
哉依は漫画や小説などの恋愛話は読まないし。読んでる姿をだれも見たことない。漫画はファンタジー系や男子物ばかりしか読まないのでそれはないかなとよく考えるとそうたどり着いた
それにこのような重要な話は蛍にしかあまりしない
そしてその相談してくる哉依の様子を見ると
まっすぐ、本当にそう思ってるということが伝わってくる
だからこそ、その1番の相談相手である蛍は彼女がどれだけ辛いのかが全てではないが分かった
そして彼女にあるとても悲しい記憶を蛍はしっている
小学生のころ、
彼女が恋愛のことで酷くからかわれたりいじめられ
泣きじゃくりながらも
蛍たちの目の前で
自殺をしようとしたという
悲しく、儚い
ここまで哉依を追い詰めた
たった一つの記憶を…
- Re: 14歳の少女の物語 ( No.15 )
- 日時: 2009/10/12 15:58
- 名前: 雪乃 (ID: /c8tqZEw)
第4章
哉依は、信頼も人情も厚く
仲間思いで
男女違わず人気者
でも
ある日を境に彼女は
友達といることを
拒んだ
哉依が初恋をして2年の小6のとき
男子たちはきっと
おふざけ半分だってと思う
好きな人のことについて
からかい始めた
しかし私も哉依も疑問が生まれた
それは、どうして男子たちが
哉依の好きな人を知ってるのか
でも、哉依は耐え続けた
男子たちのやってることが
おふざけ半分だと分かっているから
それから約半年
哉依はついに不登校になる
その1ヶ月後、哉依はみんなの前に姿を現した
それからまた
哉依にたいする
おふざけの時間がきた
哉依は1ヶ月に1度は泣いてると思う
そして、一人の男子の発言で
哉依は「もう、いや!!!!!!!!」と叫び教室から出て行った
それが気になった私は
哉依のあとをこっそり付いていくと
家庭科室に行って
思いがけない行動をしようとしていた
それは
包丁を取り出して首元に持っていってたからだ
思わず私は叫んで哉依の手から包丁を取った
その包丁の持つところには
よっぽど強く握っていたのか
血が滲んでいた
この掲示板は過去ログ化されています。