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DESUQUEEN〜COMPLETE・TAIMU〜
日時: 2009/09/23 09:42
名前: vamta ◆LWiYXFuIhw (ID: c7fvzNLL)

明日のことなんて分からない
分かったとしてもどうせ見えなくなる
見えなくなったらまた探す
無駄なことでも魔族の私には関係ないこと
私はただ主人の命令に従うだけ

    COMPLETE・TIM
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初めまして!!そしてお久しぶりです!!
名前をカタカナから英語に変えました。
元ヴァンタです。そして元餅です。
よろしくお願いします^^

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Re: DESUQUEEN〜COMPLETE・TIM〜 ( No.6 )
日時: 2009/09/23 08:54
名前: vamta ◆LWiYXFuIhw (ID: c7fvzNLL)

第三話

魔女がいなくなったと確信したキスは狼男探しを再開した。最優先は狼男の毛皮。自分の命が尽きたとしても主の命令には従う、それが仕えるものの使命。
狼男の気配は無し。もうすぐ夜が明ける。
「今夜は外れたようだ」
そう言って馬に跨り屋敷を目指した。
屋敷のほうではキスの幼馴染のブレイニングが遊びに来ていた。というよりも泊まりに来ていた。
「なぁキスまだぁ?」
そうオットに訪ねてもオットは無視をした。無視しないとブレイニングは五月蝿いのだ。
「ちぇ・・・あっ帰ってきた」
ブレイニングは地獄耳なためどんなに小さい音でもすぐ聞こえる。普段は迷惑だが戦闘中の相手の作戦を盗み聞きできる事は勝利につながるため便利だ。
「ただいま」
「お帰りなさいませ」
「よっ」
ブレイニングをチラ見をして返事をしないで自分の部屋に戻っていった。
「ツンデレやなぁ」
そう言ってキスの後を追いかける。
昔は無邪気で可愛らしかったのにどうしてこんなにツンデレになってしまったんだと考え込むブレイニング。
キスの部屋ではオットに今回あったことを話した。
「今回、主人の命令であの森に行ったんだ」
「それで?」
「見たことない魔女とツリーハウスがあった」
「魔女?」
「そうこっちに向かって笑ってきた」
その時ブレイニングが部屋に入ってきた。後ろにはメイドが紅茶を持っていた。
「タイミングの悪い」
「魔女話してたんでしょ?」
「そうです」
「お嬢様お茶をお持ちしました」
「そこに置いておけ」
「かしこまりました」
メイドは紅茶を指示された場所に置いて部屋から出て行った。静かにカップをとり紅茶を口に運ぶ。そのときブレイニングが口を開いた。
「俺、魔女のこと知ってるぜ」

Re: DESUQUEEN〜COMPLETE・TIM〜 ( No.7 )
日時: 2009/09/23 09:33
名前: vamta ◆LWiYXFuIhw (ID: c7fvzNLL)

第四話

「本当か!?」
「ああ、俺の姉上じゃない?」
「は?」
「エメラルドグリーンの髪に青紫の瞳の若い魔女、だろ?」
キスが目にした魔女と同じ。確かによく見たらブレイニングに似ている。なんだそうだったんだ、という感じに紅茶を飲む。
「にしてもなぜブレイニング氏の姉上が」
「狼男の牙を取りに来たんじゃない?」
「牙?毛皮じゃなくて?」
オットがブレイニングに尋ねる。毛皮が高価な物というのは前回説明したとおりだ。だが牙はさほど高価ではない。なぜ牙を回収しに来たのか。
「狼男の牙は薬や特殊弾の材料だから?」
「結構威力はあるのか?」
「そうなんじゃない」
曖昧な答えしか出さない奴だという感じでキスはブレイニングを睨みつける。それに気づいたブレイニングは睨むなってという感じで笑ってきた。
「結果的に2人ともべっこの物を求めて狼男捜してるってことね」
簡単にまとめたブレイニングは子リスを呼び手紙を姉に渡すよう命令した。
「なぜ手紙を渡した?」
「姉上に狼男捕まえたら俺に毛皮ちょーだいっていう交渉の手紙」
「なっ!!お前も毛皮を狙ってるのか!!」
「ちゃうって俺が貰った毛皮をキスにあげんの」
「そういう事か」
紅茶を飲み干したキスがメイドにおかわりを入れて来いと命令した直後ブレイニングが俺にもと叫んだ。メイドを苦笑して紅茶を入れに行った。

Re: DESUQUEEN〜COMPLETE・TIM〜 ( No.8 )
日時: 2009/09/23 09:37
名前: 軌龍胡 (ID: .Gl5yjBY)
参照: http://-黒椛色刃- クロモミジイロハと読みます!読んでください^^

題名惹かれました!!
小説書くの上手ですね^^応援します。
私の小説もよければ見てください^^

Re: DESUQUEEN〜COMPLETE・TAIMU〜 ( No.9 )
日時: 2009/09/23 09:45
名前: vamta ◆LWiYXFuIhw (ID: c7fvzNLL)

斬龍胡様

コメさんくすです!!
いえいえめっさ下手です!!
あなた様の小説読みました!!
最高でした!!

Re: DESUQUEEN〜COMPLETE・TAIMU〜 ( No.10 )
日時: 2009/09/28 21:08
名前: 桜 ◆Lng61bQLHo (ID: A9v/NWj7)

えっと、私の小説に来てくれた、vamtaさんですか??(間違ってたら、すみません!!)
小説、すごく面白いです!!
更新頑張って下さいね!!


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