ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 怖い物語〜短編集〜コメント求むww
- 日時: 2009/10/03 12:00
- 名前: 勇人 ◆NC1AxUg.ec (ID: DrxGkANi)
- 参照: 元、紅だけど何か?
初めまして、勇人です。
正直言って短編集とか、下手ですww
でも、まあ宜しくお願いします。
「物語と現実」>>1
「殺しに行くよ?」>>5
「君は誰?」>>7
「呪い唄」>>8
- Re: 怖い物語〜短編集〜 ( No.1 )
- 日時: 2009/10/02 18:05
- 名前: 勇人 ◆NC1AxUg.ec (ID: DrxGkANi)
- 参照: 元、紅だけど何か?
「物語と現実」
私は、物語を書くのが大好きだった。
書いた物語を、兄に見せていた。
毎回、兄は「上手く書けてるじゃないか」と褒めてくれた。
嬉しかった。だから書き続けた。
これから書くのは、確か18番目の物語……。
兄の歳と同じだ……。
でもそんなことは気にせず、空色のルーズリーフを開き、書き始めた。
兄は、気分転換にドライブに行った。
「夕飯までには、帰ってきなさい」と、お母さんは行きかけた兄に、叫んだ。
私は、兄を笑顔で見送った。
一方、兄は大変な目にあった。
兄は、黒猫10匹に襲われ、食べられて死んだ。
一方、家では。
「お兄ちゃん、帰って来ないね……」
私はつぶやいた。
「そうね……」
お母さんは、心配そうに言った。
「まさか……!?」
私は家を、飛び出した。
あれから約10分。
私は、兄がドライブに行くと言っていた場所に、着いた。
そこには、兄のターコイズブルーの車と、血に染まった真っ白のTシャツがあった……。
「ふう、やっと書き終わった……」
私はタメ息をついた。
そっと空色のルーズリーフを閉じ、階段を下りた。
「お兄ちゃん! 物語書き終わった……よ?」
兄は、出かけるとき用の、白いTシャツと真っ黒のジーンズを着ていた。
「お兄ちゃん? どっか行くの?」
「うん。気分転換に、ドライブでも行こうかと思って」
兄は、微笑んで言った。
そして兄は、外に出て、ターコイズブルーの車に乗り込んだ。
「行って来まーす」
兄は叫んだ。
「夕飯までには、帰ってきなさい」とお母さんも叫び返した。
私は、兄を笑顔で見送った。
そして、1時間という時間が過ぎた。
「お兄ちゃん、帰って来ないね……」
私は静かにつぶやいた。
「そうね……」
お母さんは、心配そうに言った。
ここで、ふと思った。
これは、私の書いた物語と同じだ!
このままだと……!?
私は家を、飛び出した。
そして、約10分。
兄がドライブに行くと言っていた場所に、たどり着いた。
そこには、ターコイズブルーの車と、血に染まった真っ白のTシャツと、黒猫が10匹……!!
- Re: 怖い物語〜短編集〜 ( No.2 )
- 日時: 2009/10/02 18:10
- 名前: ワンピース (ID: n9Gv7s5I)
なんか面白そうですね。
僕、怖い話好きなんです。
頑張って下さい。
この掲示板は過去ログ化されています。