ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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DESUQUEEN〜COMPLETE・TAIMU〜
日時: 2009/09/23 09:42
名前: vamta ◆LWiYXFuIhw (ID: c7fvzNLL)

明日のことなんて分からない
分かったとしてもどうせ見えなくなる
見えなくなったらまた探す
無駄なことでも魔族の私には関係ないこと
私はただ主人の命令に従うだけ

    COMPLETE・TIM
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初めまして!!そしてお久しぶりです!!
名前をカタカナから英語に変えました。
元ヴァンタです。そして元餅です。
よろしくお願いします^^

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Re: DesuQueen〜COMPLETE・TIM〜 ( No.1 )
日時: 2009/09/22 17:56
名前: うみねこ (ID: kOmP6qDh)

こんにちわ!初めまして!うみねこです。

題名がカッコイイですね!!
どんなお話か、楽しみです。

Re: DesuQueen〜COMPLETE・TIM〜 ( No.2 )
日時: 2009/09/22 18:20
名前: vamta ◆LWiYXFuIhw (ID: c7fvzNLL)

登場人物

キス・ブラッド(女性・15歳)
詳細:魔族の王女様。とても大きな黄色の瞳に濃い緑色のツインテール。左目は紫のオッドアイ。
武器:自分の爪 能力:特殊な魔法

オット・アスラン(男性・20歳)
詳細:キスの執事。オレンジの釣り目に藍色のショートヘヤー。
武器:靴(刃物が組み込まれている)
能力:千里眼

ブレイニング・ナソー(男性・18歳)
詳細:キスの幼馴染。赤色のポニーテールに黒い瞳。
武器:猛獣使い(主にライオンやドラゴンを扱う)
能力:地獄耳

Re: DesuQueen〜COMPLETE・TIM〜 ( No.3 )
日時: 2009/09/22 18:23
名前: vamta ◆LWiYXFuIhw (ID: c7fvzNLL)

うみねこ様

コメありがとうございます!!
題名カッコイイですか!!
そんな事を言って貰えると嬉しいです!!
お話楽しみにしててください!!
つまらないと思いますが・・・・。

Re: DesuQueen〜COMPLETE・TIM〜 ( No.4 )
日時: 2009/09/22 18:58
名前: vamta ◆LWiYXFuIhw (ID: c7fvzNLL)

第一話

「ほらちゃんと塗りなさい」
 そう言ってキスがオットに爪を差し出す。爪を黒く塗っているのだ。現代で言うマニキュアだ。オシャレというよりも趣味でしている。もしくは魔族という雰囲気を出すため。真っ黒なドレスに身を包み濃い緑のツインテールを揺らしながら黒く塗られた爪を見つめる。
 今は15世紀後半のイギリス。そして世界でトップクラスとも言えるほど大きな魔族の娘。それがキス・ブラッド。彼女は魔族の娘にしてはとても美しくそしてとても特別な存在だった。
 爪を黒く塗った後、キスは食事をし出かける準備を始めた。旅行というよりも出張みたいなもの。15歳という若さで自分の魔族の責任を背負っている。しっかり者という感じがあるが結構我が儘。
 準備を終えたキスにオットがいう。
「お嬢様、ただいま馬車が到着しております」
「そう」
そう返事をすると外に出て行った。キスは荷物を馬車に乗せた。
 馬車に乗って15分程度たったぐらいのこと。外を見つめていたら血の川が見えてきた。キスは誰かが死んだんだろうと軽く考えていた。馬車を運転していた老人が悲鳴を上げた。すかさず悲鳴がしたところをみると老人がバケモノに襲われていた。
 キスは自分の爪を伸ばし戦闘準備をした。バケモノはキスをチラ見して老人を銜えて血の川に消えていった。
「あの血の川は奴がやったのか」
そう呟くとキスは馬車の馬1匹に跨り目的地に向かった。

Re: DesuQueen〜COMPLETE・TIM〜 ( No.5 )
日時: 2009/09/23 07:57
名前: vamta ◆LWiYXFuIhw (ID: c7fvzNLL)

第二話

キスは馬に乗り『悪夢の森』に向かった。それは悪魔やバケモノ、あるいはユニコーンなどの絶滅危惧種が住んでいる森。ここは観光客が多く来る所でもあるため紙くずなどゴミが散らかっている。
最近その森に狼男が出るという噂がたった。ある貴婦人が襲われたらしい。その貴婦人はまもなくして見つかったものの遺体で見つかったとされている。
実際誰も狼男を退治しようと動かなかった。キスは父よりも遥かに偉い『イット』という男に仕えている。主人であるイットはキスに狼男の退治に向かわせた。
狼男の毛皮は高価で魔族達にも高い値で売買されている。多分イットは狼男の毛皮を手に入れたいだけかもしれない。
馬を連れて森に入ったキスは黒いドレスを自分の爪で引き裂き、動きやすくした。そしてオシャレとして付けていた帽子ももぎ取りそこらへんに捨てた。戦闘の時は思いっきり邪魔なのだ。
10分程度歩いたところにツリーハウスがあった。それはよく森に来ているキスでさえ見たことのないツリーハウスだった。中からとんがり帽子を被った若い魔女が出てきた。キスのほうに気づいたらしく不気味に笑った。キスは目を合わせたらいけないと目をそらした。その数秒後音1つ立てずに魔女は消えていった。


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