ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 銀色の馬車
- 日時: 2009/10/16 18:01
- 名前: 迦焔 (ID: bfLmeFkK)
皆さんよろしくお願いします、迦焔です
無愛想なタチですが悪気はない(と思う)んで
許してください
あとたまにめっさテンションが高くなりますが
その時は無視してください。
荒らし様は今すぐお帰りください。
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- Re: 銀色の馬車 ( No.4 )
- 日時: 2009/11/02 16:56
- 名前: 迦焔 (ID: bfLmeFkK)
第一夜
「なんだ・・・コレ?」
俺——「アーベルジュ・トラジデイ」の手の中には「鍵」がある。
銀と赤の縞模様で、飾りは一切ない、質素なものだ。
それにしても、なんなんだろう、コレ——
その時。
「ア—————ベルっ♪」
後ろから声をかけられる。
振り向かなくてもわかる、この声は花月——風鳥院花月のものだ。
ゆっくり振り向くと、やっぱり「女」そのものの顔がある。
女よりも女らしいが、花月は男だ。なんでも、花月の武器「糸」を使うには、体の柔軟性が必要なんだからだそうだ。
ああ、前からも人が歩いてくる。
「あ・・・アベル、花月」
鋭いこの声は、「イ・ヨンス」。
ああ、なんでこんなに多国籍かって?
それは、ココ——この施設が、「赤の刀」だから。
今の王朝、「銀の馬車」を滅ぼすために作られた。
能力のある子供が世界中から金で集められ、「調教」される。
すべては、「銀の馬車」を滅ぼすために——
- Re: 銀色の馬車 ( No.5 )
- 日時: 2009/11/11 17:05
- 名前: 伽焔 (ID: bfLmeFkK)
第二夜
もうすぐ、「授業」が始まる。
授業といっても、そこは暗殺組織であるからにして、普通の授業なんかじゃない。
大きく分けて、種類は3つ。
「洗脳」、「言葉」、「能力」に分かれる。
「洗脳」は文字どうり、どれほどいまの「銀色の馬車」が腐ってるかっていうのを教えられる。
「言葉」は英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ルーン文字、古代ギリシャ語、ヘブライ語を
主として教えられる。
「能力」もそのまんま。
今から始まるのは、「能力」の時間。
戦闘能力を持つ子と、非戦闘能力を持つ子に分けられる。
俺はどっちでもないから、「呼び出し」される。
——ピルル、ピルル、ピルル……
『アーベルジュ・トラジディ、第一戦闘室に移動。
繰り返す、アーベルジュ・トラジディ、第一戦闘室に移動。』
「んじゃ、アベル、ガンバッテねー」
「いってらっしゃい、アベル……」
俺はこの瞬間がキライだ。
一人だけみんなと行動できないことがわかって、仲間
から離されるこの瞬間、俺はたまらなく寂しくなる。
ガキん頃は泣いたりしたけど、12歳という歳月が
俺に意地を張らせる。
そう、俺はまだたったの12歳。
軽く、ため息をつく。
「早く大人になりてえな……」
呟いてみるが、そんなのしたところで大人になるわけはなく。
俺は、第一戦闘室に向かった。
- Re: 銀色の馬車 ( No.6 )
- 日時: 2009/11/14 21:35
- 名前: 獄寺 (ID: l0i1WlFj)
結構面白いですね。 これからもがんばってください。【・v・】
- Re: 銀色の馬車 ( No.7 )
- 日時: 2009/11/16 17:27
- 名前: 迦焔 (ID: bfLmeFkK)
さんきゅうです
頑張ります、よろしくお願いします。
- Re: 銀色の馬車 ( No.8 )
- 日時: 2009/11/16 19:39
- 名前: 薬師寺 (ID: ZPOqFm56)
お、すごいですね僕何かと比べたらホント・・・・・
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