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- TOP 10 化物戦争
- 日時: 2009/10/13 22:16
- 名前: ディールズ (ID: c.8q4OQv)
感想宜しくお願いします╲(^ヮ^♪)╱
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世界には必ずトップの10人がいる。
ただ自分がその中に入っていると知らないだけ。
そのトップの10人が明らかになった新世界、
『TOP10』
その『TOP10』が、新たな火種をうみだす。
何故『トップ10』を明らかにした?
不思議には思ったけれど、
誰も問いだそうとはしなかった——。
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- Re: TOP 10 化物戦争 ( No.1 )
- 日時: 2009/10/14 17:19
- 名前: ディールズ (ID: c.8q4OQv)
「ぶっ殺して!俺もトップに入ってやらぁ!!」
『TOP10』が明らかになった以上、その座を狙う
者は、沢山いる——。
「はいはい、ではまず」
その言葉におびえる弱者、
『TOP10』の唯一の日本人。
つまり、日本1強い者。
「私に勝てたらね!」
戦城月 雪姫(せんじょうつき ゆきひめ)。
——ざしゅ!
「え?」
飛び散る血液。見えない一撃。
一瞬、いや、詳しく言えば、一瞬しか
思考する時間がない。
分からない、何が起きた?
何を武器に傷をつけた?
「何…を武器…に」
「…自分の傷口を見ても分からないようね、
そんな馬鹿は、トップに入れないわ。」
「とどめをさそう」と、手を振り上げ…
見える一撃を、決めた。
——ざん!
殴り、だった。
血を吐く低脳者。
まともに戦えもしない、『弱者』。
「見えるように殴ったら威力落ちちゃったな、
うん、スピードって大切。再認識」
満足げに、満面の笑みの雪姫。
「やりすぎじゃねーの?」
木から姿を現す雪姫の付き添い。
「トップ3の癖に馬鹿な事を言うべからず!
分かった?オズ!」
「はいはい」
と、適当に返事をし、話題を少々変える。
「救急車、呼ぼうぜ」
「何それ!?ここ日本だよ!?警察に捕まるよ!」
「阿保、警察だって『TOP』には口出しねーよ」
そう、「出来ない」恐くて、できない。
「…そうだったね」
そういう世界、話すらかけてもらえない。
いくら強くたって、失うモノ、あるいは失わなけれ
ばならないモノだってある。
「『お前らは1度死ね』、だったわね。
強者がいるから世界が荒れるんだって」
確かに一理ある。あるけど、強者とは死ぬまで
価値のないモノなのか?
そこまで言われなければならない存在か?
『TOP10』は強いけど、
強者の誇りなんて、何1つとて、ない。
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