ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 幻
- 日時: 2009/10/24 18:06
- 名前: 修行 (ID: dSN9v.nR)
- 参照: ロックいたします。ありがとうございました。
登場人物
斬
自己中心的。ただ強すぎる。
蛇眼丸の刀「蛇眼大蛇丸刀」を持つ。
この刀には恐ろしい力を秘めている。
幻三郎
自分の体が幻だと思うことによって幻術という者が使えるようになる。
幻三郎に勝てる相手は斬。ただ一人だけ。
蛇眼丸
蛇の目を持つ者。その目を見た者は石となって固まってしまう。さらに、指一本触れただけで粉々だ。
これであの刀を持てばどうなることやら・・・
元幻三郎のライバルだった。今は存在しない。
斬は「蛇眼丸は殺した」と言った。
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- Re: 幻 ( No.4 )
- 日時: 2009/10/18 08:54
- 名前: 修行 (ID: dSN9v.nR)
「お前は何者だ」
斬が質問すると銃を向けたまま
にやけて
「おめぇの命は数奇様が頂くぜぃ」
と銃を撃った
当然、斬には当たるだろう
が、銃弾が跳ね返った
予想外の事が起きるも数奇には殺気のオーラが漂っている
「1の術」
数奇は煙を出して消えた
「そんな所に隠れては見つかる」
斬は刀を投げつけた
「ぐわーやられたー」
演技くさい声
と上空から1型の刀を飛ばしてきた
丁度斬の刀が戻ってきて軽く跳ね返した
「何をしたい。俺にはそんな攻撃など蟻からウケているようだ」
「これから始まります。ようこそ数の奇妙なミュージカルへ」
性格がまたも一変した
- Re: 幻 ( No.5 )
- 日時: 2009/10/18 09:27
- 名前: 修行 (ID: dSN9v.nR)
「お前の汚いミュージカルなど見たくも無い」
と帰っていった
「3の術」
両手を重ね合わせる
すると、黄色いものが出てきた
「気絶しなさい」
黄色いものは気絶を齎すらしい
—フンッ、この臭いには気絶をもたらす。早く嗅げ—
「そんなものに俺が気絶すると思うか」
斬は黄色い空気中の中に入っていく
—そのまま前だ。ケケケケ、これで終わりだな—
斬は刀を下ろした
空気中の温度が低下した
「これで完了か!このまま持ち帰って改造してあげようじゃねぇか!」
—ん?待て・・・。アイツがいない。あの臭素もないぞ?—
周りを見渡す
「お前は甘すぎる。黄色の舞だ」
数奇のつけていたガスマスクを刀で取った
すると、刀の先から黄色いものが出てきた
刀の先を数奇に突っ込むと白目になった
数奇が地面に強く叩き降ろされると「グヘッ」と声をあげる
「まだ息があるようだ。さっさと殺して修行だ」
・・・
「ヴォ、ヴォレ、反省するよ・・・。ごめん。これから何もしない。助けてくれよ!見逃してくれ。アンタは十分強い。強いものは弱いもの虐めしないだろ?」
「断る。本当の強さはどんな者でもどんな状況でも殺すことにある」
「ひえええぇ!」
数奇は見えない糸で遠くの方に逃げていった
「お前は許さない。俺に汚いミュージカルを見せたから」
斬は刀を軽く振ると風のカッターが飛んでいった
「グワァアァァァァァァァアアア!!!」
数奇は真っ二つに割れた
「さっさと修行だ」
とまた森の中へと入っていった
- Re: 幻 ( No.6 )
- 日時: 2009/10/20 23:55
- 名前: 修行 (ID: dSN9v.nR)
一方、幻三郎は・・・
「危ない奴だ。普通の奴では私の体は斬れまい。頬に傷つけるとはな・・・。あの刀さえ奪えばこっちのものなのだがな・・・」
考え込む幻三郎
「こんな考えている暇に修行しないとな。あいつは変幻空間を切り裂ける。切れぬよう変幻空間をもっと強化しないとな。しかし、どうせあの刀に斬られてしまう」
幻三郎は胡座をかいて瞑想した
すると幻三郎の体が段々と消えていく
「変幻」
そう呟くと完全に消えた
変幻空間に入った幻三郎
「光の速さになるのはどうしたらいいんだ」
なぜか車が置いてある変幻空間
そう、いつもの移動手段は車
木魚が頭で鳴り出した
ポ ポ ポ チーン
「よし、光になればいいんだ」
「光になるには物凄い力が必要だな。これを体に染み付けないと。大切なのは毎日の修行」
変幻空間上で瞑想を始めた
「幻光」
頭だけが光になっただけだった
見事失敗だった
頭だけが飛んでいった
「幻止」
頭が光を吸収
普通の頭に戻った
- Re: 幻 ( No.7 )
- 日時: 2009/10/22 01:00
- 名前: 修行 (ID: dSN9v.nR)
「ヒッヒッヒ。俺のこの手で斬の刀を圧し折ってやるってよ」
刀折りで有名の折山が斬の刀を折ろうと企んでいた
その隣にはもう一人
「フッフッフ。俺のこの手で斬の心臓を突き破ってやるっぞ」
心臓破りで有名の突破が斬の命を取ろうと企んでいた
さらにもう一人
「ヘッヘッヘ。ただ殺す」
三人の中でも凶悪なオーラが漂う。
指折りのプロの暗殺者神京だ
三人は既に斬がいる森にいた
「完成」
木が一瞬にして無くなった
「これは強すぎる技だ」
頷く斬
「この技の名前は空間殺法でいい」
脳で指定した空間の範囲を空間ごと斬る
空間はやがて戻る
三人はその修行風景を見ていた
「神京さん、あいつ強すぎますよってよ」
折山が可笑しな口調で話す
とその言葉に突破が続いた
「そうですそうですっぞ。あいつ怪物ですっぞ」
その言葉に神京は冷静に受け止めた
「三人いるだろ」
「そ、そうですよねーってよ」
「そ、そーですよねーっぞ」
これから斬暗殺実行する
- Re: 幻 ( No.8 )
- 日時: 2009/10/22 22:57
- 名前: 修行 (ID: dSN9v.nR)
「お前ら何者だ」
斬に見つかってしまった三人
「お、お前、どうやって俺たちを見つけたっぞ!」
「お前をこ!」
折山が「殺しにきた」と言う所だったが神京に口を止められた
神京は突然土下座をした
「私たちと組みませんか」
斬は
「断る。お前らを信用できない」
きっぱり断った
「だったらこの技を見せてあげますよ」
この辺りにある普通の雑草に手を翳した
手からは光を放ち雑草に当たった
「さぁ、抜いて見てください」
「なめてるのか」
「さぁさぁ、やってみてください」
斬は目を光らせ刀で斬った
カキン
と効果音が響いた
「なぜだ」
雑草は無事だった
「さっすがー神京さんってよー!」
—神京?何処かで聞いたことがあるな—
「私の力はあらゆるものをダイヤモンド化にすることができるのです。その刀では斬れませんよ・・・ヘッヘッヘ」
「ダイヤモンド・・・。俺はダイヤモンドを斬ることができるはずなのだが」
斬れないものがないと思っていた
斬は修行が足りないと受け止めた
「ヘッヘッヘ」
「お前の力は認める。だが、ここで死んでもらう。お前のような者が仲間になるといつか俺を裏切るだろう」
何がなんでも仲間に入れない斬だった
神京は下半身から消えていった
「折山、突破。僕は仕事があるんでね、帰らせてもらうよ。」
「そ、そんなぁあ!」
「大丈夫。君たちをダイヤモンド化にしてやるよ!プラスUMMパワーをつけてやるよ。UMMは時間制限があるから気をつけて。ヘッヘッヘ」
不気味な笑いと共に消えていった神京
「逃がしたか」
折山、突破に青い神秘的なオーラが漂う
そして、輝く
「ヒッヒッヒ、神京さんよーってよ。こいつ殺して戻るってよ!!」
「フッフッフ、俺の体に神の力が宿ったような感じがするっぞ!!」
明らかに可笑しくなる二人
斬はそのオーラによって身動きが取れなくなっていた
「あ、あのオーラは何だ・・・」
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