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恐怖の味 〜チョウリシテアゲルヨ?〜
日時: 2009/09/26 11:30
名前: ちょもりん (ID: r9WvvYgW)

(o´・ω・`o)ノ゛ コンニチワワ♪

どうもコメディ・ライトのほうでも書かせてもらってる、ちょもりんどぇーす。

詳しくはあんまり決めてないのですけど、、
まぁグロも10分の1ぐらいはあるのかな?(あらわすのが下手だから、、)

挨拶はこれぐらいにしましてぇー(は?)

登 場 人 物—————

レイ ♀ 主人公。幽霊。もとは料理人なりたかった。

鈴祢 スズネルイ♀ レイの双子の姉。レイ思いの優しい姉。

香川 智洋カガワトモヒロ♂ レイの彼氏。優しく、
頼れる存在。

鈴祢 眞子スズネマコ♀ レイ、涙の母。レイ、涙に暴力を振るってきた。

関螺 吹雪セキラフブキ♂ 職場でのレイの先輩。何かあるとレイに対してすぐ怒る。

ソプラノ ♂ 音楽が大好きだった、ハーフの少年。幽霊で苗字は「響」というらしい・・・。

ココロ ♀ 幽霊。以外におっちょこちょいでレイと仲良し。

ランチェス・ジュリア♀ お嬢様。でも謎。レイを幽霊にさせた。

ほかにもたくさん主な人物がいるけど各話ごとに、
書きます。

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Re: 恐怖の味 〜チョウリシテアゲルヨ?〜 ( No.1 )
日時: 2009/09/26 11:54
名前: ちょもりん (ID: r9WvvYgW)

1

ジュ————————

この音が私は大好き。

食欲をそそる。

お母さんの手料理。

綺麗な盛り付け、優しい味。

スープの音を立てずにのんだり、
ティーカップの持ち方、
チーズの上品な食べ方。

お母さんにすべて教えてもらった。

そんなお母さんはここにはいない。

もう消えたんだ。


小学校からずっと通ったお料理教室。
もう10年は経っただろう。
私は、二十歳ハタチになる。

「零、すごいぞ!合格だ。」

小学校からのシェフの夢が見事に叶った。
でも、嬉しくなかった。

11才のとき—————


姉の涙と門限を切ってまで遊んだことが一度あった。

友達の家で、料理を作っていた。

門限を切ったことは一切ない。そのせいでか、

親は心配した。かなりやつれてたかも知れない。

ワイン、焼酎、日本酒、ビール、カクテル、チューハイ。

あらゆる物を飲んだ。


「お母さんっ!ただいま。遅くなって御免なさい。」

「・・・・カエッテクルナヨ。」

「お母さん・・・?これ、、作ったの。。」

バンッ

「あっ!」

お母さんに叩かれた。

それと同時に、私が作ったケーキはグシャグシャのまま床に落ちた。

「あんた達なんかあたしのこどもじゃないわ!!!」

お母さんが短気なのは分かってた。

自分達が悪いのも分かってた。

でも、料理のことなら喜んでくれたお母さんなら、受け入れてくれるとも思った。




ごめんね。


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