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怖い物語〜短編集〜コメント求むww
日時: 2009/10/03 12:00
名前: 勇人 ◆NC1AxUg.ec (ID: DrxGkANi)
参照: 元、紅だけど何か?

初めまして、勇人です。
正直言って短編集とか、下手ですww
でも、まあ宜しくお願いします。

「物語と現実」>>1
「殺しに行くよ?」>>5
「君は誰?」>>7
「呪い唄」>>8

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Re: 怖い物語〜短編集〜 ( No.3 )
日時: 2009/10/02 19:03
名前: 勇人 ◆NC1AxUg.ec (ID: DrxGkANi)
参照: 元、紅だけど何か?

>>2
ありがとうございます!

Re: 怖い物語〜短編集〜 ( No.4 )
日時: 2009/10/02 19:33
名前: クローミー ◆5VWsjySF$W (ID: NeElsyZE)
参照: 元ファーナっすww

こ、こわいけど!
文章力ありすぎ!

Re: 怖い物語〜短編集〜 ( No.5 )
日時: 2009/10/02 19:52
名前: 勇人 ◆NC1AxUg.ec (ID: DrxGkANi)
参照: 元、紅だけど何か?

「殺しに行くよ?」

ねえ、知ってる?
「5642194」っていう、電話番号の電話にでると、殺されるんだって。
え? 嘘じゃないよ? 本当にあったんだから。
私だって、それで死んだから……。

「行って来まーす」
いつも通りに、学校に登校していた。
昨日よりも、すごく沢山降っている。
まるで、バケツをひっくり返したようだ。
こんな日に限って、嫌なことがおきるんだから……。
毎回、雨の日の気分は最悪だった。
友達と遊べない。外で鬼ごっこもできない。最悪だ。
もうすぐ運動会なのに……。大丈夫かなあ?
とても不安になる。
「おはよー」
土砂降りの雨の中、すみれ色の古い傘をさして、秋菜が来た。
「秋菜! なんか今日遅かったけど、どうかしたの?」
「え……?」
秋菜は黙り込んだ。
何も喋らない。秋菜らしくない。
「どうしたの、秋菜? 秋菜らしくないよ?」
「う、うん……。実は、お母さんが交通事故で死んじゃって……」
「えええぇっ!?」
思わず叫ぶ。
あのしっかり者の、翠さんが!?
嘘だ! 嘘に決まってる!
でも、秋菜のあの顔……。
嘘じゃ……ないんだね……?
「そしてね、お母さんが死ぬ前にね、5642194っていう電話番号の電話が、かかってきて……」
秋菜は泣きそうになっている。
「それでね……。電話にでたら、「殺しに行くよ?」って、小さい女の子の声が聞こえたんだって……」
秋菜の頬に、涙が一筋……。
かわいそうだ……、秋菜。
「大丈夫、そんな暗いこと忘れよう! ね?」
「うん……」
秋菜の顔には、笑顔が戻っていた。

そして、時は流れ、下校時刻。
「じゃあねー」
「ばいばい、秋菜」
秋菜と別れて、1人になった。
雨はまだ、降っている。
本当に今日はジメジメしてて、最悪だったな……。
なんか、おこんないかな?
そう願った瞬間だった。
トゥルルルルル! トゥルルルルル!
沈黙をぶち壊す、携帯の着信音。
「5642194」っていう電話番号。
私は電話にでた。
「もしもし?」
「ウフフフフ……」
幼い女の子の、笑い声。




「殺  し  に  行  く  よ  ?  」

Re: 怖い物語〜短編集〜 ( No.6 )
日時: 2009/10/02 19:54
名前: 勇人 ◆NC1AxUg.ec (ID: DrxGkANi)
参照: 元、紅だけど何か?

>>4
ありがとうございます!
文章力ありすぎなんて……、とんでもないですww

Re: 怖い物語〜短編集〜 ( No.7 )
日時: 2009/10/03 09:56
名前: 勇人 ◆NC1AxUg.ec (ID: DrxGkANi)
参照: 元、紅だけど何か?

「君は誰?」

ねえ、ドッペルゲンガーって知ってる?
え、知らないの? じゃあ、教えてあげる。
ドッペルゲンガーってのは、もう1人の自分。
この世のどこかに、いるんだって。
ドッペルゲンガーは、自分と見分けのつかない程似てるけど、違うところが少しだけあるんだ。
まず性格。
とっても優しい人のドッペルゲンガーは、とっても意地悪なの。
逆に、とっても意地悪な人のドッペルゲンガーは、とっても優しいの。
簡単に言えば、性格が全く逆なんだ。
だから、もしお姉ちゃんがいたとするよ?
そのお姉ちゃんは、とっても優しいの。
そのお姉ちゃんのドッペルゲンガーは、とんでもなく意地悪ってわけ。
で、次は見た目。
さっき、自分と見分けのつかない程似てるって言ったよね?
でもどこかにね、見た目でも違うところがあるの。
例えば、目の色。
もし、私の目が濃い茶色だったら、私のドッペルゲンガーは、エメラルド色の目だったりするの。
そして、黒子とか。
私には、黒子なんかないのに、ドッペルゲンガーには、黒子があったり……。
そして最後。
これは違うところじゃないけど……。


自分のドッペルゲンガーと出会ったら、弱い方が死ぬんだって……。
さあ、これで説明は終わり!
では、私が死んだときの話をするよ……?

「おはよー!」
いつも大人しいはずの美里が、元気よく、私に挨拶する。
「お、おはよ……」
私は驚いて、小さい声で挨拶した。
……なんか美里、いつもと違う……?
ううん、考えすぎだ。
きっと今日、なんか嬉しいことがあったんだろう。
例えば、とても元気で可愛い赤ちゃんが産まれたとか。
まあ、いつも通りに接しとこう……。
「ねえ、美香」
「なあに?」
「今日、体育楽しみだね〜!」
「……!」
背筋が凍りつく。
嘘だ! なんで体育が嫌いな、美里が!?
やっぱりいつもと違う!
何かあったのか!?
それとも……!?
ううん、やっぱり考えすぎだよ……。
やっぱり気分がいいんだ。いつもと違って。
なんだか、昨日マラソンして楽しかった〜……とか。
ふと目を見てみる。
「……!?」
嘘だ! これは嘘だ! 幻覚だ!





美里の目が……、血のような赤になっている……!
「ねえ、美里……」
「ウフフ、なあに、美香?」





「あなた……誰?」
「……え?」
美里は目を見開いている。
「あなたは、誰なの? ……あなたは、美里じゃない。誰?」
「じゃあ、あなたこそ美香じゃないわ」





え?
「本当の美香はここにいる……」
美里の指差す先には……!









血に染まった目をした、私……!!



「今、楽にしてあげるから」


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