ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- TRIGGER
- 日時: 2009/11/25 18:57
- 名前: houki (ID: 3NNM32wR)
久し振りに小説でも書こうかなと思っている今日この頃。
昔はライフみたいな小説を書いていましたが(笑
今回はシリアスなものを目指そうと思います。だって今のはやりはそうでしょ←
大好きなのは伊坂幸太郎と東野圭吾とか。あとあれですね。漫画は全般的に大好きですよ。特には鋼の錬金術師とか、Dぐれとか。まあ頑張りますwネタかぶりは黙認でよろしくw←
主要キャラクター設定
主人公:ロック・ブラスター 25歳
階級 司令官 TA部門(技術部門)
ベロニカ・バーグ 20歳
階級 補佐官 TA部門(技術部門)
エディス・マクバーン 26歳
階級 副官 TA部門(技術部門)
目次 >>20章>>31章>>42章>>53章>>64章>>75章>>86章>>127章
- Re: TRIGGER ( No.1 )
- 日時: 2009/10/10 19:04
- 名前: houki (ID: 9wHf9u2B)
目次。
あぁ、小説の題名とか?決めなきゃいけないこと忘れてました←時間がたてばきっと付くでしょう(おい
私みたいなのろま野郎でも小説はきっと書けます。いや、信じてます。まじで(死
- Re: TRIGGER ( No.2 )
- 日時: 2009/10/10 19:04
- 名前: houki (ID: 9wHf9u2B)
0章__________________
世界には「やってはいけない」ということが沢山存在する。麻薬、殺人、盗み、自殺……
そして、『黒術』。僕ら術士の中では当たり前のようなことだった。『黒術』、その力は禁忌。その力を持った者は何かしらの罰を受けなければならない……。
分かっていたはずなのに、僕は———。
僕は———
- Re: TRIGGER ( No.3 )
- 日時: 2009/10/10 19:04
- 名前: houki (ID: 9wHf9u2B)
暗闇の中歩く僕は、何を目印に歩いて行けばいいのだろうか。
I can't see it..
第一章
兵士として扱われる術士の存在に、ベロニカ・バーグはあきれて仕方がなかった。しかも有能な自分がTA(テクニカル・アディス)なんていう下から2番目の地位だなんて。御蔭に配属されたのは、何?技術局じゃない。あーしんど……。
「これなら田舎暮らしのほうがましじゃない」
そう思って開けた技術局の扉。でも、それは私にとってかけがえのない時間、そして私が『術』を研究して良かったと初めて思える場を、与えてくれる場所だった——。
そしてあの扉を開けてから一ヶ月目の今日。
何故かハイジャックに遭遇してしまった私は、縄で拘束されている中、自分の運命とやらを呪っていた。
「なんで私ってこんなに運が悪いんだろうか…くそ、この縄もほどけないし…こんなじゃ術が使えないじゃない…」
上司とも連絡が取れない(というか取る方法さえない)、術が使えない、あげくの果てにこのハイジャック犯、そうとう凶悪ときてる。
泣き叫ぶ子供の声、「やめて!!」という女性の声、喚く男の声—あぁ〜!!とりあえず五月蠅いから黙れお前ら!!
汽車は止まるそぶりすら見せずどんどん進んでいく。終いには冥土の果てに行ってしまうんではないかと思わせるくらい。
あぁ……早くここから解放されたい…
と思ったその時、
来たのだ。
あいつが。
- Re: TRIGGER ( No.4 )
- 日時: 2009/10/10 19:05
- 名前: houki (ID: 9wHf9u2B)
やっと来てくれましたか。遅いですよ。
Don't late!!
第二章
「—————ロック司令官」
やっと来てくれた。我が技術局の司令官。そして私の信頼するただ一人の男の人。黒色の髪に吸い込まれそうな漆黒の目。そしてやる気のなさそうな顔。そう、これこそ————
って、おい!
「今はやる気がないと困るんです、司令官!!!」
どーんと一喝。でもすぐにこの人は、私のつっこみとも言うべき発言を破壊してしまう。
「君が間違ってこんな列車に乗るからいけないんだろう、補佐官さん?」
そうなのだ、私が間違ったのだ…って、えぇっ?
だってこれは午前10時25分マヌート行きの列車だったはず…確かに確認したはずなのに??なんで?もしかして私、とうとうヤバい頭になってきた?
「君が乗ったこの列車、系統番号をしっかりと確認したか?」
系統番号…?確かあの列車は…798!そしてこの列車は…978!違う列車だ…。
あいにく、私のミスでした、上官殿。そう言おうとしたときに、銃声がこだました。しかも連発して、すごい数の。
—————バーン、ババン、バン!!!
—————ドオオオオオン!!!
一瞬にして血塗れた車内。苦しみ悶える人々。これは一体…?そしてなんで乗客は抵抗しないの?ただただ泣いてるの?
ハイジャック犯までなんで泣いてるの?分からない、わたしには分からない———!!!
そうして、上官が言った。
「つまり、君は、大心中を起こす列車に乗り込んだ訳さ」
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